「相手の気持ちを大事に」という意味をはき違えないで!

結婚相手を選ぶ上では、もちろん、ある程度の「条件」も大事ですが、「お互いさま」という気持ちをまさにお互いに持てるかどうかが、何より大事です。

「そっか、じゃ、相手の気持ち大切にしないと!」となるのですが、「相手の気持ちを大事にする」という意味をはき違えてしまうことが結構多いので注意が必要です。

特に、男性の皆さん、気をつけてくださいね!

 

たとえば、初デートの決め方。

責任感が強い男性は、「自分が頑張らないと!」と思ってはりきって店を探し、下見まですることがあります。

ただその間、お相手へは途中報告や相談をせずに…。

 

男がリードしないといけないからしっかり決めてから連絡しよう、残念ながら、そういう「優しさ」は相手の女性に伝わらないばかりか、「私に相談もしてくれない自分勝手でマイペースな人」という印象を持たれる危険性がとても高いです。

せっかく忙しい中、頑張って準備した男性としては意味が分からないかもしれないですが、本質は簡単なことです。

 

多くの男性は「結果」を重視しますが、女性は「過程」を重視することが多いからです。

男性は、「女性が喜ぶ店」を「自分で」見つけてくることが責任であり優しさであると考えますが、多くの女性は最初のきっかけを男性が作ってくれれば、あとはむしろ一緒に協力して進めていく中で信頼関係を築きたいと思うものです。

一緒に決めた店が結果的に「ハズレ」だったとしても、よほどのことでない限り、ひとつの思い出話になりますが、男性一人で途中連絡もしないで決めた店が「アタリ」だったとしても、多くの女性は気持ちよく喜べないのです。

 

逆に、「相手の気持ちを考えて」、「どこでも好きな所でいいですよ」と女性に完全に投げてしまう人もいますが、これもナンセンス。

その優しさは伝わらず、「決められない人」「自分に興味がない」などと思われるのがオチです。

 

「相手の気持ちを大事にする」というのは、ヘンな責任感で自分だけで頑張ることでも、一方的に譲って何もしないことでもありません。

相手の考えや意見に興味を持って、「過程」を大事にしていくことが、結果として「相手の気持ちを大事にする」ということになるのです。

それは、お見合いや交際だけでなく、結婚してからも非常に重要なことです。

 

男性の性質としては少し面倒かもしれないですが、女性との信頼関係を築くには絶対欠かせない要素なので、婚活においては「結果より過程」、肝に銘じてくださいね。

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