「理想の相手」を求めて結婚を難しくしていない?

あなたにとって理想の結婚相手ってどんな人ですか?

 

性格、容姿、年収、金銭感覚、料理が得意・・・

いろいろな希望があるかもしれませんし、自分ではそんなに高望みしていないと思っているかもしれません。

 

いずれにしても、

その「理想の相手」と結婚したら、あなたは本当に幸せになれますか?

 

「理想の相手と結婚したい!」と願うだけでなく、できる限りリアルに結婚後の生活をイメージしておくことがとても大切ですよ。

 

なぜなら、あなたが思い描く「理想の相手」があなたに合っているとは限らないからです。

「理想の相手」って、多くの場合、どこかに「周りに自慢できる異性」という意味合いが含まれています。

一流企業に勤めている、スタイルがいい、年収が高い、年齢が若いなど、意外に結婚生活と直接関係が薄いけれど、周囲から一目置いてもらえるような要素を重視していることが多いものです。

 

結婚生活は、本当に日常の連続です。

そこに、「キレイ!」「カッコいい!」などはあまり関係ありません。

仮にそういうお相手と結婚できたとして、容姿に優れた子どもが生まれても家庭内がぎくしゃくしていたら何の意味もないですよね。

 

我が家でも、嫁に言われたことがあります。

「他にカッコいい人はたくさんいたよ。でも、結婚相手としてはあなただった。」

と。

我ながら、良い嫁を選んだなと思いました(笑)。

 

まさにその通りなのですよね。

一週間に一度のデートを楽しむなら、単純にカッコいい人、キレイな人、お金持ちの人などと一緒にいる方がきっと楽しめるでしょう。

何となく、華やかな気分にもなれますし。

 

ただ、毎日毎日をひとつ屋根の下で暮らしていくとなると話は全く変わります。

お互いに仕事もあれば、生活のペースも違う中で、お互いが心地よく過ごせる必要があるからです。

炊事・洗濯・掃除などの家事はもちろん、ゴミの捨て方から家具の好みや休日の過ごし方まで、本当にあらゆることについて協力していくことが求められます。

 

そんな中で何より大切なことは、

お互いに愛おしく思え、一緒にいてラクと感じられるか

ということです。

 

相手が何か優れた条件を持っているからではなく、単純にお互いの存在を愛おしく思えることは、夫婦円満の基本中の基本です。

その上で、別にいつも一緒にいてラブラブである必要もなく、時と場合によって心地よい距離感を自然に保てることで、お互いにあまりストレスを感じずに済むからです。

 

もし、あなたが「理想の結婚」を追い求めているなら、少し立ち止まって、あなたにとって居心地が良い結婚生活はどういうものなのかを見つめ直してもいいかもしれませんよ。

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