オンラインお見合いの方が対面より仮交際に進みやすい?!

昨今の情勢の影響を大きく受け、結婚相談所業界もオンライン化がどんどん進んでおり、こちらのブログでも「オンラインお見合いに取り組んで確信したこと」という記事を載せていますが、今後の時代の変化到来をも予感させる発表が、IBJ(日本結婚相談所連盟)から発表されました。

 

日経新聞電子版で4月27日に、『「オンラインお見合い」、対面より交際移行高く IBJ』という記事が紹介されています。

 

記事によると、4月に実施されたオンラインお見合いの内、仮交際に移行する割合が50%だったとのことです。

1~3月に対面で実施したお見合いでは32%前後だったということで、オンラインが20ポイント近く上回ったとのことです。

もちろん、単月での比較なので、これをもって断言することはできませんが、少なくとも、オンラインお見合いの大きな可能性を示す数値としては注目に値すると思います。

 

現場で既に多くのオンラインお見合いのお引き合わせをしている身としても、オンラインお見合いの可能性は感じています。

主なポイントを簡単にまとめてみました。

 

➀ 参加へのハードルが低い

通常のお見合いでしたら、予め時間を計算して身支度をきれいめに整えて、電車に乗って移動して、あまり慣れないホテルのラウンジなどで待ち合わせして、お見合いを終えたら、また電車に乗って帰ってくるという流れになります。

一方、オンラインなら、自宅なので身支度だけできればすぐに始められますし、終わってもすぐ「帰宅」になるので、心身ともに「気軽に」参加しやすいです。

 

② 本質的な性質が分かりやすい

リアルでのお見合いと違って、お茶を飲んだり、周りの環境に視線をやったりして「間」を持たせることがほぼできないため、お互いにしっかり向き合う必要があり、その分、本質的な相性が出やすくなります。

口臭や体臭など、生理的な面が分からないというデメリットはありますが、それを差し引いても、相性の良し悪しは掴みやすいです。

 

③ 非常事態だからこそ出る価値観がある 

そもそも、今の厳しい情勢の中で、十分に注意しながらリアルで会うのか、オンラインで話すのか、情勢が落ち着くまで延期するのか、そこにも大きな価値観が出ます。

どれが正解、不正解ということではなく、非常事態にどのように考え、行動するのかが分かるのです。

その中で、お互いにオンラインを選択するということだけでも、ひとつの価値観が合うと考えられます。

 

もちろん、一刻も早く、新型コロナウィルスの影響が落ち着いて、以前のように何の心配もなく、ホテルのラウンジなどで自由にお見合いできる日が戻ってきて欲しいです。

その方が、結婚相手を探す出会いとしては自然な流れなのは間違いありません。

 

でも、当分は本当に安心できる状態にはなりそうにないことを踏まえると、対面でのお見合いと同等か、それ以上の成果も期待できそうなオンラインお見合いを頑張っていくのは、とても建設的な姿勢だと思います。

いくらコロナ騒動が長引いても、「時」は待ってくれないので、今年中に「運命のお相手」を見つけられるよう、前向きに頑張りましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次