「結婚は恋愛の延長と考えない方が早く結婚できる」と聞くと、あなたはどう思いますか?
「好きではない人と結婚できない」
「恋愛をしてから結婚した方が、お互いのことを知れるから失敗を防げる」
そんなふうに考える人も多いですし、もちろん考え方は自由です。
ただ、このことを考える上で非常に大切なポイントが2つあります。
ひとつは、
恋愛は非日常で、結婚は日常である
ということです。
いくら恋愛で長く付き合っていても、お互いに一緒にいる時間は「非日常」であることに変わりはありません。
週2~3回会っていても、その時間は双方にとって特別な時間です。一緒に過ごす時間のために、「洋服は何を着て行こうか?」「どこで食事しようか?」などと一生懸命考え、自分一人でいる時間とは明らかに違う過ごし方になりますよね。
同棲していたらかなり日常に近くなりますが、異性と付き合う度に結婚できるかどうかを確かめるために同棲していたら、結婚するまでに何年かかるか分かりません。
もちろん、20代の人ならまだ時間をたくさんかけて、恋愛から結婚を考えても良いかもしれませんが、30代以降になって「恋愛から」なんて言っていると、瞬く間に時間が過ぎていきます。
そして、もうひとつは、
結婚前提の付き合いが恋愛を無視しているわけではない
ということです。
自分が好きになれない人と結婚するということでは決してありません。
これからの長い結婚生活のために絶対譲れない価値観や条件を確認していく中で、お互いの相性が合えば、自然に恋愛感情も出て来るものです。
私たち夫婦もお見合いから結婚しましたが、何度も会ったり、結婚へ向けての話をしたりしていき、お互いに結婚相手として大丈夫だと思えば、お互いを愛おしく思い合えましたよ。
「結婚前提のお付き合い」と言っても、「早く結婚したいと思っている人同士」ということであって、「お互いに好きにもなれないままとにかく結婚する」ということではありません。順番が少し逆になっているだけです。
特に30歳を過ぎて早く結婚したいと思っているなら、「まず恋愛して・・・」とゆったり構えないで結婚を前提としたお付き合いを探した方がいいですよ。
私は30代後半でそのことに気付きましたが、もっと早く気付いていたら、もう少し早く結婚できたかもしれません。私の経験からも、結婚を恋愛の延長として考えないことをおススメします。
もっと詳しく知りたい方は、お気軽にご相談くださいね。