結婚相談所の交際はなぜ3ヶ月以内が多い?

一般的な恋愛の交際では、3年や5年という年単位に及ぶことはかなり多く、逆に1年以内に結婚したら、周りから「早すぎない?大丈夫?」と言われることもあります。

それに対して、結婚相談所での交際は、基本的に3~6ヶ月で、実際に成婚されるカップル様では、3ヶ月以内の交際期間が多いです。

 

無料相談でも、「3ヶ月では相手のことを分からない」と、ほとんどすべての方からお声をいただきますし、私自身も結婚相談所で活動を始めるときは同じように思いました。

確かに、一般的な恋愛と比べたら、格段に短いので不安になるのも当然です。

 

そして、実際、3ヶ月でお相手のことが隅から隅まで分かるかと言えば、分かるはずはありません。

毎週会ったとしても、せいぜい13回程度。

それでは、さすがに数十年生きてきた人の全貌を理解することはできません。

 

では、なぜ、ほとんどの成婚カップル様は、3ヶ月以内で成婚を決断できるのでしょうか??

 

それは、大きな2つの前提があるからです。

ひとつは、多くの必要書類を提出して相談所に入会しているということで、結婚願望があることが確実であると分かっていること。

もうひとつは、直接会う前にプロフィールからかなりの情報を把握できていること。

 

このために、「この人はどんな人なんだろう???」というような雲をつかむような状態からのスタートではなく、「相性が合うかどうか?」に集中できるので、良くも悪くも判断が早くできるのです。

相性が合うと、何度か会っただけで、「以前から付き合っている感じ」という不思議な感覚を持つことが多く、交際がまさにとんとん拍子で進みます。

 

それは、たとえお互いの細かい情報は分からないことが多くても、お互いへの向き合う姿勢や言動から、「この人となら、何かあってもしっかり話し合って、お互いの気持ちを尊重して歩み寄っていけそう」と感じられるためです。

そして結果的に、交際期間は3ヶ月も必要なく、プロポーズ、ご両家へのご挨拶、入籍などへと進んでいけることが多いのです。

 

逆に言えば、お互いにしっかり向き合っていけるという信頼関係がなければ、いくら一緒に遊びに行って楽しく過ごせても、それこそ、3ヶ月以上交際していても、その人とは結婚しない方がいいという大きなサインにもなります。

要は、結婚相談所での出会いでは、「3ヶ月で判断しないといけない」というより、「判断に3ヶ月もかからない出会いを見つける」ということの方が正しいのです。

 

だからこそ、あまり交際期間を気にせず、また、将来性がない出会いをいたずらに引きずらず、判断を早めにしていくことが、一日も早い成婚・結婚に近づくポイントです。頑張ってくださいね。

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