「あきらめが肝心」
これって微妙な言葉ですよね。
何でもかんでも欲張ってもできることは限られるから、何かを捨てて集中して頑張ろうとも言えます。
40歳からプロ野球選手を目指すような可能性がゼロのことに必死になっても仕方ないときは、「あきらめる」のが大事なのは当然かもしれません。
でも、ともすれば何かにチャレンジしてあまり頑張ってないのにうまく行かないときに、「あきらめが肝心」と理由づけることもできる便利な言葉です。
知っていましたか?
婚活においては、「あきらめが肝心」という言葉は禁句なのですよ。
合コンや婚活パーティ、ネット婚活、結婚相談所など、いろいろ自分なりに頑張って成果が出ないと、「もうダメかなぁ」という言葉が浮かんでくることがあります。
もう何をやっても無理な気がしてくるのですよね。
でも、経験的にも客観的にも、その段階であきらめるのは早すぎるとほぼ断言できます。
なぜなら、まだ少なくとも次の2つの解決策を試すことができるからです。
① 本当に本気で動いたかを見直す
「頑張ったのに」と言っている人でも、実は意外にそこまで徹底した行動を取っていないことも多いものです。
「婚活パーティに2回行ったけどダメだった」「相談所でお見合いを5件申し込んだけどダメだった」
それくらいで、もうダメという人もいます。
でも、婚活パーティなら毎週のように通うこともできますし、お見合い申し込みなら毎月数十名申し込むこともできます。
実際、私は1年間で軽く200名以上にお見合い申し込みました。
「婚活は大変」と言っている人の話を聴くと、「まだできるんじゃ?」と思ってしまうことも珍しくありません。
② 婚活の方向性を見直す
「あきらめが肝心」は禁句と言っても、「絶対キャビンアテンダントさんと結婚する!」と願って10年以上も婚活しているような人には明らかに逆効果です。
本当に自分に合った婚活をしているのか、自分が現実的に幸せになれるお相手を探しているか、異性に対して自分勝手に接していないかなどなど、自分ではなかなか気付けない方向性の間違いやクセがあることも多いです。
一人で頑張って成果が出ないなら、信頼できる人を探してしっかり意見を聞いた方がいいですよ。
恥ずかしいと思って頑なに一人で取り組んでいると、ますますドツボにハマってしまいます。
もちろん、ひたすら無理して頑張って心身に異常を来したらまさに本末転倒なので、自分をいたずらに追い込むのは意味がありません。
ただ、単純にある程度頑張ったからもうダメと思ってしまうのは、早計なことが多いです。
自分の身体と相談しつつも、他にできることがないかをぜひ考えてみましょう。
そして、どうしたらいいか分からないときは、気軽に相談してください。
「疲れたから」「ダメだと思ったから」といったん婚活をやめても、数年経ってやっぱりあきらめきれないということはよくあります。
でも、そのときでは本当にもう遅すぎるかもしれません。
なので、婚活にくじけそうになったら、早めにお声掛けください。
あなたの婚活に何が大事か、しっかりお伝えさせていただきます。