楽しいだけのデートが婚期を遅らせる

 

楽しいデートはできても、交際が進展する感じがなかったり、結婚へ近づいている感覚がなかったりすることってありませんか?

 

私も婚活していた頃、同じようなことをよく感じていたので、気持ちが分かります。

 

 

デートの積み重ねは大事なのですが、何回もデートしていれば、自動的に結婚できるわけではないので注意が必要なのですよね。

 

難しいところですね。

 

 

今回は、その辺りを踏まえて、「楽しいだけのデート」のデートをどう考えれば良いかについて、お伝えしていこうと思います。

 

最後まで読むと、どうして楽しいデートができるだけでは交際が進展しづらいのかが分かり、今後どのような視点でデートを重ねていけば良いかがイメージできるようになるかもしれません。

 

デートだけで時間をムダに終わらせず、結婚に繋がる出会いが欲しいという思いがあるようでしたら、一日も早く、一緒にいてラクと思える幸せな家庭を築けるように参考してみてくださいね。

 

 

目次

なぜ、「楽しいだけのデート」ではダメなのか?

 

本質がズレて悪循環に陥ってしまう 

 

あまり関係が深くない異性やそれほど前向きに思えていない異性との「様子見」のデートは、とりあえず、気まずい雰囲気にならないように、楽しく、無難に過ごそうとしますよね。

 

そのまま順調に盛り上がって、良い関係になっていけるなら、それが理想なので、全く問題ありません。

 

 

難しいのは、

今すぐ断るほどでもないし、一緒にいれば、それなりに楽しいと思える場合です。

 

どうしても、ひとまず関係が悪化しないように、自分の希望や考えと違うことがあっても、表面上、「楽しい」と思われる方向で進めようとします。

 

 

そうすると、余計な気を遣って、楽しい反面、疲れることになります。

 

そのことで、さらに失敗したらいけないとテンションを無理に上げたり、気を遣ったりすることで、ますます本質的な話ができなくなるという、まさに悪循環に陥りやすくなるのです。

 

 

結果的に、

少しずつ関係性を縮めていくためのデートが、「楽しいだけ」になってしまい、どんどん時間だけが経っていくということになります。

 

 

婚期が遠のく 

 

「楽しいだけのデート」が続くと、お互いの深い内面性や思考の癖、生活の習慣などに触れにくいため、信頼関係を築きにくいです。

 

そのため、さらに様子を見ないと分からないと思い、またデートを重ねて時間をかけることになります。

 

 

それで、いよいよ、何度も会って時間をかけた後で、相性が合わないと思った場合、お別れすることになります。

 

判断が遅れた分、次の出会いが遅れることになりますし、同じような展開を繰り返すと、それだけどんどん婚期が遅れるという、さらなる悪循環にハマってしまうのです。

 

楽しいデートが婚期を遅らせることになるというのは、皮肉なものですよね。

 

「楽しいだけのデート」がすべてNGなわけではない

 

ただ、誤解しないでほしいのは、もちろん、「楽しいだけのデート」がすべて悪いというわけではないことです。

 

時と場合によっては、むしろ、純粋にデートを楽しむだけの方がいいこともあります。

 

 

目的をはっきりさせよう 

 

あなたが、異性とデートする目的を明確にしておくことが大切なのです。

 

つまり、

 

純粋な恋愛がしたいのか?

すぐにでも結婚したいのか?

 

もし、恋愛がしたいだけなら、年齢的に将来のライフプランから逆算しておかないと後悔するかもしれませんが、深いことを考えず、デートを楽しみ続けるのも「アリ」です。

 

ただ、早く結婚したいなら、タイミングを見て、「楽しいだけのデート」からの卒業をしっかり考える必要があります。

 

あなたが、20代半ばくらいまでで、まだ結婚は考えていないということなら、思う存分、「楽しいだけのデート」を味わって、全く問題ないということですね。

 

 

楽しむことも大事!

 

今までの話と矛盾するようですが、実は、特に交際初期は、いきなりの深い話や条件的な話は逆効果になることが多いので、「楽しむだけのデート」も重要です。

 

そう、もちろん、デートを楽しむことも大切なのです。

 

 

でも、そのようなデートがずっと続いたら、交際はかなり進展しづらくなります。

 

あくまで標準ですが、一般的な恋愛なら数ヶ月、お見合いからの交際なら3~5回目くらいからは、ちょっとずつ結婚を見据えた深い会話も必要になってきます。

(※ 回数はあくまで目安で、カップルによって大きく変わりますので、注意してください)

 

要は、

「楽しいだけのデート」が悪いということではなく、お互いの距離感や関係性の深さによるタイミングで、柔軟に考えていくことが大切ということですね。

 

「楽しいだけのデート」から卒業する方法

 

では次に、どのようなステップで「楽しいだけのデート」を考えていけば良いかについて、お伝えしていきますね。

 

くれぐれも、デートの回数や期間は、あくまで標準的なケースを前提としたものなので、「デート○回目だから、こうしなきゃ!」などと思わないでくださいね。(←めちゃくちゃ重要)

 

 

出会って間もない頃 

 

出会った直後、交際の初期は、とにかく、単純に一緒の時間と空間を過ごして、「楽しい」「また会いたい」と思えるかどうかがすべてです。

 

何も余計なことは考えず、お相手と楽しい時間を過ごせるように頑張ってみましょう。

 

まずは、楽しむことに集中しましょう。

 

デートを終えて、精神的に疲れているようでは論外ですので…。

 

 

お見合いからの交際で2~3回目(一般的な恋愛で数ヶ月目)くらいから 

 

相手が普段から心がけていることや仕事などで大切にしている価値観、これまでの苦労話や成功談に関する気持ちなどを、積極的に聴いてみるようにしましょう。

 

そして、あなたも、なるべく心をオープンにして、そのようなことを話すように意識していきましょう。 

 

その過程で、共感できることが多いか、双方向のコミュニケーションを安心して取れるかなどを確認していくのが、とても大切です。

 

 

ただし、どこで、誰となどの個人情報や過去の恋愛経験などに言及するのはNGです。

 

「なんとなく、その考え方分かるなぁ。」

「ベースとなる感覚が似てそう。」

「自然に、お互いの気持ちを打ち明けられそう」

 

というような感覚が持てるかどうかが、その後の交際の結果に大きな影響を与えます。

 

 

お見合いからの交際で3~5回目(一般的な恋愛で6~7ヶ月目)くらいから 

 

内面的な話も安心してできるような関係になって来たら、いよいよ、結婚を見据えた話もしっかり入れていくようにしましょう。

 

それでも、

まずはかしこまってではなく、デートの途中などに見かけた景色から、一般論として結婚に関する話題を話してみることが大切です。

 

たとえば、

デート中に結婚式場の前を通りがかったら、結婚式のイメージについて軽く話してみたり…

観光地やショッピングモールなどで家族連れを見つけたら、その様子について感想を言い合ってみたり…

たまたま住宅展示場の広告を見かけたら、どんな家に住みたいかを聞いてみたり…。

 

 

そうやって、お互いの価値観やコミュニケーションの取りやすさなどを確認していきながら、少しずつさらに具体的な話を進めていけると、とても良い流れになります。

 

この頃には、あまり意識しなくても、「楽しいだけのデート」と「真剣に向き合うデート」を使い分けたり、一度のデートの中で柔軟にモードを切り替えたりできるようになっているはずです。

 

まとめ

 

交際当初は、あまり深く考えず、デートをしっかり楽しむことが大切です。

 

少し親近感が湧いて来たら、楽しむだけのデートから卒業して、楽しいデートとまじめな話をするデートを並行して信頼関係を築き、絆を深めていきましょう。

 

そして、もし前向きに考えられないようなら、勇気を出して早めに終了させて、次の出会いに進むことも、婚期をいたずらに遅らせないために、とても大切です。

 

ぜひ、次のデートから心がけてみてくださいね。

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