先日、耳を疑ってしまうほどびっくりする問い合わせがありました。
20代前半の男性から、「周りが既に結婚していて取り残されている。日本は結婚していない男性が多いから、未婚男性が少ないと聞いたロシアやクロアチアの方へ行こうと思っているがどう?」という内容でした。
私は、開いた口がしばらく塞がりませんでした・・・。
どこで聞いたのか分かりませんが、そもそも各国の結婚情勢に対する事実誤認が甚だしいですし、海外に行って結婚することについても全くリアルに想像できていない様子でした。
でもそれ以上に、「異性の割合が多ければ、簡単に結婚できる」という思考が怖いなと感じました。
私が、「そういう大きなことより目の前の女性にしっかり誠意を持って接することを考える方が大事ですよ」とお伝えしたら、「はぁ、目の前の女性・・・」とぽかんとしていました。
これは極端な例ですが、
「異性の割合がもっと多かったら・・・」
「もっと自分の年収が高かったら・・・」
「自分のことを理解してくれる人がいたら・・・」
などと、
結婚できない原因を周りの環境に求めてしまうことはあり得ませんか?
誰もサポって生きている人はいないわけで、自分なりに頑張って生きてきたのですから、つい周りに原因を探したくなる気持ちも分かります。
私自身も婚活をしていた頃、婚活パーティに行ってもダメ、ネット婚活でも結婚に繋がらない、相談所でのお見合いも決まらない・・・そういう最悪なときには、恥ずかしながら、「なんで、おれだけこんな目に・・・」と被害妄想に陥ったこともありました。
でも、結局は、自分で打開するきっかけを掴むしかないのですよね。
それを自分一人でひたすらストイックに追い続けるのか、客観的にしっかりアドバイスくれる人を探すのか、それは人によって違います。
ただ、
周りの環境に原因があると思っている限り、なかなか「運命の人」は近づいて来てくれないものです。
自分自身の良い所も悪い所も等身大で見つめ直して、現実的に自分が幸せな家庭を築くためにはどうしたらいいのか、そういう視点を持つことが本当に大切です。
そうすることで、ひとつひとつの出会いへの向き合い方が変わってくるからです。
その中で、自分が本当に大切にすべき価値観を確認しながら、活動していくと、出会いの度に学ぶことが増えて来て、相性が合う人と出会った時にチャンスを活かせるのです。
なかなか「言うは易し」で、頭で分かっても簡単にはできないかもしれませんね。
自分一人で不安なときは、いつでもご相談くださいね。
出張での無料相談を行っていますので、あなたの状況や思いを大切にしたアドバイスをさせていただきます。