「来年には結婚したいから、彼/彼女を早く見つけないと!」
そのように思ったことはありませんか?一度くらいは頭をよぎったことがあるかもしれませんね。
実は、この「結婚したいから恋愛しよう(恋人を見つけよう)」という考え方は、少し危険。なぜなら、「恋愛」と「結婚」は強くつながっているようで、性質が大きく異なることも多いためです。
いくら恋愛や婚活をがんばっても、この両者の違いを理解しておかないと、結婚してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔するかもしれません。
そこで今回は、恋愛と結婚の具体的に違うポイントや成婚者に聞いた恋愛相手と結婚相手の違いなどについてお伝えします。一日でも早く結婚したい人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
さっそく、恋愛と結婚の違いについて具体的に見ていきましょう。
恋愛と結婚の違い
こちらでは、恋愛と結婚が具体的にどう違うのかを見ていきます。
【恋愛と結婚の違い1】非日常 vs 日常
恋愛 ⇒ 時々会うのが楽しみな「非日常」
結婚 ⇒ 毎日ひとつ屋根の下で一緒に暮らす「日常」
恋愛は、同棲でもしていないかぎり、基本的に週1~2回会えればいいほうでしょう。そのために、いつどこで会うかなどの相談をしたり、どんな服を着ていこうかと考えたり、いわゆる「非日常」を楽しむものです。
その一方、結婚すると単身赴任などの例外を除けば、24時間365日、一緒に暮らすことが前提。仕事で会わない時間が長いかもしれませんが、毎日同じ家に帰ってくる「日常」になります。
【恋愛と結婚の違い2】二人のもの vs 家族のもの
恋愛 ⇒ 交際している二人が良ければいい
結婚 ⇒ 自分たち以上に「家族」という意識が高まる
恋愛では、どこへ遊びにいこうが夜遅くまで居酒屋で飲んでいようが、法やマナーに反しないかぎり、基本的には付き合っている二人の勝手です。
ところが、結婚して家族になると、自分の好き勝手には行動しづらくなるもの。ましてや子どもができると、なんでも子どもが最優先になり「家族」というものをより意識するようになります。
結婚すると自分だけの人生じゃなくなりますもんね。
そうですね、充実感とともに責任感も増しますね。
【恋愛と結婚の違い3】自由が多い vs 制約が多い
恋愛 ⇒ 自分一人で決められることが多い
結婚 ⇒ 自分だけでなく家族と相談して判断することが当たり前
恋愛の場合はデートしているとき以外、基本的に一人で何をしても自由です。何時に起きてどこに行こうが、何を食べようが、誰かから文句を言われることはありません。
ただ結婚すると、その自由度はかなり狭まり、お相手やほかの家族に相談して決めることがとても多くなるでしょう。
【恋愛と結婚の違い4】法的な関係はない vs 法的な関係がある
恋愛 ⇒ 道義的な問題が発生することはあっても法的な関係はない
結婚(婚姻)⇒ 明確に法的な関係として定義されている
恋愛での「付き合う」「付き合わない」はお互いの意思確認だけなので、法的な関係はありません。特定の人と交際しているときに浮気するなど、道義的な問題が発生することはありますが、法的には問題ないのです。
反対に、結婚(民法上は婚姻)は下記のように憲法と法律で明確に定義されています。
さらに細かくいえば、相互扶助義務、生活費分担義務、貞操義務なども民法で定められています。
【恋愛と結婚の違い5】帰るところがある vs 帰るところはない
恋愛 ⇒ いつでも帰れる自分の場所がある
結婚 ⇒ 離婚しないかぎり自宅以外に帰る自分の場所はない
恋愛では同棲している場合を除けば、デートが終わればそれぞれの家に帰るもの。いつも一緒にいるわけではないため、関係性が悪化しても帰るところがあります。
しかし、結婚すると、離婚して実家に帰ったりしないかぎり、基本的には自宅以外に帰るところはありません。そのため、夫婦喧嘩などをすると、とても気まずい空間で過ごすことになってしまいます。
【恋愛と結婚の違い6】刺激が強い vs 安心感が強い
恋愛 ⇒ 異性としての刺激を求めやすい
結婚 ⇒ 将来を見据えて安定した関係を希望することが多い
恋愛では単純に自分が「好き!」と思った人と交際できることが大事で、どちらかといえば将来のことを真剣に考えてというケースは少ないもの。それだけに異性としてドキドキする相手との交際を望む傾向が強いです。
その点、結婚はこれから数十年以上、一緒に暮らすことになるので、異性としてのドキドキより将来を見据えて安心できる関係を築けることが大事になってきます。
たしかに、恋愛だと将来のことをあまり意識しないですね。
結婚ってなるとそういうわけにはいかないですもんね。
【恋愛と結婚の違い7】あくまで他人 vs 家族になる
恋愛 ⇒ どれだけ深い関係になっても「他人」同士
結婚 ⇒ いちばん身近な「家族」になる
恋愛ではどんなに仲が良くてラブラブな関係でも、法的な関係はないため「他人」同士のままです。たとえ同棲していても、冷めた言い方をすれば「同居人」でしかありません。
ただ、婚姻届けを提出して結婚した瞬間に「家族」となります。単なる同居人ではなく、家族としてお互いのことを自分ごとと捉えて協力していく必要が出てくるでしょう。
【恋愛と結婚の違い8】短期間で終わりやすい vs 永く一緒に暮らす前提
恋愛 ⇒ 感情の盛り上がりに大きく左右されるため短期間で終わりやすい
結婚 ⇒ ずっと一緒に暮らせるかという視点になるため永く続きやすい
恋愛では、将来のことをあまり考えずお互いの「好き!」という感情が重視されるため、片方もしくは双方の気持ちが冷めるとあっさり終了になってしまうもの。そのため、交際は比較的短い期間で終わりやすいです。
それに対して結婚は、これから何十年も一緒に暮らして新しい家庭生活を築いていく前提があります。目の前の「惚れた腫れた」の関係だけでなく、将来を見据えた関係づくりが欠かせません。
【恋愛と結婚の違い9】最後まで個人対個人 vs 最後は家対家
恋愛 ⇒ 最初から最後まで自分で勝手に決められる
結婚 ⇒ お互い「家」対「家」の関係になる
恋愛は付き合うのも別れるのも個人の自由で、よほどのことがないかぎり、それぞれの家族にまで影響が出ることはありません。
ただ結婚の場合は、本人同士の合意だけでなくお互いの親(家)に認めてもらう必要があります。出会って交際するまでは個人の自由だったとしても、最終的には親(家)の承認が必要です。
【恋愛と結婚の違い10】簡単に別れられる vs 簡単には別れにくい
恋愛 ⇒ 別れることは比較的簡単にできる
結婚 ⇒ 別れることはそんなに簡単ではない
恋愛は法的な関係がなく、お互いの自由意志だけで動けるため、関係が悪化したときに別れるのもとても簡単です。もちろん、相手への想いが強い場合はショックが大きいですが、基本的にはどちらかが「別れましょう」と言えば、関係は終了できます。
結婚しても別れることはできますが、離婚に対して財産分与など多くの条件に合意する必要があります。何より離婚という精神的ダメージがとても大きくなりやすいです。
離婚なんて想定したくないですが、いざというときは大変そうですよね。
離婚する予定で結婚する人は誰もいないからこそ、万が一のことも少しはイメージしておいたほうがいいですね。
結婚って何のためにするの?
ここまで読んで「やっぱり、結婚って大変そうだなぁ」と感じたかもしれませんね。こちらでは、結婚そのものについて見てみましょう。
結婚とは
実は、「結婚」という言葉を正確に説明するのは難しいです。
法的には「結婚」という言葉ではなく「婚姻」という言葉が使われ、日本国憲法では「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」と定められています。
また、広辞苑での記載は次の通りです。
いずれもちょっと難しい表現ですよね。
要は、ひと組の男女が新しい家庭をつくり、浮気をせず、生活面・経済面などについて協力して一緒に暮らしていく関係といえるでしょう。
そして結婚を考えるうえで、次の視点を意識しておくことが大切です。
まったくの他人であった男女が「夫婦」といういちばん近い存在に変わる
これは意外に注目されにくいポイントなのですが、実はとても大きな関係の変化です。多くの場合、知り合いでもなかった人同士が、夫婦として生涯のパートナーになるわけですから。
この視点に気づくと、幸せな結婚生活を送るにはいかにお相手と協力することが大切か腑に落ちるのではないでしょうか。
冷静に考えると、まったくの他人が夫婦になるってすごいことですよね。
そうなんですよね、その視点をもてると、お互いへの感謝の気持ちも深まりやすいですよね。
結婚って何のため?
今日の日本では、未婚率が男性28.25%・女性17.81%(国立社会保障・人口問題研究所 人口統計資料集2022年版)に達しているほか、事実婚や同性同士のパートナーシップ制度も少しずつ認知されるようになってきています。
価値観がますます多様化するなか、結婚は何のためにするものなのでしょうか?
こちらの表をご覧ください。
男 性 | % | 女 性 | % |
精神的安らぎの場が得られる | 33.8 | 子どもや家庭をもてる | 39.4 |
子どもや家庭をもてる | 31.1 | 精神的安らぎの場が得られる | 25.3 |
現在愛情を感じている人と暮らせる | 14.9 | 経済的に余裕がもてる | 21.0 |
親や周囲の期待に応えられる | 13.4 | 親や周囲の期待に応えられる | 18.0 |
社会的信用を得たり、周囲と対等になれる | 8.9 | 現在愛情を感じている人と暮らせる | 14.0 |
男女で違いはあるものの、子どもや家庭をもてることで精神的に安らぐと考えている人が多いことがわかります。
生涯にわたるパートナーや家族がいることで生きがいや安らぎを感じられ、親や周りの期待に応えられる安心感が強いといえるでしょう。
時代が変わっても、結婚に充実感や安心感を求める人が多いんですね。
若いうちはあまり気にならなくても、30代・40代以降になると将来への不安も感じ始めますしね。
恋愛相手と結婚相手の違い
恋愛と結婚の違い、結婚のメリットについて見たところで、改めて恋愛相手と結婚相手の違いについて考えてみましょう。
結婚に恋愛感情は必要か?
まず、結婚する相手に対して恋愛感情をもつ必要はあるのでしょうか?
広辞苑の「恋愛」「恋い慕う」「恋しい」の意味を合わせると、恋愛感情は下記のように言い換えられます。
この意味で考えると、結婚するのに恋愛感情は「あるに越したことはないけれど、なくてもいい」と言えるでしょう。
なぜなら、結婚生活は日常生活そのものなので、「思いこがれる」という激しく熱い感情よりお互いを心から思いやり、何かあっても話し合って解決していける信頼関係が大切だからです。
逆に恋愛感情が激しすぎると、お互いを冷静に見られず勢いだけで進み、結婚してから「こんなはずじゃなかった…」と思ってしまうかもしれません。
幸せな結婚生活を送りたいなら、ドキドキするような激しい恋愛感情にこだわりすぎないようにしましょう。
「やっぱりドキドキしたい!」と思いやすいですが、信頼関係のほうが大事なんですね。
気持ちが盛り上がると楽しいのですが、結婚には冷静さも欠かせませんね。
既婚者に聞く結婚する前の想像と結婚後の現実のギャップ
では次に、実際に結婚した人は結婚前後の生活について、どのように感じているのでしょうか。ブライダル総研さんが興味深い調査をされているので、ご紹介します。
下記の表をご覧ください。
男 性 | % | 女 性 | % |
家族としての絆が得られる | 78.8 | 家族としての絆が得られる | 86.7 |
好きな人と一緒にいられてうれしい | 75.7 | 好きな人と一緒にいられてうれしい | 83.7 |
精神的安定が得られる | 75.3 | 精神的安定が得られる | 81.5 |
社会的に信用される | 59.3 | 家事の負担が増える | 66.3 |
生活が便利になる | 44.1 | 経済的に安定する | 49.6 |
男女ともに「家族としての絆が得られる」「好きな人と一緒にいられてうれしい」「精神的安定が得られる」がトップ3を占めています。
これは、先ほどの「未婚者がみる結婚の利点」についての結果と比べても、納得感がありますよね。
その一方で、ブライダル総研さんの調査結果で、男女で回答率が大きく異なったものは下記になります。
男性が女性より大きく上回る項目 | % | 女性が男性より大きく上回る項目 | % |
仕事に打ち込める | 男38.1 女18.4 | 家事の負担が増える | 男36.3 女66.3 |
生活が便利になる | 男44.1 女37.9 | 経済的に安定する | 男31.9 女49.6 |
ここから、全体としては「女性が家事を多く担うことで男性が仕事に集中でき、家計が安定する」という、以前からの傾向がまだ続いていると考えられます。
逆に言えば、
これから結婚しようと思う男性は家事を積極的にがんばって女性の負担を減らし、女性はある程度でも働くようにして家計を助けることを心がけると、婚期が近づきやすいといえるでしょう。
成婚者に聞いた恋愛相手と結婚相手の違い
こちらでは、私が運営するエールマリアージュで成婚されたお客さまに、婚活していたときと結婚してからで「お相手選びで大切だと思うこと」を挙げていただいたアンケート結果をご紹介します。
男性 | 婚活していたときに、お相手選びで何が大切だと思っていましたか? | 実際に結婚してから、改めて、お相手選びで何が大切だと感じていますか? |
1位 | 価値観が合うか? | 一緒にいてラクかどうか? |
2位 | コミュニケーションが取れるか? | コミュニケーションが取れるか? |
3位 | 一緒にいてラクかどうか? | 価値観が合うか? |
女性 | 婚活していたときに、お相手選びで何が大切だと思っていましたか? | 実際に結婚してから、改めて、お相手選びで何が大切だと感じていますか? |
1位 | 価値観が合うか? | 思いやりがあるか? |
2位 | 経済力があるか? | 信頼できるか? |
3位 | コミュニケーションが取れるか? | 価値観が合うか? |
男性女性ともに、婚活時は比較的、価値観や条件を大事にされていた方も多いですが、結婚後は、「一緒にいてラク」「思いやり」と、居心地の良さを挙げる方が目立っています。
とくに結婚相談所での出会いでは、事前にお互いのプロフィールで条件をかなり確認してから会います。だからこそ、最初から条件的なことを重視するのではなく、結婚後の居心地の良さをイメージできるかを大切にしていきましょう。
私が妻と結婚するときにどんなことを基準に決断したのかについて、下記の記事で詳しく書いています。ひとつの事例として、ぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚すると、信頼感や安心感の重要性を強く感じるものなんですね。
そうですね、私は結婚して11年になりますが、年々、そういう気持ちが強くなっていますね。
「恋愛と結婚の違い」についての疑問
ここでは、恋愛(相手)と結婚(相手)の違いについてよく聞かれる疑問についてお答えてしていきます。
「恋愛と結婚は違う」と言うときの男性心理
女性と交際している男性が、結婚まで話が進みそうなタイミングで「恋愛と結婚は違う」と言うときには、おもに下記2つの心理が働いています。
家庭をもつことの責任が重い
これまで親から「子ども」として扱われてきた自分が突然、夫や親になる責任がとても重いと感じてしまい、二の足を踏んでしまう男性は多いです。
まだ独身の自由を楽しみたい
家庭をもつ重圧もさることながら、男性はシンプルに「今ある自由」をもっと楽しみたいという気持ちも働きやすいです。
「恋愛と結婚は違う」と言うときの女性心理
逆に、男性と交際している女性が、プロポーズされる雰囲気を感じ始めた頃に「恋愛と結婚は違う」と言うのには、おもに下記2つの心理があるでしょう。
一時の楽しさだけでなく将来へ向けた安心感をもてるか
いくらデートで楽しく過ごせても、結婚したら変わってしまうのではないか、いつまでも自分を大切にしてくれるかと不安を抱く女性は多いです。
家庭を築くことに責任をもてるか
たとえ周りにすでに妻や母になっている友人や同僚などが多くいても、女性も突然、自分が妻になったり親になったりする責任を重く感じやすいです。
なぜ「好きだけど結婚は違う」と振られるのか?
私がお客さまとお話していても「5年も付き合っていたのに、結婚は考えられない」といきなり振られたということは、あまり珍しくありません。
- そもそもまだ結婚する気はない
- 週1回くらいのデートを楽しめても、何十年も一緒に暮らせるイメージができない
- 物事に対する価値観や人生の方向性が合わなさそう
- 意見が違ったときに本音で話し合いができなさそう
- お相手の親と仲良くやっていく自信がない
ほかにも可能性はありますが、これまでお伝えしてきたような恋愛と結婚の違いを改めて意識したときに、結婚をためらってしまうことはよくあります。
恋愛結婚が難しいと思ったら?
ほとんどの人が日常的な出会いから結婚することを希望しているのではないでしょうか。その気持ちは私もわかります。
ただ、恋愛から結婚までの平均交際期間は4.9年(国立社会保障・人口問題研究所 第16回出生動向基本調査)です。
恋愛と結婚の違いを踏まえると、いわゆる「適齢期」と言われる30歳頃を過ぎてから、日頃の生活で新しい出会いを見つけ、何年か恋愛して結婚するというのは簡単ではないでしょう。
今から恋愛結婚するのは難しいかなと思ったら、お見合いからの結婚も考えてみるといいですよ。
たしかに「偶然どこかで出会って…」というストーリーにあこがれますね。
めちゃくちゃわかります。私もそう思っていました。でも、結婚してしまえば「関係ないな」と感じますよ。
結婚したい人は直感で決めるべき?
「ビビビッと来たから結婚した」という話を周りで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
基本的に直感は当たることが多いので、信じたほうがいいです。ただ、それが外れたときの代償はとても大きく、大変な結婚生活になったり、最悪の場合は離婚になったりすることも…。
そのため、直感での相手に対する感覚を何度も会っていくなかで「答え合わせ」していくことが大切です。
どういう直感を信じたらいいかについてこちらの記事で詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
恋愛と結婚の違いを教えてくれる名言5選
恋愛と結婚の違いをしっかり意識することで「それでどうしたらいいの?」と、立ち止まってしまうかもしれません。そういうときは、有名人の方々の名言に背中を押してもらいましょう。
【恋愛と結婚の違いに関する名言1】ルソー(哲学者)
ルソーは妻について述べていますが、夫についてもまったく同じです。
スタイルが良かったり優秀だったりする恋人を周りに自慢できたら、自分の承認欲求は満たされるかもしれません。
ただ、結婚生活は何十年も続くもの。
だからこそ、自分がしっかり愛情を注げる相手を見つける大切さを教えてくれる言葉です。
【恋愛と結婚の違いに関する名言2】明石家さんま(タレント)
恋愛や婚活をしばらくがんばっていると、結婚がゴールにしか見えなくなってくることがあります。
しかし、そうではなく、結婚はあくまで二人の人生のスタートであり、スタートしてからもさまざまな問題や試練を乗り越えていく必要がある。
それだけに、信頼関係をいちばんに考える重要性を示唆してくれる言葉です。
【恋愛と結婚の違いに関する名言3】アインシュタイン(物理学者)
当たり前に変わっていくものを変わらないでほしいと望み、簡単には変わらないことを変わってほしいと望む関係では、結婚してもうまくいかないもの。
だからこそ、お互いの気持ちや状況に思いをはせる習慣が大切だと教えてくれる言葉です。
【恋愛と結婚の違いに関する名言4】美輪明宏(歌手)
結婚して二人で支え合って生きていくことを決めるのは、一人でなんでも好き勝手にできる自由とはお別れすること。
その覚悟をもつからこそ、その相手と結婚しないとつかめない幸せを手に入れられると励ましてくれる言葉です。
【恋愛と結婚の違いに関する名言5】サミュエル・ジョンソン(イギリスの詩人)
愛情より経済面を重視しすぎたり、相手をいちずに想いすぎて冷静さを失ったりしての結婚はうまくいかない。
やはり、目先の利益や想いだけでなく、将来もしっかり見据えた関係を築く重要性を教えてくれる言葉です。
有名人5名の方々の名言をご紹介しましたが、まだ婚活をどう始めていいかわからない方は、こちらのブログ記事をご覧ください。初歩的なところから年代別に詳しく書いています。
恋愛と結婚の違いに迷ったら気軽にお問い合わせください
恋愛と結婚には下記のような違いがあります。
- 非日常 vs 日常
- 二人のもの vs 家族のもの
- 自由が多い vs 制約が多い
- 法的な関係はない vs 法的な関係がある
- 帰るところがある vs 帰るところはない
- 刺激が強い vs 安心感が強い
- あくまで他人 vs 家族になる
- 短期間で終わりやすい vs 永く一緒に暮らす前提
- 最後まで個人対個人 vs 最後は家対家
- 簡単に別れられる vs 簡単には別れにくい
これらの違いをきちんと理解しておかないと婚期が遅れるばかりか、結婚してからも次々と壁にぶつかり、本当に苦労するでしょう。
エールマリアージュでは、無料での出張相談とオンライン相談を受け付けています。
恋愛と結婚をどう区別して考えたらいいかよくわからない方は、お気軽にご相談くださいね。私自身の経験やお客さまの実績から、あなたに合ったお手伝いをさせていただきます。