結婚相手探しも「時代の流れ」を感じることは欠かせない!

結婚相手を探そうとすると、当然ながら、「自分の」持つ理想像を求めますよね?

男性ならお相手の年齢や性格、容姿など、女性ならお相手の年齢や性格、年収などが求めたい上位の項目になるでしょう。

ただ、あまりに自分が見える範囲で、自分の思いこみや理想にこだわってしまうと、気付かないうちに、自分の希望と現実的な可能性に大きなギャップが生じてしまうかもしれません。

 

婚活でも、時代の流れを知ることも大事です。

たとえば、厚生労働省が、2016年の賃金構造基本統計調査の結果を公表しています。

それによると、男性の平均給与は前年とほぼ変わらない、304,000円だったのに対して、フルタイムで働く女性の平均給与は、前年から1.1%増の244,600円で過去最高を更新しました。

男女間賃金格差(男性賃金を100としたときに女性賃金は73)も、過去最少を更新したとのことです。

 

その一方で、賃金の上昇カーブにおける男女差はまだ大きいので一概には言えませんし、30%近い差は決して小さいとは言えませんが、男女間の賃金格差が少しずつ縮まっているのは確かです。

この時代の流れが頭の片隅に入っていれば、女性が男性に求める年収への考え方も少し柔軟になるかもしれません。

 

家計を男性に頼る考え方をしていた女性が、仕事も家事も二人で協力していけばいいと考えられれば、お相手選びの幅が広がり、結果として幸せな結婚に結びつく可能性も高まります。

 

逆に、東京都などでは待機児童(保育所への入所を希望しながら入れず、順番待ちしている子ども)の数が大きな問題になっています。

「待機児童ゼロ」を目指す横浜市でも、2016年4月1日時点の待機児童数は7人でしたが、希望通りの保育所に入れない、いわゆる「保留児童」は3,117人と2015年の同時期より583人増えています。

 

独身のときは、「子ども」のことについて無頓着になりがちですが、この事実を知っていれば、男性が女性に共働きを求めるなら、男性側も家庭のことについてしっかり協力していく必要があることが分かります。

 

結婚して子どもができると分かることですが、子育てには本当に「休み」がありません。

夜泣きする子どもを何度もあやしてかなりの寝不足状態で、日中は仕事をするということは非常に大変なことです。

男性も、女性に年収に対する理解を求めるなら、家庭のことにも進んで関わる気持ちが欠かせません。

 

結婚相手を考えるときは、異性が抱える社会的なバックグラウンドにも意識を向けると、自分に合った異性を見つけやすくするヒントが出て来ることがあります。

結婚生活は、週に1回や2回会えばいい恋愛と違って、日常の連続です。

 

お互いの状況を思いやり、助け合うことが本当に大切ですので、婚活しているときからそのような視点を大事にするといいですよ。

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