お見合いでうまく行かないときにも、「次に活かす」気持ちが大切です

「よし、今日はお見合いだ!」とワクワクドキドキして、張り切って、お見合いに行っても、お会いして5分も経たないうちに、お互いに「ん??違う・・・」と分かってしまうことも、数をこなすうちには、時々経験してしまうものです。

そのとき、「あ~ぁ、せっかく貴重な休日を使ってここまで来たのに~!」と単純に不愉快な気持ちになって、ただ時間が経つのを待つことも自由です。

逆に、「この方とは相性が合わないようだけど、自分が異性に対してどのように感じたり、異性からどう思われているのかを参考にしたりするためにも、しっかりお話してみよう」と思うのも自由です。

 

私も、33回もお見合いを経験しましたので、中には、「あれっ?せっかく忙しい中、時間を作って来たのになぁ・・・」と思ってしまうくらいに話が合わないこともありましたし、そのようなときは、正直、がっくりしたものでした。

それは仕方ないですよね。人間は、感情の動物ですから。

 

でも、そういうときも、なるべく、自分が異性からどのように見られているのか、また、自分が異性のどのようなところが気になるのかを意識して、会話をするように心がけていました。

そうすると、もちろん、いつもというわけではありませんでしたが、初対面の異性会員様から、「責任あるお仕事をされている雰囲気はありますね」と言っていただいて妙にうれしくなったり、特に好意を持てなかった方から、お茶をごちそうしたときに、「ありがとうございました」と笑顔で言っていただけると気持ちよく感じて、自分がどういうことに心地よく感じるのかを再確認できたりしました。

 

相談所婚活を始めて、1回目や2回目のお見合いで、相性が本当に合う方と出会えれば最高ですが、そういうケースは、そんなに多くありません。

やはり、本気で結婚したいと考えている異性の方と多くお会いする中で、将来を考えられる方と出会えるようになっていくものです。

そのため、一見、相性が合わないと感じた方との出会いも、間接的にとても大切になります。

 

初対面の異性の方と、結婚したいとお互いが思っていることを前提に、一対一で1時間ほどもお話する機会など、日常生活では、まずありえないことです。

自分自身が、結婚を真剣に考えている異性からどのように見られているのか、逆に、自分が抱いていた結婚像が、実際に異性の方とお会いする中で、自分が本当に望んでいることなのかを確認したりできる、非常に貴重な機会なのです。

 

婚活は、本当に就活と共通する要素がとても多いです。

 

例えば、志望企業ではない面接には、あまり気分が乗らないものですが、意外にそういうときほど、自分が「素」が出てしまうことが多いものです。

そのようなときの経験を、本命の面接で活かすことができれば、本命に受かるチャンスも増えるでしょう。そのように考えれば、無駄な面接はないですよね。

 

同じように、婚活にも、無駄なお見合いはひとつもありません。

「この方とは合わないなぁ」と思っても、ひとつひとつちゃんと向き合っていくことで、自分の中の情報や考え方を整理して、少しずつ学習していくことが大切です。

「オレは、やっぱりキレイな女性がいい」「私は、何と言ってもカッコいい男性がいい」と思っていても、いろんな方とお話していくうちに、実際には、そんなことより、自分の話を聴いてくれる人がいいと気付いたりすることも、決して珍しくありません。

 

自分が結婚の条件に挙げていることが、案外、実際には外れているということもあるものです。

そこにあまりこだわりすぎず、いろんな方とお会いする中で、自分の気持ちや考え方の変化に対するアンテナをしっかり張って、ひとつひとつ見直していくことが、納得できる結婚相手を早く見つけるためには欠かせません。

ぜひ、お見合いうまく行かないときでも、少しでも何かを学んだり気付いたりしようとする姿勢で頑張ってみてくださいね!

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