結婚したい人の割合は、減っている??

晩婚や非婚、「ぼっち婚」などという言葉が注目を浴びだして久しく、一部の若者の中では、「結婚はコスパが合わないから」という理由で結婚を避ける人たちがいて、ますます結婚が遠いものになっている印象がありますが、本当にそうなのでしょうか?

 

少し前になりますが、国立社会保障・人口問題研究所が、2010年に、「第14回出生動向基本調査」結果を発表しています。

この調査は、18歳~35歳未満の方が対象なので、個人的には、もう少し上の年齢層まで対象にしてほしかったなと思いますが、結果を見ると、

「いずれは結婚する意思がある」は男性86.3%、女性89.4%

「一生結婚するつもりはない」は男性9.4%、女性6.8%

となっています。

 

9割近くの方が、結婚する意思があるという結果で、少し安心しますね。

もちろん、個人がどう生きるかは自由なのですが、あまりに結婚しない人が増えると、社会が維持できなくなってきますからね。

 

「1年以内に結婚するつもりはない」という人の割合も、5年前の2005年に比べて、各年代とも微減していますので、この結果から見る限り、晩婚化の流れも少し収まりつつあるのかもしれません。

価値観は多様化してきていますが、ほとんどの方は、いずれ結婚したいと思っているということで、ホッと一息という感じですが、この「いずれ」というのがクセものなのですよね・・・。

1年後でも10年後でも、「いずれ」には変わりありませんから。

 

私も、ずーっと、「いずれ」結婚できると思っていました。

でも、その「いずれ」は、やって来ませんでした。そのことに気付いて、一生懸命に頑張って、何とか乗り越えましたが、もう少し遅ければ、決定的に、婚活市場から追い出されるところでした。

 

妻も、同じことを言っています。

相談所に登録した際に、「今気付いて良かったですねー!」と言われたそうです。

 

結婚したい人の割合は減っているか?

その答えは、必ずしも、大きく減っているわけではなく、9割以上の方が「いずれは結婚する意思がある」ということです。

 

ただ、それは、「いずれ」結婚しようと思っている方の割合なので、「いずれ」が永遠にやって来ないということがないように、「今」、頑張っていただきたいなぁと思ってしまいますね。

いたずらに結婚を煽る気は全くありませんが、経験的に、婚活にも時間がかかりますし、結婚しても、いろいろと時間がかかることが多いですので、時間を大切にしていただきたいと願うばかりです。

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