自分の「好みのタイプ」って、意外にあてにならないです

結婚を真剣に考え始めると、「こんな人がいい」「あんな人がいい」といろんな思いが出てきますし、「自分の好みのタイプは、こういう人だ」などと考えるようになります。

生涯のパートナーを探すわけですから、ご自身の希望について整理するのは非常に大切ですし、結婚についてのイメージを膨らませることも欠かせない準備です。

 

しかし、ご自身が思っている理想のタイプや好みのタイプは、意外にあてにならないことがあります。

なぜなら、ご自身が今思っている「好みのタイプ」は、これまでの経験を基に判断しているものだからです。

 

当然のことですが、今までにお会いしたことのないタイプの方は、「好み」には入ってきません。

これまでの数十年、公私ともにさまざまなタイプの方々とお会いされてきたことと思いますが、お会いしたことのないタイプの方は、イメージできなくて当たり前です。

 

それが、本当にお互いに結婚したいと思っていることが大前提である「お見合い恋愛結婚」では、ご自身がこれまでにお会いしたことのないタイプの方にもお会いする可能性が十分にあるのです。

日常生活での出会いは、ご自身の生活環境に応じたタイプの方との出会いに限られますが、専用システムを通した出会いでは、いろいろなタイプの方と出会える可能性があります。

 

先日も、女性のお客様が、お見合いが終わった後のご報告で、「お写真とは印象がかなり違いましたが、ステキな方でした!」と喜びの声をいただきました。

その後のご交際でも、「今までにお会いしたことのないタイプの方ですし、私の好みのタイプではない方ですが、とても魅力的です」とおっしゃっています。

ご本人としては、かなり驚いてらっしゃいましたが、全く不思議なことではありません。

このまま順調にご交際が進むことを願うばかりです。

 

私の経験でも、自分のイメージとは違う方かなと思っても、実際にお付き合いさせていただいた方も何名かいらっしゃいましたし、自分の中で「こんな人がいい」と決め込むのはあまりおススメできません。

私の場合は、どちらかと言えば、自分は静かで落ち着いた女性が合うかなと思っていましたが、どんどん積極的に活動される女性の中にも、お付き合いまで進むことがありました。

結局は、結婚にまでは至りませんでしたが、いろいろと学ばせていただくことがありました。

 

少しでも早く、納得できるご結婚相手を見つけるためには、まずは、本気で結婚したいと思っている異性の方とできるだけ多くお会いすることが、本当に欠かせません。

1人や2人の方とお会いして、簡単に結婚まで進むに越したことはありませんが、結婚後に後悔するようなことがないように、多くの方とお会いする中で、ご自身の価値観や感覚を整理し直して、結婚生活という日常へ向けて準備する、そのような心がけがとても大切です。

もちろん、いたずらに何も考えずに多くの異性の方とお会いすれば良いというわけではありませんし、ご自身がどうしても譲れないことは決して安易に譲らない姿勢も大切です。

 

貴重な休日を使って、時間をかけてお会いするわけですから、慎重に考える部分も必要です。

多くの方とお会いすること自体が目的になって、目的と手段が逆になってしまっては、まさに本末転倒ですので。

 

しかし、今、ご自身が希望しているお相手像や条件にこだわりすぎるのではなく、「もしかすると、自分が会ったことがないようなタイプの方にも、自分と相性が合う方がいるかもしれない」と、心の片隅にでも思っておくことが、可能性を広げるために大切です。

ぜひ、アンテナを広げて、前向きに頑張っていただければと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次