婚活では、初めてのお相手と3回は会わないとダメ??

私もネットでブログ発信している身なので、完全に自己矛盾ではありますが、「ネットの情報は安易に信用しない方がいい」とつくづく思うことが多いですね。

私も含めていろんな人がいろんな思いで書いていますし、100%正しい意見なんて存在しないので、仕方ないですが、婚活している人も本当に振り回されているなぁと感じます(私の意見で振り回されている人が少ないことを心から願います…)。

 

たとえば、婚活では、

「お相手と一度だけ会ってお断りするのではなく、あまり気が進まなくても3回は会った方がいい」

というようなことがよく書かれているようです。

 

それを真に受けてしまうと、自分が「違うな」と思った人にも無理やり頑張って会い続けないといけないことになります。

もっと話せば良い所が分かる、自分が変われば良くなる…。

日本中を探せば、そのような例もあるのかもしれないですが、少なくとも私は、お相手に本質的なところで違和感を持った状態から幸せな結婚生活を全うしたという話を聞いたこともないし、見たこともありません。

 

「ちょっと年収が低い」「少し距離が遠い」というような物理的なことで引っかかるのであれば、お互いが協力して乗り越えることも可能かもしれないですね。

でも、人としての常識的な感覚やフィーリングで「違う」と感じた場合、それが時を追うごとに改善されていくとは考えにくいです。

 

なぜなら、私たちは誰でも、初対面のときやそれに近いときは、必要以上に相手に気を遣うからです。

普段なら、椅子の背もたれにドンともたれて座るのに、意識的に背中を伸ばして座ったり、友達同士ならカフェのメニューはそれぞれが勝手に取るのにわざわざ渡してあげたり…。

会話も、いつもと違って、お相手の話をより真剣に聞いて話題を広げようと頑張ったり、自分だけ話し過ぎないようにいつも以上に気をつけたり…。

 

そのような状況で、「その対応は違うなぁ」「なんか疲れる」などと引っかかることがあれば、もし関係性が近づけば、さらにその感覚が増すのは目に見えています。

なぜなら、お相手はもっと気を緩めてくるので、態度が悪化していくからです。

 

特に、お見合いなどで初めて会った後に、「良い人なんだけど・・・」と考え出したときは危険です!

お相手の良い所を無理に見つけるのは、同僚や友人などでは必要ですが、配偶者になる人に対してすることではありません。

 

もちろん、人間なのでそれぞれ長所短所はありますが、配偶者になる人とは、それらもひっくるめて「一緒にいてラク」「何があっても話し合っていけそう」という安心感が欠かせないのです。

良い所を無理に探さないといけないくらいなら、最初からご縁がないと諦めた方がいいですね。
その分、新しい出会いに時間を割いた方が建設的です。

 

ただ、自分では気付いていないのにとても自分勝手な人や、ひとりよがりで相手の話を聴けない人が、このスタンスで臨むとどんどん婚期が遅れるので注意が必要です。

お相手にしっかり誠実に接する姿勢がある人は、自分が感じた違和感を信じて、次の出会いに進む方がいいですよ。

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