婚活する女性にとって、やはりお相手の年収は気になるものですよね。
「そんな高望みはしないので、普通でいいんですよ」
そういう声をよく聞きますが、実際にはどうでしょうか?
国税庁の平成26年度民間給与実態統計調査結果では、男性の平均年収は以下のようになっています。
1,000万円以上 ・・・・・6.6%
800~1000万円未満・・ 6.7%
600~800万円未満・・・ 14.3%
400~600万円未満・・・ 30.2%
400万未満・・・・・・・ 42.3%
これはもちろん、既婚者も、50代・60代以上の方も含めての数字です。
いかがでしょうか。
「高年収」としてイメージしやすい1,000万円以上の方は、1割にも満たない、つまり、10人とお会いして1人も該当しないくらいの確率です。
「少なくとも600万円以上」と考える女性も多いですが、それでも27.6%で3割にも届きません。
上位3割以上を、「普通」とは言えないですね・・・。
多くの女性にとっての「普通」と現実とのギャップは、意外に大きいです。
では、年代別ではどうでしょうか。
同じく国税庁の調査結果です。
30~34歳 平均446万円
35~39歳 平均502万円
40~44歳 平均564万円
45~49歳 平均629万円
50~54歳 平均656万円
少し驚きの結果かもしれませんね。
多くの女性が求める「普通」の年収600万円は、40代後半以降にならないと実現しにくいようです。
しかもこれは「平均」で、極端に年収が高い人がいると全体の数字が引き上げられますし、実際の感覚としてはもう少し低いと思った方が良いかもしれません。
しかもこれは「平均」で、極端に年収が高い人がいると全体の数字が引き上げられますので、実際の感覚としてはもう少し低いと思った方が良いかもしれません。
この結果からも、多くの女性が考える「普通」の600万円以上は、決して「普通」ではないことが分かります。
少し厳しい表現になってしまいますが、上位3割以上の男性を求めるなら、あなたも女性として上位3割以上の魅力を何か持っている必要があることになります。
高度経済成長期を支えた終身雇用制はもはや崩壊していると言っても過言ではありません。
あの電機大手のシャープでさえ激しいリストラを繰り返したあげく、中国の企業に買収されてしまう時代です。
現実と離れた「普通」を追い求めすぎるのではなく、お相手とどうやって協力して幸せな家庭を築いていくか、改めて柔軟に考えてみてはいかがでしょうか。
思わぬところから道が開けるかもしれませんよ。
どうしたら良いか分からないときは、お気軽にご相談くださいね。