結婚相手を選ぶときは親の意向はほどほどに!

当たり前ですが、私たちの結婚観は自分が育った家庭環境の影響をとても大きく受けます。

両親が健在であったかということから始まり、両親の仲の良さ、家庭内の雰囲気、共働きかどうか、親子のコミュニケーションの充実度、経済環境などなど、さまざまなことに左右されます。

周りから見れば、「そんなことを気にしなくてもいいよ」と簡単に思えてしまうことでも、子どもの頃から刷り込まれてきた経験に対する思いはなかなか抜けるものではありません。

 

ただ、

親御さんの結婚観を引きずると婚期がどんどん遅れてしまうかもしれませんよ。

 

先日、とても良い雰囲気でお相手と交際を続けられていた男性のお客様が、突然お断りされてしまいました。

先方相談所へ理由を尋ねたところ、お相手のご両親が、娘様の結婚相手の学歴や職業にとてもナーバスな方々で、ご本人も最終的にはその価値観に流されてしまったようです。

 

また、ご自身が子どものとき、お母さまがいつも家にいてしっかり面倒を見てくれた男性であれば、「やっぱり、女性は家にいて子どもの世話をしっかりすべき」という考え方になりやすいです。

それで、結婚相手を探すときも、専業主婦になってくれる女性を条件にしてしまうのです。

 

もちろん、結婚にはどうしても、最終的に「家」がつきまとってしまいます。

そのため、親御さんの意向を完全に無視できるわけではありませんし、するべきではありません。今まで大事に大事に育ててくれた「親」への恩義は絶対に忘れてはいけません。

 

とはいえ、時代の変化は非常に激しいです。

数十年前の常識が非常識になっていることは、とても多いです。

 

学歴が高いことや一流企業に勤めていることは、今でも強いステータスになりますが、ネットやSNSの凄まじい発展により、そんな条件を満たしていない人でも大きな成功を得られる時代です。

また、男性全体の収入が上がりにくい中で、男性が専業主婦希望の女性にこだわりすぎると、将来に向けて経済的に不安定になってしまう可能性もあります。

 

そうした時代の変化に応じた、あなたにとっての幸せな結婚相手を見つける

 

そんな姿勢がとても大切です。

親御さんには心から感謝しつつも、親御さんの結婚観に囚われすぎず、あなたとあなたの家族になるお相手が幸せになれる方向性を大事にしてくださいね。

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