お見合いから交際にかけて、基本的に、お相手の気持ちに配慮した言動を取ることが、とても大切であると繰り返して書かせていただいていますが、逆に、お相手に気を遣い過ぎて、あまりに自分を出せずに時間が過ぎてしまうことがないように気を付けたいです。
特に、ご自身にとって非常に重要な健康面や、珍しいと思われる価値観などは、比較的早い段階でオープンにする方が良いこともあります。
例えば、深刻な花粉症を患っている方が、春先に、花粉症用のメガネを着用してお見合い行くことなども良い例です。
花粉症用のメガネは、機能上、どうしても見た目があまり良くないですが、花粉が目に入らないようにするには仕方ありません。
本人にとっては、健康上、仕方なく着用しているわけですが、お相手によっては心地よく思わない方もいるかもしれません。
でも、そのような方と無理にお付き合いしようと思う必要はないのです。
ご本人にとって、そんなに大切な健康面について理解を示してもらえない方と付き合っても、おそらく、良いことはないでしょう。
ご自身にとって大きなコンプレックスになっていることや、劣等感を持っていることなど、また、状況次第ですが、過去の交際における悩みなども、早めにオープンにしてみることも大切です。
ここが、一般的な交際との大きな違いなのですが、お互いに結婚を前提にお会いしているわけですから、ご自身にとってどうしても大切なことは早めにオープンにして、はっきりさせることがお互いにとって良いことです。
お相手に対して、熱くなる部分と冷静になる部分のメリハリをつけて、時間を大切にしましょう。