「友だちの子どもはもう中学生なのに、私はまだ結婚もしていないわ……」
周りの身近な環境がどんどん進んでいくと、自分だけ取り残されたような不安や焦りが強くなりますよね。
私も、兄弟・いとこや学生時代の同期で「最後の独身者」でしたので、気持ちはよくわかります。
出会いは、自分ではどうにもコントロールできないことも多いのですが、結婚できない女性にはある程度の共通する傾向があるのも事実です。
そこで今回は、結婚できない女性の共通点と、なかなか結婚しにくい女性が結婚に近づくためのチェックリストをご紹介します。
自分の考え方や姿勢を冷静に見直すだけで、「運命の出逢い」は近づいてきますので、最後まで読んでみてくださいね。

では、結婚できない女性にはどんな共通点があるかから、見ていきましょう。
結婚できない女性の共通点15個

さっそく、こちらで結婚できない女性の共通点15個をご紹介します。
【結婚できない女性の共通点1】「待ち」の姿勢が強すぎる
どんなに結婚したい気持ちがあっても、「待ち」の姿勢が強すぎると、実際に結婚するのはとても難しいです。
突然ですが、数十年生きてきて、同性の友だちでも「本当に何でも話せて心からわかり合える親友」は、何人いますか?
私がこの質問をして、これまで「5人以上」と答えた方はゼロです。
同性の友だちでもそれくらい少ないなら、異性で人生を共に過ごしていける人を見つけるのは、比べものにならないほど難しいはずですよね。
とくに下記のように、いろいろな場面で「待ち」の姿勢が強い女性は注意しましょう。
- 自分からは話しかけず、男性から声をかけてくれるのをずっと待っている
- 自分からはデートに誘うなど、前向きな気持ちを示さない
- 会話が続かなくても、自分から広げようとしない
- 相手からLINEがこないと、自分からは送らない
- 「迷惑かも…」などと、相手の気持ちを考えすぎて行動できない
- 本当は自分の考えがあっても、素直に言わない
- 相手へ求める理想が高いのに行動しない
- 失敗するのを恐れすぎて、自分から動けない
- 男性にすべてリードしてほしいと思っている
- 気になる人がいても、相手が気づいてアプローチしてくれるまで待つ
- 自分から行動しなくても、いつか誰かが見つけてくれると信じ込んでいる
待ってばかりでは、いい出会いはなかなかやってきません。
期待をもてる出会いが少ないと交際の経験もあまり積めないため、結果的に少ないチャンスも逃しやすいという悪循環に陥りやすくなります。
幸せな結婚をするためには、自分からも主体的に動くことが大切です。
待ってしまうだけでなく、結婚しづらい(≒お見合いが成立しづらい)女性には共通した理由があるため、こちらの記事も併せて確認してみてくださいね。


ついつい「待ち」の姿勢になりやすいので、気をつけます。

女性が積極的に進めるのは難しいかもしれませんが、大切なところですね。
【結婚できない女性の共通点2】婚活での需要と供給のしくみをわかっていない

女性も婚活における需要と供給のしくみをわかっていないと、なかなか自分に合う異性を見つけるのは難しいです。
女性は一般的な恋愛ではどちらかといえば、「選ぶ側(声を掛けられる側)」になる場合が多いでしょう。
しかし婚活、とくに結婚を真剣に見据えた結婚相談所での婚活では、事前にお互いの詳しいプロフィールを見てから会うという点で、「需要と供給のしくみ」がしっかり形成されているといえます。
具体的には、男性が年収や年齢で厳しく見られるように、女性は年齢が上がれば上がるほど如実に異性の反応が鈍くなっていきます。もっといえば失礼ながら、男女とも容姿によっても反応が変わってしまうのが実情です。
いつまでも若い頃の感覚でいると、気づかないうちに婚活市場で取り残されてしまうでしょう。
そうならないように、下記の記事もご参考にして、あなたの現在位置を確認してみてくださいね。

【結婚できない女性の共通点3】慎重すぎる(ガードが固すぎる)
女性として交際の進展について慎重になりすぎる(ガードが固すぎる)と、婚期は近づかないでしょう。
もちろん、出会って間もない男性を安易に信用すると身に危険が及ぶ場合もあるので、慎重さは必要です。
ただいつも、下記のような姿勢や態度でいると、いいご縁は遠のくばかりです。
- 笑顔が少なく、会話も短い
- 自分のことを話そうとしない
- LINEの返事を素っ気なく返す
- デートに誘われても、意識的にすぐOKしない
- 何度会っても、敬語を崩そうとしない
- 相手が適切に褒めてくれても、謙遜しすぎる
- 気持ちがあっても、相手に好意を示さない
- スキンシップへの拒否感が強すぎる
- 将来へ向けての真剣な話に乗らない
- 何でも相談せず、一人で決めてしまう
- 相手の親切をすぐ断ってしまう
慎重さは大切にしつつ、少しずつでも本来の自分を出して前向きさを見せていきましょう。

慎重になりすぎるのもよくないですね…。

慎重さも絶対に大事なのですが、バランスを心がけたいですね。
【結婚できない女性の共通点4】自分の感情をちゃんと伝えられない

自分の感情を伝えられないと、せっかくいいご縁があっても成就させることは、とても難しいです。
結婚相談所を10年間運営している私から見ても、遠慮や恥ずかしさ、照れなどから素直な気持ちを伝えられない女性は、かなり多い印象があります。
とくに、以下のような思い込みや心配などが先行してしまいやすいようです。
- 本音を言ったら相手に嫌われるかもと心配になる
- 自分の気持ちを伝えることで、相手に「重たい」と思われそう
- 以前と同じような展開になって傷つきたくない
- 素直に話しても、自分のことはわかってもらえないとあきらめている
- 自分の気持ちをうまく伝える自信がない
- 相手の気持ちがわからないうちは、自分から伝えるのが怖い
- 自分の気持ちよりも、相手の都合や気持ちを優先してしまう
- 女性から意思表示するべきではないと思い込んでいる
- ベストなタイミングを探しすぎて、結局言えなくなることを繰り返す
- 自分から言わなくても、いつか相手が気づいてくれると期待している
自分の感情を相手にきちんと伝えることは、信頼関係を築くうえで欠かせないので、ぜひ意識しましょう。
【結婚できない女性の共通点5】結果的に理想が高くなっている
自分では相手にあまり求めていないつもりでも、結果的に理想が高くなっていると、幸せな結婚をするのはとても難しいです。
自覚がないだけに、男性側の認識や気持ちとのギャップも生じやすく、軌道修正しづらいので注意したほうがいいでしょう。
「私は大丈夫!」と決めつけず、下記のような傾向がないかチェックしてみてください。
- 「もっといい人がいるかもしれない」とつい欲張ってしまう
- 人間性の相性がよくても、相手の細かい欠点や条件の違いを気にしすぎる
- 自分は変わろうとせず、相手にばかり成長や努力を求める
- 結婚に「ときめき」を求めすぎてしまう
- 多くの面で「普通」を求めることで、結果的にハードルがとても高くなっている
- 友だちの旦那さんや芸能人と比べて高望みしてしまう
- 相手を減点方式で見すぎる
- 自分が相手にどれだけ求めているかに気づけないことで、ハードルを上げてしまう
- 過去の恋人と比べて、今の相手のよさを見ようとしない
- 結婚相手に「完璧さ」や「運命」を求めすぎてしまう
自分のことも謙虚に顧みながら、「お互いさま」の気持ちをいつも大切にしていきましょう。
結婚相手の選び方については、こちらの記事にわかりやすく書いていますので、お見逃しなくご確認いただければと思います。


つい「ドキドキしたい」と思っちゃうかも…。

気持ちはよくわかりますが、要注意ポイントですね。
【結婚できない女性の共通点6】相手へ経済的に依存しようとしすぎている

年収が高くない女性の場合、知らず知らずのうちに相手へ経済的に依存しようとする姿勢が出てしまい、結婚を遠ざけてしまっているケースも多いです。
女性が男性から「料理をできること」や「家庭的であること」を過度に求められると、「私は家政婦じゃないわよ!」と思うのと同じように、男性が女性から経済面で必要以上に頼られると、「僕はATMじゃないよ!」と思ってしまうもの。
もちろん、とくに女性が妊娠・出産を視野に入れている場合などは、男性が経済面で相対的に大きく貢献する必要があるのは当然でしょう。
ただだからといって、男性側へ経済的に「依存」しようとする姿勢が強いと深い信頼関係は築けず、結婚は難しくなってしまいます。
【結婚できない女性の共通点7】傷つくのを恐れすぎている
自分が傷つくのを恐れすぎると、行動が止まり、結婚はどんどん遠のいてしまいます。
誰でもなるべく傷つくのは避けたいものですが、ある程度のリスクは取らないと、目的が達成できないのは婚活にかぎったことではありません。
以下のような思考になりやすい女性は、チャンスを逃しやすいので注意したいですね。
- 先に自分から本気になるのが怖くて、気持ちを抑えてしまう
- ちょっとでも冷たい対応をされると、「嫌われた」と思い込んで心を閉ざしてしまう
- 「どうせ私なんか…」と、先に自分で自分の価値を下げてしまう
- 過去と同じ失敗をするのが怖くて、新しい出会いに希望をもてない
- 断られるのが不安すぎて自分からは誘えない
- 気を遣いすぎて本音を言えず、我慢ばかりしてしまう
- 傷つくくらいなら何もしないほうがいいと考えて、何も行動できなくなる
- 「こんなことで断られたら立ち直れない」と思い、お見合いや交際の申し込みができない
男性側も同じように不安を多く抱えながら、がんばっています。相性が合うかどうかは単なる「答え合わせ」と考えて、最初はある程度気軽に取り組むことも大切ですよ。
こちらの記事も参考にして、婚活へのモチベーションが乱高下しないように気をつけてくださいね。


失敗を恐れすぎると、先に進めないですね。

そうですね、ある程度は「エイヤー!」と腹を決めるのが大切なときもありますね。
【結婚できない女性の共通点8】コミュニケーションをスムーズにとれない

コミュニケーションをスムーズにとれないと、そもそも相手と信頼関係を築けないため、結婚まで至るのはとても難しいでしょう。
会話のキャッチボールが成立してこそ、考え方や価値観などの相性が合うかどうかを確認できるためです。
コミュニケーションに自信がない女性は、下記の項目にあてはまるものがないかチェックしてみてくださいね。
- 相手の目を見て話せない
- 質問されても簡単な言葉でしか返せない
- 会話しているときの表情が素っ気ない
- 深く考えずに、その場の雰囲気に合わせようとしてしまう
- 自分の考えや気持ちを伝えられない
- 自分から質問したり話題を広げたりできない
- 相手の話を聴こうとしない
- 相手の話にすぐネガティブな反応をしてしまう
ひとつでもあてはまったら、基本的に会話が苦手だといえるでしょう。
下記の記事を読んで、会話を盛り上げるためにはどのような心がけが大事かを確認すると、明日からの婚活に活かせますよ。

【結婚できない女性の共通点9】経済的に自立しすぎている
経済的に自立しすぎていて、精神的にもとても強くなると、そもそも誰かと一緒に暮らしたり結婚したりすることに意義を感じづらくなります。
もちろん、高年収の女性がすべてというわけではありません。
しかし、まだ男性が中心と言わざるを得ない社会のなかで勝ち抜いてきた女性としては、無意識のうちに一般的な男性を頼りなく感じてしまう傾向はあるといえます。
良し悪しは別にして、経済的に自立しすぎている女性には以下のような特徴があてはまりやすいです。
- 一人でも十分にしっかりしているので、「パートナーなんて必要ないかも」と思われやすい
- 男性に何かしてもらうのが苦手で、相手が自分の価値を感じづらい
- 自分がしっかり稼いでいるため、相手の収入や仕事に対して厳しくなってしまう
- 完全に自立していて生活に困らないため、結婚の必要性を感じにくい
- 一人の生活が快適すぎて、誰かと一緒に暮らすのが面倒に感じやすい
- 仕事を最優先してしまい、相手との時間をつくるのが難しくなりやすい
- 相手に頼ることを迷惑だと感じてしまい、甘えられない
- プライドが高くて、相手に弱いところを見せられない
- 自分でいろいろなことを決めたくなるので、相手と一緒に考える時間がもちづらい
- 相手と協力することより独立心が強く、チーム感が生まれにくい
もしいくらかでもあてはまるようでしたら、結婚相手に求めることや結婚生活のあり方を少し見直してみるといいでしょう。

経済的に自立しているのは本来すばらしいことのはずですが、婚活では不利になってしまうんですね。

基本的に男性は年収が高ければ高いほど人気が出るのを考えると、不公平感がありますよね…。
【結婚できない女性の共通点10】仕事や趣味などのプライベートが充実しすぎている

仕事や趣味などのプライベートが充実しすぎていると、満足感がとても高く「結婚したい」という気持ちが強くなりづらいため、なかなか結婚には至りません。
たとえいいご縁が目の前にあったとしても、そのありがたさに気づかず、スルーしてしまうこともあるでしょう。
下記のような言動をとる傾向がある女性は、要注意です。
- 今の生活が楽しいから、急いで結婚しなくてもいいと思う
- デートよりも好きなライブ、旅行、習い事などを優先してしまう
- 休日はいつも予定がいっぱいで、相手との時間をつくる余裕がない
- 誰かと付き合うことで自由な時間が減ると感じてしまう
- 仕事に全力すぎて疲れてしまい、婚活や結婚まで気が回らない
- 「今の自分の生活に誰かが合わせてほしい」と自分の都合を優先しがち
- 一人で行動することに慣れすぎて、誰かと一緒にいる必要性を感じない
毎日の生活が充実していて楽しいのはすばらしいですが、結婚しようと思うなら、優先順位を見つめ直したほうがいいでしょう。
【結婚できない女性の共通点11】相手を減点主義で見すぎている
相手を減点主義で見すぎてしまう女性は、相手と前向きな関係を築きにくいため、結婚はとても難しいといえます。
誰でも長所があれば短所もあるもの。自分のことは棚に上げて、相手の短所や失敗を責めてばかりでは結婚に至る信頼関係を築けなくて当然でしょう。
以下のような習慣がある女性は、ぜひ気をつけてくださいね。
- ひとつの短所で「この人はナシ」と決めつけてしまう
- 完璧な人を無意識に求めてしまう
- 「なんで○○してくれないの?」と、相手が自分の思い通りに動かないとすぐ減点する
- 他人と比べて足りないところばかり見てしまう
- 「普通はこうするでしょ?」と自分の常識を強くあてはめようとする
- 相手の長所を見ようとしない
- 「いい人だけど…」という言葉をよく使ってしまう
結婚生活は通常、何十年にも及ぶとても長いもの。お互いを認め合って助け合ってこそ、最期まで幸せな結婚生活を送れます。
月並みに感じられるかもしれませんが、お互いに相手のことを自分ごととして捉える姿勢がもっとも大切なのです。

つい減点主義で見すぎているかもしれませんね。

減点主義で見ると、本当に信頼関係を築きにくいので、ぜひ気をつけてほしいです。
【結婚できない女性の共通点12】感情の起伏が激しすぎる

感情の起伏が激しすぎる女性は、相手との信頼関係を築きにくいため、幸せな結婚をするのはとても難しいです。
感情をコントロールできず自分勝手に相手を振り回す人が、信用されるはずがないですよね。
下記の項目に少しでもあてはまる女性は、本当に注意しましょう。
- 相手がついていけないほど気分の変化が激しく早い
- LINEの返事が少し遅いなどの小さなことでもひどく落ち込む
- すぐイライラして相手を強く責めるような言い方をする
- 感情をぶつけすぎて後悔することを繰り返す
- 「どうせ私なんて」と急にネガティブになる
- 不機嫌そうな顔やため息が多く、相手に気を使わせてしまう
- つらいときに落ち着いて話すことができず、泣いたり怒ったりしてしまう
- 自分の気分で相手を振り回してしまう
- ちょっとしたことで不安になり、相手をすぐ疑ってしまう
- 時として相手にかまってほしい気持ちが強くなりすぎる
- 気持ちを言葉で伝えるのが苦手で、すぐ態度で表してしまう
もしいくつも心当たりがあるようなら、心療内科を受診したり、専門のカウンセリングを受けたりしたほうがいいかもしれません。
それくらい、感情がある程度安定していることは、何十年もの結婚生活を過ごすうえで欠かせないのです。
【結婚できない女性の共通点13】実は結婚願望があまり強くない
表面上は周りと合わせて「結婚したい」と言いつつ、実は結婚願望があまり強くない女性は結婚しづらいです。
自分が本当は結婚したいとあまり思っていないのですから、行動が十分に伴わず、成果につながりにくいのは当たり前と言えるでしょう。
婚活しながらも心の中で下記のような言動にあてはまる女性は、そもそも「私は、本気で結婚したいのかな?」ともう一度見つめ直してみるといいですね。
- 「いい人がいれば…」と言うだけで自分からは動かない
- お見合いやデートを面倒くさがり、行動を先のばしにしてしまう
- 誰と会っても相手に関心を強く持てず、「ピンとこない」で終わらせてしまう
- 理想ばかり高くて、現実を見る気がない
- 結婚したい理由を聞かれると、はっきり答えられない
- 結婚後の生活をリアルに想像していない
- 日々の生活がすでに満たされていて、誰かと一緒にいる必要性を感じにくい
- 相手にあわせてまでがんばる気になれない
- 相手から誘われなければ会わないし、自分からLINEもあまりしない
- 結婚の話題をふられると、はぐらかす
- いつまでも「もっといい人がいるかも」と思い続け、結局誰とも進まない
- 「結婚=不自由」と思い込み、無意識に避けようとしている
- 「婚活をやった」という実績をつくれば、たとえ成果が出なくても、自分にも周りにも結婚しないことを正当化しやすいと思っている
結婚相談所を運営する私が言うのもおかしいかもしれませんが、結婚するだけが人生ではありません。一人で生きていくビジョンを描けるなら、そのほうが幸せになれる人もいるはずです。
周りに流されてなんとなく婚活し続けるのは、時間がとてももったいないので気をつけましょう。

たしかに、そういう女性って意外に多いかも…。

エールマリアージュにもたまに「婚活をやったという実績を作りたい」という女性が来られます…。
【結婚できない女性の共通点14】お金の使い方が荒い

いくら「結婚したい!」と思っていても、簡単に散財してしまうようでは、結婚はおぼつかないです。
お金の使い方が荒い人は信用されづらいですし、結婚後の生活がイメージしにくくなります。
とくに以下の項目に心当たりがある人は、習慣的に無駄遣いしていると思われますので、本当に注意したほうがいいでしょう。
- 少し考えればいらないかもしれない物でも、衝動的に買ってしまう
- 月末にお金が足りなくなることがよくある
- 「なんとかなる」と思ってクレジットカードをどんどん使ってしまう
- 「我慢したくないから」「好きなものにはお金を使いたい」と思い、節約を意識しない
- 見栄を張るためや、気分を上げるために高価なブランド品を買ってしまう
- 外食が多く、自炊をほとんどしない
- 貯金がほとんどないのに気にしていない
- 計画を立てずに旅行や遊びに行ってしまう
- 入ってくるお金よりも使うお金のほうが多くなりがち
- 何にいくら使っているか自分でも把握していない
- ボーナスをすぐ使ってしまう
- 節約しようと思っても生活レベルを下げられない
ほかにどれだけすばらしい魅力があっても、お金のことで信用を失うと取り返しがつかないため、ぜひ気をつけたいところです。
【結婚できない女性の共通点15】ギャンブルやたばこが好き
ギャンブルやたばこが好きな女性は、とても結婚しづらいと考えておく必要があります。
もちろん、年末にジャンボ宝くじを少し買うくらいならまったく問題ありませんが、たばこは本数の多少にかかわらず、男性からの印象は悪くなりやすいです。
ギャンブルやたばこへの依存が強い場合は、婚活をがんばる前にその習慣を見直したほうがいいでしょう。
実際には、結婚したいと思う女性でギャンブルを頻繁にする人はとても少ないと思います。
もし思い当たるところがある人は、これを機会に思い切って習慣を変えてみるのもいいかもしれませんね。

たしかに、喫煙する人は避けているかも…。

今のご時世では、男女ともに喫煙者は敬遠されやすいですね。
結婚できない女性は増加している?

ここまで結婚できない女性に見られる共通点をあげてきましたが、こちらでは結婚できない女性が実際に増えているのかを見ていきましょう。
結婚できない女性の比率は高止まりしている
国立社会保障・人口問題研究所が実施する「出生動向基本調査」によると、「いずれ結婚するつもり」と答えた女性の比率は1980年代から年々下がっているものの、2021年でも84.3%と8割以上の女性に結婚願望があります。
そのなかで、とくに25~34歳の女性では「独身でいる理由」に「適当な相手にまだめぐり合わないから」をあげた人が48.1%にのぼり、1992年からほぼ変わっていません。

やっぱりいい出会いがないのが大きな理由なんですね。

そうですね、結婚する気がない女性が増えているとはいえ、まだまだ結婚したくてもいいご縁がないことが多いようですね。
女性が結婚できない最大の理由は?

結婚したいと思っている女性が結婚できない最大の理由は、どういう男性と結婚すれば幸せになれるかがわかっていないことです。
もちろん、いい出会いがないことも含めて、「結婚できない女性の共通点」とあげた項目も、直接的に大きな要因なのは間違いありません。
ただ根本的に大事なのは、どういう相手なら交際中だけでなく、結婚してからも末永く幸せに暮らせるかを見きわめる力です。
そのあたりは下記の記事に詳しく書いていますので、ぜひ読んでみてください。長い記事ですが、前半だけでもかなり参考になりますよ。

30歳以上の独身女性あるある

ここでは、平均初婚年齢の約30歳を超えた独身女性によくある偏った考え方について、見てみましょう。
「結婚だけが幸せじゃない」と自分の状況を正当化する
自分が置かれている状況を直視できず、「結婚するだけが幸せじゃない」と強がっていると、婚期はどんどん遠のいてしまうでしょう。
もちろん、実際に結婚するだけが人生ではありませんし、結婚しないで幸せに生きている方はたくさんいます。
しかし、それが自分の本心からの思いでなければ、時間だけが過ぎて取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。
下記のように強がることは本当に危険です。
「私は一人の時間が好きだから結婚に向いていない」 | 本当は誰かと一緒にいたい気持ちがあるのに、一人を好む自分を強調して納得させようとする |
「自由に生きられる今がいちばん幸せ」 | 今ある自由を失いたくないという不安から、将来の孤独やリスクを過小評価してしまう |
「既婚者は毎日我慢ばかりで、実は結婚したことを後悔している」 | 結婚生活の大変な面だけを見て、「自分のほうが幸せ」と思い込もうとする |
「結婚に縛られたくない」 | 実は「縛られるのが怖い」のではなく、「受け入れてもらえないかも」という不安から逃げている |
「本当に好きな人とじゃないと結婚する意味がない」 | 理想が高くなりすぎて現実的な出会いを避けてしまい、自分からチャンスを狭めている |
「私は結婚しなくても経済的に自立できている」 | 今は問題なくても、老後や病気、孤独など将来の不安から目を背けてしまう |
「今さら結婚なんて面倒……」 | 本音は「失敗するのが怖い」「うまくいかないかも」などと不安なのに、強がってしまう |
「今の生活に満足している」 | 「慣れ」や「あきらめ」を「満足」とすり替えて、本当の希望を見ないようにしてしまう |
勇気を出して、「本当はどうしたいのか?」「何を避けたがっているのか?」をしっかり見つめ直すことが大切です。そうすることで、次の行動が見えてくるでしょう。

強がってしまう気持ちもわかります…。
「妥協してまで結婚したくない」と自分の「基準」にこだわりすぎる

「妥協するくらいなら結婚したくない」とひとりよがりな自分の「基準」にこだわりすぎると、「妥協」と「現実を受け入れること」の区別がつかなくなり、永遠に婚期は来ないかもしれません。
もちろん、結婚相手は誰でもいいわけではありませんし、相性の合う人をしっかり選ぶ必要があります。
とはいえ厳しい言い方をすれば、婚活(結婚)市場は需要と供給で成り立っています。良くも悪くも、自分と釣り合わない人とはご縁がないのです。
具体的に「妥協」をどう考えて、譲れない条件をどのように絞っていけばいいのか、下記の記事に詳しく書いていますので、ぜひ読んでみてください。

また、自分が置かれている状況を素直に見つめ直すことも欠かせないので、こちらの記事も併せてチェックしてみると、前向きな気持ちになれるかもしれません。

結婚しない女性は老後への備えをしっかり考えよう

結婚相談所を約10年間運営している私がいうのも不思議かもしれませんが、結婚するだけが人生ではありません。
価値観が多様化している昨今、結婚しないで幸せに暮らしている方々も、たくさんいらっしゃいます。
ただその場合は、結婚したときと違った将来への注意点がありますので、ここではそのあたりについてご紹介します。
平均寿命87年時代に向けた経済的な準備やリスクへの備え
女性の平均寿命は87.14歳(厚生労働省令和5年簡易生命表)で、男性の81.09歳より6歳ほど高い状態が続いています。
そのようななか、結婚しないで最期まで生きていくために、まず経済的な準備やリスクへの備えをしっかり行っていくことが大切です。
下記のリストを参考にして、自分にとって何がとくに必要かを確認してみてくださいね。
老後資金の自力準備 | 年金だけでは足りない分を補うために、退職後20〜30年分の生活費を早めに貯めておく |
長生きリスクへの備え | 個人年金保険やiDeCo(イデコ)、つみたてNISAなどで資産運用したり、副業したりするなど、年金だけに頼らない収入源をつくる |
医療費の準備 | 高齢期に医療や介護費用が増えるため、医療保険やがん保険の加入・見直しが欠かせない |
介護リスクへの対策 | 自分の介護を誰に頼るのかを考え、民間の介護付きサービスや施設入所の資金も検討しておく |
住まいの確保 | 高齢者になると新たに賃貸住宅へ入居することが難しくなるため、住宅ローンの完済または信頼できる賃貸オーナーとの関係作りが重要になる |
家の修繕・住み替え費用の積立 | 老朽化した自宅の修理・バリアフリー化、または高齢者向け住宅への住み替えに備えて資金を確保しておく |
生活コストの見直しと固定費削減 | 通信費・保険・サブスクなどの見直しを定期的に行い、無理のない生活スタイルを確立しておく |
万が一のときに信頼できる相談先を確保する | 親族以外に、信頼できる弁護士、ファイナンシャルプランナー、行政書士などと早めに関係を築いておく |
エンディングノートの作成 | 財産の管理や希望する医療・葬儀内容などをまとめておき、突然倒れた場合に備える |
詐欺や認知症リスクに備える対策 | 財産管理や判断力の衰えに備えて、「任意後見制度」や信託制度を活用しておく |
孤独死リスクへの備え | 地域とのつながりを維持し、見守りサービスや近隣のサポート体制を整えておくことで、発見の遅れを防ぐ |
このように列挙するとたくさんあって「どうしよう…」と思ってしまうかもしれません。
完璧にする必要はないので、なるべく早くから上記のようなことに少しずつ備えていくことが、とても大切です。
人間らしく生きていくための心理的・社会的な準備

「平均寿命87年時代」ともいわれる現代を、結婚しないで幸せに生き抜いていくためには、経済的な準備だけでなく、心理的・社会的な備えも欠かせません。
たとえ将来のお金には困らなくても、心理的・社会的に孤立すると、人間らしい幸せな生活は送りづらいためです。
そうならないために、今のうちから下記のようなポイントを意識して、将来へ向けた人間関係を築いていきましょう。
孤独とのつきあい方を学ぶ | 一人の時間を「寂しい」と感じるのではなく、どう過ごせば満たされるのかを知っておく |
信頼できる友人関係を深める | 長くつきあえる「利害関係のない友人」をもつことが、精神的な支えになる |
定期的な社会参加の場をもつ | 趣味の集まり、地域活動、ボランティアなどに継続的に関わることで、社会との接点をもち続ける |
人の役に立つ経験を積む | 誰かに感謝されたり、必要とされる体験を積んだりすることで、生きがいと承認欲求を満たせる |
人生の目的や価値観を明確にしておく | 「結婚しない」という選択をしっかり意識して、自分にとっての「豊かさ」や「幸せ」を明確にする |
感謝と共感の感覚を失わないようにする | 「自分ばかりつらい」と思わないように、日々の小さなことにも感謝できるように心がける |
新しいことを学び続ける姿勢 | 年齢に関係なく学びを続けることで、自分の成長を実感でき、自信や楽しさにつながる |
「老い」や「死」と向き合う心構えをもつ | 避けるのではなく、人生の一部としてどう受け入れていくかを、若いうちから考えておく |
人をうらやまず、自分の人生を誇れる心 | 他人の幸せを受け入れつつ、自分の生き方を肯定できる視点をもち続ける |
結婚しないでも、上記のようなことを計画的に準備していけば、自分らしい人生を全うしやすくなります。
面倒がらずに少しずつ準備していくことが、とても大切ですよ。
なお、結婚する意義をもう一度確認したい人は、こちらの記事がおすすめです。

結婚できない女性が結婚するには?【チェックリスト付き】

ここまで結婚できない女性の共通点や結婚できない女性が増えていることなどをお伝えしてきましたが、本当に結婚できないかどうかは、今からの行動にかかっているといえるでしょう。
そこでこちらでは、結婚できるか不安に感じる女性が一日も早く幸せな結婚をするために何をしていけばいいかをお伝えしていきます。
結婚できない原因をしっかり振り返る
前提として「結婚できない女性の共通点」としてあげた15個の特徴がありますが、それを踏まえたうえで、女性が結婚できない最大の理由は「どういう男性と結婚すれば幸せになれるか」がわかっていないことにあると先ほどお伝えしました。
そのため、自分が置かれている立場や、結婚相手を見つけるうえで自分のどんな言動が足かせになっているかなどを認識しづらくなります。
その結果、成果につながりやすい考え方や行動をとれず、婚期が近づかないのです。
ここまで長い記事をお読みいただいたお礼として、「結婚できるか不安な女性のためのチェックリスト」をまとめましたので、下記から入手して自分の状況などを見つめ直すきっかけにしてくださいね。
もちろん、すべてを完璧にクリアするのは簡単ではないと思いますが、いずれもとても重要なポイントです。
相手に対しても、自分自身に対しても、いつも謙虚な気持ちを忘れないことが、幸せな結婚へと進むための最初のステップになります。できるだけたくさんの項目について「大丈夫!」と自信をもって言えるよう、普段から意識していきましょう。

なるほど、自分が気づいていない原因があるかもしれませんね。

自分を見つめ直すのは勇気がいりますが、とても大事な作業なのでがんばってみてください!
冷静に&親切に対応してくれるプロを見つける

婚活をしっかりがんばってもなかなか結婚に至らない女性は、冷静に&親切にアドバイスしてくれるプロのサポートがとても大切になります。
結婚相談所の運営者である私がこんなことを言うと、「自分の立場をよくするために言っているんじゃないの?」と思われてしまうかもしれません。
しかし、そのことをわかったうえでも、最初にお伝えした「結婚できない女性の共通点」などにたくさんあてはまる女性には、自分に合った距離感で見守ってくれるプロの力が必要ですと私ははっきりお伝えしておきます。
なぜなら、自分の考え方や行動がずれていることに気づけないままですと、いつまで経っても結婚できない可能性が高くなるためです。
結婚相談所のなかには、お店の都合でご縁をどんどん進めようとするところもあります。けれど、あなたの立場や考えを尊重しつつ、冷静な目線でも支えてくれるプロを見つけて、その人と一緒にバランスよく進めていきましょう。
そうすることで、自分の考え方や行動の偏りに気づけたり、男性との向き合い方を変えられたりして、前向きな関係を築きやすくなります。
ちなみに、私がどうして効率をあまり気にせず、会員様に全力で寄り添おうとしているのか、その理由を、下記の記事に読みやすくまとめていますので、よかったらぜひ読んでみてください。

結婚につながりやすい考え方を身につけていく
婚期がなかなか来ない女性が少しでも早く結婚するためにもっとも必要なことは、まさに「結婚しやすい考え方」を身につけていくことです。
独身のときの生活と違い、結婚生活はパートナーと一緒に過ごすもの。
極端にいえば、自分だけで決めたり終わらせたりできることは何もないとも言えるくらい、お互いに協力していくことが欠かせません。
だからこそ、自分だけではなく二人(以上)で暮らしていくために必要な考え方を身につけられると、婚期が近づくのです。
具体的なことは下の記事でそれぞれしっかりお伝えしていますので、読んでみていただければと思います。
順調に婚活を卒業する人はほとんど間違いなく「こういう考え方をしている!」という大切なことを、まとめてご紹介しています。

なかなか結婚できない人がよく間違えたり思い込んでしまったりしやすいポイントもまとめました。

下記の記事はお見合い向けではありますが、結婚できない理由につながる話もたくさんあります。

お見合いだけでなく、マナーやルールをしっかり守ることが、相手から信用されるためのスタートです。


今までと同じでは、結果も変わらないですものね…。

そうですね、少しずつ気をつけていくことで大きな成果につながりますよ。
「結婚できない?」と不安な女性はご遠慮なくご相談ください

結婚できない女性の共通点15個は以下の通りです。
- 「待ち」の姿勢が強すぎる
- 婚活での需要と供給のしくみをわかっていない
- 慎重すぎる(ガードが固すぎる)
- 自分の感情をちゃんと伝えられない
- 結果的に理想が高くなっている
- 相手へ経済的に依存しようとしすぎている
- 傷つくのを恐れすぎている
- コミュニケーションをスムーズに取れない
- 経済的に自立しすぎている
- 趣味などのプライベートが充実しすぎている
- 相手を減点主義で見すぎている
- 感情の起伏が激しすぎる
- 実は結婚願望があまり強くない
- お金の使い方が荒い
- ギャンブルやたばこが好き
結婚できない女性の比率が何年も高止まりしていますが、最大の理由は、どういう男性と結婚すれば幸せになれるかがわかっていないことにあると私は考えています。
まずは現状を正しく認識するために、自分の状況を冷静に見つめ直してみましょう。本文中でもご案内したこちらのチェックリストもぜひ使ってください。
- 結婚できない原因をしっかり振り返る
- 冷静に&親切に対応してくれるプロを見つける
- 結婚につながりやすい考え方を身につけていく
私も婚活にはとても苦労して、「このままずーっと独りかな?」と不安でしかたありませんでした。
「自分は結婚できないかも?」と焦りと不安が強い人は、お気軽にお声がけください。あなたがどのように婚活をがんばっていけばいいか、一緒に考えていきましょう。

