時には、勇気ある撤退も

時間をかけてお見合いをして、交際を始めると、なるべく長く続けたいと思うのが、一般的な人の心情だと思います。

特に、お見合いが成立するまでに時間がかかっていたりすると、なおさら「もったいない」という気持ちが出てくるかもしれません。

 

もちろん、これまでのブログなどで書かせていただいているように、お見合いから交際に至るまで、お相手の気持ちを大切にしてコミュニケーションを取ることが大前提ではありますし、必要に応じて、いざという時は、多少は無理して信頼関係を深めることも欠かせませんが、「無理」と「無茶」は違います。

時には、先に進むために、自分からお断わりを入れる勇気が必要なこともあります。

 

私は、そのようなケースは少なかったですが、33回もお見合いをすれば、中にはそのようなこともありました。

ある方と、お見合いから交際に入り、何度かお会いして、少し遠い所まで出かけたこともありましたが、お相手が体調を崩したことがきっかけで、なかなか会うタイミングがなく、メールなどでのやり取りになったことで、お互いに誤解などが重なり、コミュニケーションがうまく取れなくなりました。

こちらとしても、なるべく修復できるように歩み寄ったつもりでしたが、お相手は、どうしても私が一方的に悪かったと決定づけたいようでした。

 

私としては、長い結婚生活を過ごすためには、何かすれ違いが起きても、どちらかが一方的に悪いなどの議論ではなく、お互いに歩み寄って、建設的なコミュニケーションを図れることが、ほとんど唯一の譲れない条件にしていたので、残念な気持ちもありましたが、こちらからお断わりしました。

婚活は、ある意味で、時間との闘いでもあります。ひとつひとつの出会いを本当に大切にしながらも、時には、冷静に「撤退」の判断をすべきこともあります。

「熱さ」と「冷静さ」を上手に使い分けて、少しでも早く、納得できる結婚相手を見つけてくださいね。

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