突然ですが、婚活で疲れている人へ届けたい名言があります。
フランスの小説家 スタンダール
(ナポレオン一世の時代に軍人や官僚を務めた。小説『赤と黒』『パルムの僧院』、随筆集『恋愛論』で有名。)
「愛情には一つの法則しかない。それは愛する人を幸福にすることだ。」
とても簡単に言えば、相手に好意を持つのは自由であるが、その想いは相手が幸せになることでないといけないということです。
「出会いがない」「良い人がいない」と声高に言っている人に限って、「お相手を幸せにすること」に驚くほど無関心な人が多いです。
まるで、ディーラーで自動車を買うような感覚で、一方的に「好意」や「愛情」を押し付ける人が多いですね。
自動車を買うなら、ディーラーの担当者も、できる限りあなたの希望を叶えようと「一方的に」頑張ってくれるでしょう。
納車日を1日でも早めようとしたり、希望する設備をサービスしてくれたり、帰り際には見えなくなるまで見送ってくれたり・・・。
でも、結婚相手は当然のことながら、一方的に選ぶことはできません。
「選ぶ側」でもあると同時に「選ばれる側」でもあるからです。
口では「そんなことは分かっている」と言いながら、そのことをほとんど正しく意識できていない人が少なくないですね。
性格、年収、容姿などいろいろな「条件」も大切ですが、まず異性にしっかり「選んでもらえる」ようになるには、出会った人にまず自分から愛情を注ごうとする気持ちがとても大切です。
「えっ、それは納得できない」と思ったあなた、気を付けた方がいいですよ。
あなたが、お相手のことを幸せにしよう、大切にしようと思わないで、自分が幸せになりたいと考えていたら、お相手は見事にその気持ちを見透かすでしょう。
そうすれば、いくら表面上は会話が盛り上がったり、好印象を持ったりしても、最終的にあなたのそばから離れていく可能性が極めて高いです。
仮に、たまたま結婚できたとしても、幸せで落ち着いた生活は長続きしないことでしょう。
結果として相性が合わず、次に繋がらなかったとしても、お相手を大切に考えようとする姿勢を大事にしていると少しずつ「運命の人」が近づいて来てくれるのです。
スタンダールの名言には、そんな幸せな結婚に近づくための大きなヒントが詰まっています。
もしあなたが、「良い出会いがない」と悩んでいるなら、これから出会う人に対してできるだけ愛情を持って接してみてくださいね。応援しています。