「自分はそこそこ恋愛経験があるし、そんなにモテないわけでもないから、そのうち結婚はできると思う」
そんなふうに考えていませんか??
何も「結婚できない」人は、何も異性経験が少なかったり、モテなかったりする人だけではありませんよ。
お付き合いする相手にあまり困らなかったり、一度付き合ったら長く続いたりする人にも気を付けないといけない落とし穴があるのです。
それは、
ズバリ、「情」です。
特に、自分から完全に惚れてしまったお相手との付き合いや、5年・6年と長く続いたお付き合いの場合が危険です。
お相手のことを深く知っていくうちに「違うかも?」と思っても、既にその人への愛着や情が自然に強くなっていて、なかなか決断ができないのです。
友達や同僚に恋愛相談ということで話してみても、「恋バナ」に花が咲いて終わりで、結局何も進まないというパターン。
先日相談に来られたお客様も、7年付き合った彼氏に突然フラれたとおっしゃっていました。
その前は、8年付き合った人にフラれた方でした。
一番チャンスが多い20代から30代前半の7年や8年というのは、影響が大きいですね。
でも、ご本人にとって何らかの経験が得られたのであれば、それはそれで良かったことになります。
ただ、また今から7年、8年の付き合いをしてしまったら、いったい何歳に・・・ということになってしまいます。
私たちは、一度がっちり愛着が沸いたものを「捨てる」のは、本当に苦手な動物です。
使えなくなったスマホや携帯電話でもなかなか捨てられなかった経験がありませんか。
ましてや、自分が真剣に思いを寄せた相手なら言うまでもありませんよね。
でも、残念ながらそこに大きな落とし穴があるのです。
あなたが目の前の「恋人」に気持ちを引きずっている間に、婚活市場の状況はどんどん変わってしまっています。どんなに年収が高い男性でも、どんなにキレイでスタイル抜群の女性でも、婚活市場の中では年齢には絶対に勝てません。
それくらいシビアなものです。
もちろん、目の前の人と大切に愛を育んで結婚できる見通しがあるなら、それが一番良いことなので、しっかり頑張っていただきたいです。
しかし、その見通しがないのに「流れ」で時間が過ぎているなら、そろそろ目を覚ました方が良いかもしれませんね。
少し厳しい言い方ですが、そこの判断が遅れて後悔しているお客様を見て来ているので、ご縁がある人にはどうしてもお伝えしたいのです。
時間は待ってくれないということを・・・。
私たち日本人にとって、「情」は非常に大切なものであり、文化でもあります。
それは時として、世界をも驚かすほどの価値がある誇るべき文化です。
ただ、こと婚活に関しては、時と場合によって「アダ」になってしまうことがあります。
今一度、目の前の方とのお付き合い、将来の見通しがあるかどうかを見直してみてくださいね。