明日にも政府から緊急事態宣言が出されると報道されている新型コロナウィルスの脅威の前に、私たちは、これまでの「日常」が決して当たり前ではなかったことを改めて思い知らされています。
そして、これを書いている瞬間も、最前線で治療・検査などに当たられている医療関係や保健所などの方々は、まさに命がけで、目の前の患者さんの対応に取り組まれています。
本当に簡単な言葉にするのが憚られるくらい、頭が下がる思いです…。
せめて、自分や周りの人たちがその方々の負担をさらに増やすことのないように、より健康管理に努めるとともに、不要不急の外出自粛の働きかけを続けていこうと思います。
日に日に日常生活への影響も大きくなる中、「婚活なんて言っている場合じゃない!」という人も多いのではないでしょうか。
特に、自粛の影響が大きい業種・職種の方々は、そう思われるはずですし、実際にその通りだと思います。
私たちの業界への影響もどこまで大きくなるのかという不安がありますし…。
仕事への影響が大きい場合は、婚活に目が向かないのも当然です。
ただ、その一方で、「時」は待ってくれないのも悲しいですが、事実です。
コロナの影響が大きいからと言って、誕生日が来るのを待ってくれればいいのですが、当然、そんなわけにはいきません。
「んじゃ、頑張るしかない」と思っても、今は、到底気軽に外へ出掛けられる状況ではないため、お見合いなどでお相手と会うのも非常に難しい、まさに八方塞がりとも言える状況です。
しかし、「ピンチはチャンス」という言葉もあるように、大変なときこそ、普段ではあり得ない方法を試すなど、工夫する良い機会とも言えます。
対面で会うのが難しいなら、今は、オンライン(SkypeやZoomなど)で話すこともできるので、選択肢に入れるのも良いでしょう。
慣れないと、「やっぱり会って話したい…。」と感じる人も多いですが、今は非常事態なので、思い切って始めてみてはどうでしょうか?
エールマリアージュでもお客様とのご相談にオンラインを始めましたが、「意外にいつも通りに話せた」という感想をいただくことが多いですよ。
もちろん、どうしても苦手という人は、無理して余計なストレスを溜める必要はありませんが、そうでなければ試す価値はあると思います。
交際中の場合も、なかなかデートにも行きづらい上、電話だとあまり親近感も湧きづらいです。
オンラインで顔を見ながら話してみると、意外にお相手の日常感が伝わって来たり、お互いへの関心度が高まったりして、平時とは少し違った形で信頼関係を築けることもあります。
実際、当方のお客様でもデート代わりにオンラインで関係を縮めている方もいらっしゃいますし、「かえって、お互いの前向きさが伝わった気がする」というお声もありました。
閉塞感が充満している世の中ですが、思考停止に陥るのではなく、こんなときだからこそできることを探してみましょう。