年収が高いからもうちょっと会ってみる???

婚活で、特に中高年の男性はどうしても自分の年齢を顧みず、若い女性を希望して玉砕してしまう傾向がとても強いので、婚活市場でのいろいろなバランスを考えることをアドバイスすることが多いです。

でも、逆に、女性にも隠し切れない本音が出ることも少なくないです。

 

その一つは、ズバリ男性の年収です。

 

「そんなに年収は高くなくていい」と言っている人でも、実際には、「高年収だからもう少し会ってみようかしら?」と思って必要以上に粘ってしまうことも少なくないのです。

もちろん、将来のライフプランを考えると、世帯年収は低いより高い方が良いのは事実ですし、それを求めるのは決して悪いことではないですが、相性が合わなそうと思っても、「高年収だから」と我慢したり、いたずらに粘ろうとしたりするのはどうでしょうか…。

 

中には、男性が高年収であることを免罪符かのように考え、「いろいろ不誠実なところもあるし、納得できないところもあるけど目をつぶる」という女性さえいますが、婚活より何十倍も長い結婚生活をそんな心持ちで幸せに過ごせるとは思えません。

ある程度の「条件」も大切ですが、お互いの考え方や気持ち、状況などを尊重し合い、言いたいことを素直に言い合えて協力していける関係を築けることが何より大事です。

 

たとえ、経済的に困らなくても、信頼関係が築けなければ、円満な夫婦関係は期待できません。

どうしても、婚活は疲れるものですし、一刻も早く終わりたいと誰しもが願う中で、高年収というような良い「条件」の人が見つかると、「手放したくない」と思う気持ちも分からないではないですが、本当に大切なのは結婚してからということを忘れないで欲しいですね。

 

他人の婚活についてなら冷静な眼で簡単にアドバイスできることでも、いざ自分のことになると見えないものです。

後でとんでもない後悔をする前に、できるだけ客観的に自分を見つめて、相手が本当に一緒の伴侶になり得る人なのかを考えましょう。

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