恋愛での苦い思い出は、良い出会いで「上書き」するしかない!

結婚相談所の仕事をさせていただいていると、本当に多くのいろいろな思いやご経験があるお客様とお会いさせていただき、その数だけの人生の深さを考えさせられる毎日です。

 

「5年付き合っていた彼から、突然理由もなくフラれた」
「結婚してから、新婚旅行で相手が同性愛者だと分かった」
「完全に相思相愛だったのに、親の一方的な反対で破談になった」

 

そのようなお付き合い上での筆舌に尽くしがたいご経験話や、ご自分のご家族対応のために年月を要して婚期が大幅に遅れてしまったお気持ちなどを聴かせていただくことは、本当に珍しくありません。

その度にとても胸が痛む思いがして、少しでもお力になろうという気持ちを改めて強くしています。

 

トラウマと言われるような深い傷を心に追ってしまうと、新しい出会いへ立ち上がるまでにとても長い時間を要することが多いです。

そして、どんなに勇気を振り絞って頑張っても、異性に対して心を開きにくくなったり、ちょっとしたことで立ち止まってしまったりしやすくなります。

 

理想を言えば、その苦い経験について自分の中で「消化」してスッキリさせてから、また動き始めるのが良いのでしょう。

でも、実際には、自分と向き合うことで完全に気持ちを切り換えられる人は少ないです。

私も、結婚式場まで決まってからの婚約破談を経験したときは、半年以上は新たに婚活を始める気には全くなりませんでした。

 

酷な面もありますが、基本的には、

苦い思い出は、次に来る本当に良い出会いが成就することで「上書き」して、いつしか気づけば、その苦い経験を忘れていたという流れに持っていくほかありません。

 

そのためには、無理のない範囲で良いので、行動を止めないことが大事です。

毎月、少しずつでも新しい出会いに出向く習慣をつけることで、本当に良い出会いに近づくことができるからです。

 

辛いからと言って、活動を長く止めてしまうと、ますますそこから出づらくなってしまいます。

私も当時、40歳を目前に控えていたこともあり、「このままではずっと独り」ということが現実味を帯びてきたので、少しずつ行動を初めて2年くらいしてから、ようやく嫁と出会えました。

 

もちろん、心身に大きな影響が出るくらいなら無理は厳禁ですが、いつどこに、本当に良い出会いが転がっているか分からないので、できるだけ「アンテナ」だけは張り続けていたいですね。

一度、相性の合う異性と出会えると、目の前の「景色」は激変して明るいものになりますので、それを信じて前向きに頑張りましょう。

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