お見合いでの会話を自分で潰していないかを振り返ってみよう

お見合いに限ったことではありませんが、結婚相手を決める婚活で最も重要なのは、間違いなくコミュニケーションです。

もちろん、ある程度の条件も大事ですが、どんなに条件が良くても、最後はコミュニケーションの相性がいずれにせよ決定打になります。

そして、
ほとんどの人は、「コミュニケーションが大事」とは、何となく頭で理解しているものの、実際には、自らコミュニケーションを繋ぐ橋を叩き割ってしまう人が多く、しかも、自分で叩き割っていることにも気付けないことも珍しくないのです。

 

たとえば、
「学生の頃、テニスが好きだったんですよー」「そうですかー」と答えて沈黙…。

「(プロフィールを見てくれて)スポーツジムがお好きなんですねー」「いやぁ、全然行ってませんよ。時間内ですし…。」と、バサッと話題を切った上で、お相手に質問返しもしない。

「休日は何されているんですか?」「家でゴロゴロしているだけですよ」とバッサリ…。

 

このような驚くコミュニケーションを取ってしまう人が、意外に多いのです。

これでは、会話が広がるはずがないですし、相手の印象も最悪です。お相手は、もう話すのがイヤになるでしょう。

特に男性は、お見合いなどの婚活で、「うまく話さないといけない」といたずらに考えてしまう人が多いですが、大事なことは至ってシンプルです。

お相手に関心を持って、きちんと受け答えできるかどうか、それがまず第一歩。

 

上記の例であれば、
「学生の頃、テニスが好きだったんですよー」とお相手が話題を振ってくれたら、「へぇー、そうなんですね。テニスは体育の時間でしかやったことがないのですが、どういうところが楽しいんですか?体を動かすのがお好きなんですか?」などと、お相手のことをもっと知れるように返しつつ、話題を広げてみる。

「(プロフィールを見てくれて)スポーツジムがお好きなんですねー」と聞かれ、実際には最近あまり行っていなくても、「最近は忙しくてあまり行けていないんですが、以前はランニングマシンでよく走ったり、新しい機器が入ってきたら触って楽しんでましたよ」などと、さらにお相手が返しやすい話題を振ってあげる。

「休日は何されているんですか?」と聞かれ、家でゴロゴロしていることが多かったとしても、「最近は仕事が忙しいので、休日は家でゆっくりすることが多いですが、お相手ができたら、いろいろ出かけてみたいなと思います。どんな所がお好きですか?」などと、やんわりお相手に返しつつ、話題が広がるように繋げる。

 

このように返すだけで、お相手は、「ちゃんと自分の質問の意図を理解して、返してくれている」という安心感を持てますし、自然と話をさらに深めたり、次の話題へ移れたりできます。

この繰り返しが、会話を軌道に乗せるまでに絶対に必要な過程です。

 

そうして、安定した言葉のキャッチボールができるようになって初めて、価値観云々の話ができるのです。

決して、「うまく」話す必要はありません。

お相手はどんなふうに考えたり、どんな人生を歩んできたりした人なのだろうと関心を持って、お相手の意図を受け止めて、しっかり自分の話で返してという誠実さが何より大事です。

どうしても異性との会話がうまく行かないと思う人は、自分で勝手に会話を潰していないかを確認してみましょう。

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