お見合いに限らず、婚活していると、「いいな」と思った異性にNG返事されることも珍しくありませんよね。
それで、自分が好意を強く持っていればいるほど、「自分の何がいけなかったのか?!」という後悔や反省が大きくなってしまいます。
「ああしていれば良かったのか」「こうしていれば良かったのか」と、まるで自分の一つ二つの言動によってNG返事されたかのように思ってしまうのです。
私も、その気持ちはよく分かります。
つい、自分が「ちゃんと」動いていれば、ご縁はうまく行ったはずという幻想を持ってしまい、自分なりに見つけた「原因」をいたずらに次へ活かそうとしてしまうのです。
誤解してほしくないのですが、もちろん、過去の婚活経験を次に活かすのは非常に重要で、それが成否を握っていると言っても過言ではありません。
ただ、当たり前ですが、今回ご縁に至らなかったAさんと次に出会うBさんは全くの別人です。
ということは、価値観や考え方、感性なども全然違って普通。
たとえ、自分が見つけた「原因」がAさんに当てはまっていたとしても、Bさんに当てはまるかどうかは全く分からないわけです。
もちろん、明らかにAさんへ失礼な対応をしたなら、しっかり反省して次に活かすべきですが、そうでなければ、好意を持ったAさんとうまくいかなかった「原因」をBさんとの出会いに活かすことが良いとは限りません。
たとえば、Aさんはマメに連絡されるのがイヤなタイプで、毎日LINEのメッセージを送っていたからダメだったんだと思って、Bさんにはあまり連絡しないようにしたら、逆に「その気」がないと思われて引かれてしまったということもあります。
「マメに連絡したからAさんとうまくいかなかった」としても、「すべての異性に」マメに連絡してはいけないということではありません。
要は、相性が合うかどうか。
お相手がマメな人なら、むしろ、頑張って毎日何回かでもメッセージを送るべきです。
「〇〇すべき」「△△してはいけない」ということではなく、いつもお相手へ誠実に接して、お相手の気持ちを考えて行動することが何より大切なのです。
私たちはつい気付かないうちに、自分都合を優先してしまいがちなので難しいのですが、それでベストを尽くしてご縁に繋がらなければ、潔く諦めた方がいいです。
とても残念かもしれませんが、相性が合わないご縁を無理に続けてもほぼ必ず早晩続かなくなります。
凡事徹底、お相手の気持ちに寄り添った対応を心がけて、ご縁が繋がらなければ、あとは愚直に新しい出会いを頑張っていきましょう。