それでも、まず「男」から一歩踏み出そう!

最近というよりしばらく前から、価値観が多様化していて、たとえば、「男らしさ」「女らしさ」という表現を使うにも気をつけないといけない時代になりました。

平成も終わり令和になり、昭和の雰囲気が残る私のようなおじさん世代は、感覚や感性を意識して磨いていかないと、まさに時代に取り残されるという思いが強い今日この頃です…。

 

それでも、婚活を頑張っている男性たちにどうしても勧めたい「姿勢」があります。

それは、

まず「男」から一歩踏み出そう

ということ。

少し大げさに言えば、まず男性からひと肌脱ごうということです。

 

お見合いの待ち合わせ場所で、既にお相手女性がいるのが分かっているのに、自分から声を掛けずに待つ。
お見合いの終わるタイミングでも、自分から「そろそろ行きましょうか」と切り出さずに待つ。
デートの行き先や店について手足を動かして考えようとせずに、お相手の出方を見る。
交際を先に進めたいときも、逆に終えたいときも、自分は傷つきたくないからお相手に言わせるように持っていく。

 

そういう男性が多いのは、同じ「男」としてとても残念に感じますし、もったいないと思います。

それこそ、時代の変化か、そのような行動に出る男性にとっては、「なんで男ばっかりが??」という気持ちになるようですが、実際には男性の多くが気づいていないだけで、世の女性が、「なんで女ばっかりが??」と思わされることに直面していることの方が何倍も多いはずです。

 

ここでジェンダー論を繰り広げる気は全くありませんが、少なくとも物事を円滑に進めるために、男性と女性が果たすべき役割分担というのは、多少なりとも存在すると思います。

世界中を見渡せば、全く違う価値観もあるでしょうが、ひとまず、今の日本社会で結婚したいなら、その辺りを少しは意識した方がいいですね。

 

なぜなら、「男が」「女が」という「あるべき論」の前に、女性の多くは、自分から切り出さない、一歩踏み込もうとしない男性に対して、「頼りない」「潔くない」などという印象を持つものだからです。
そのことで、男性が一番望んでいる良いご縁が遠のくのです。

 

今回のテーマは、時代的に微妙な面もあるので書くべきか迷いましたが、女性のお客様から同じような声を本当に多くお聞きするので、婚活を頑張っている男性にはぜひ伝えたいと思いました。

誤解しないでほしいのですが、男女の関係性、夫婦の関係性において、男性が多くの役割を担うべきということではありません。

 

むしろ、多くの女性は、関係性については「一緒に助け合っていこう」と思ってくれているものです。

ただ、何か新しい動きや大事なことを始めるときには、まず男性から「きっかけ」を作ろうということです。

 

その後は、「お互いさま」の気持ちを大事にして、相談しながら決めていけばいいのです。

その結果、たとえば男性が主夫になるような、まだ一般的な価値観になっていないような結論に至っても全く問題ないわけです。

要は、きっかけづくりは、男性から勇気を出していこうということで、それがコミュニケーションを円滑に進め、引いては良いご縁に繋がる可能性を高めます。

 

ぜひ、少しでも参考にして頑張っていただければと思います。

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