婚活は、ゆっくり急ぎましょう

いわゆる適齢期を過ぎた、30代後半から40代以降の方は、ひとつひとつの出会いに、必要以上の時間をかけることは、あまり望ましくありません。

国の統計でも、一般的な恋愛では、結婚までの交際期間が約4年という結果が出ていたりします。

 

毎週のようにデートを繰り返して仲良くなり、価値観もかなり合っているように感じていても、そもそもお相手が結婚を望んでいるとは限りません。

お相手に結婚の意思があるかも分かりにくい状態で、何年も付き合いを続けるのは、効率が良いとは決して言えません。

 

何年か経ってから、またイチから出直しというのは、辛いものがありますよね。

ただ、時間がないからと言って、とにかく結婚できればと考えて、婚活を進めるのも問題です。

 

周りの知人にも、ほとんど勢いだけで結婚して、子どもができてから、夫の酒癖が悪いことやお相手の家族が協力的でないことが分かり、子どもを抱えて実家に戻り、別居状態になってしまった人もいます。

せっかく結婚して、そのような状態になったのでは、元も子もありません。ご自身もとても大変になりますし、何より、子どもさんがかわいそうです。

 

時間をかけすぎては良くないのに、勢いだけでも良くない。この矛盾することのバランスを取っていくことがポイントです。

 

そのためには、とにもかくにも、本当に結婚したいと思っている異性に多く会うことが重要で、その出会いをひとつひとつ大切にして、ご自身が絶対に譲れないことをはっきりさせていくとともに、ご自身でも気付いていなかったご自身のクセに気付いて、少しずつ修正したりしていくことで、ご自身の感覚が磨かれていくのです。

 

そのように、ご自身のことを客観的に見ることが苦手な方が結構多いですが、そのような方は、その道に詳しい人からアドバイスをもらっても良いでしょう。

自分では気付いていないことが、異性から見れば、意外に気になることだったりすることもあるので、第三者の意見を聴いてみることも必要です。

その中で、少しでも、ご自身に本当に合った方と一緒になれるよう、取り組んでいくことが大切です。

 

例えば、自分ではお相手を気遣っているつもりでも、無意識にお相手を否定するような言葉を発する傾向があったり、話を聴いているようでいて、「でも」「しかし」と続けて、結局はお相手を認められていなかったりすしていることもあるかもしれません。

そういう傾向は、お相手にとっては窮屈に感じられてしまう危険性が高いです。

 

また、異性からのお申し込みはそれなりの頻度で来るにも関わらず、ご自身からの申し込みが成立しにくい場合もあるかもしれません。

その場合は、ご自身に魅力がないのではなく、ご自身のお相手像が、何か偏っているのかもしれません。

そのようなことを一つ一つ確認し、必要に応じて、考え方を変えていくくらい、柔軟に対応していくことが欠かせません。

 

特に、年齢がある程度経ってからの婚活は、必要以上に焦りすぎず、容姿や年収などの条件だけでなく、毎日を一緒に暮らすということを具体的にイメージしながら、交際をしていく一方で、ひとつの出会いに執着しすぎず、ある程度メリハリをつけて、次の出会いに切り替える心がけも大切です。

時間をかけすぎないで、しかも、慎重に確認し合っていくというのは、簡単ではありませんが、いわゆる適齢期を過ぎた方にとっては、本当に「キモ」と言っても過言ではないほど、重要なことです。

 

まさに、「ゆっくり急ぐ」姿勢がポイントですね。

婚活に疲れてくると、このバランスが崩れていきそうになります。

どちらに偏っても、幸せな結婚生活にはならなくなる可能性が高いですので、ぜひ、お気をつけていただければと思います。

ゆっくり急いで、頑張りましょう!

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