「若いときに結婚しておけば・・・」と後悔しないで!

いわゆる30歳前後の「適齢期」と言われる年齢を過ぎると、

「なんで、もっと早く結婚しなかったのかなぁ」

と思うことがありませんか?

 

私は正直なところ、何度か思いました(笑)。どうしても、周りが次々に結婚して家庭を持っていくと焦ってしまうのですよね。よく分かります。

実際、体力的にもまだまだ元気で時間的に余裕があるので、子どもを計画的につくったり、老後のことを落ち着いて考えたりすることもできますので、20代の早い時期に結婚するメリットはたくさんあります。

 

でも、あえて言わせてください。

若いときに結婚すればいいとは限らない

と。

 

私の周りにも、学生時代から付き合っていた人と卒業後すぐに結婚して、今も幸せに暮らしている友人もいますし、若いときに結婚することを否定しているわけでは決してありません。

20代や早い時期に結婚できなかったことを悔やむ必要はない

ということです。

 

仕事柄、結婚について話を聞くことが多いですが、若い頃に結婚した人で離婚したり別居したりしている人は少なくありません。

たとえば、子どもの頃に父親を亡くした女性は、父親代わりも含めて、何歳も離れた年上の男性と早く結婚することがありますが、自分の精神年齢が追い付いてくるとすれ違いが多くなって離婚に至ってしまうことが時々あります。

 

自分の社会経験がとても浅い時期や心に傷を負うような家庭環境で育った場合、必要以上に相手が魅力的に思えてしまうことが意外にあるので、必ずしも若くして結婚すれば万事OKとはならないのです。

私は、お見合い33回を経て38歳で結婚した晩婚組ですが、若いときに結婚した友人や知人から、「それくらい遅い方が、お互いに人生経験を積み、酸いも甘いも知っているから大人の付き合いができるし、大人の子育てができる」と言われます。

 

確かに、子育て、教育、自分たちの老後、親の介護と多くのことがほぼ同時にやってくるので、晩婚組は経済的にとても厳しい反面、精神的にはお互いがいろいろな経験を積んできた分、多くを求めない傾向はありますね。

晩婚組には晩婚ならではの大変さもありますが、逆に、晩婚だからこそうまく行く夫婦関係もあります。

婚期が遅れたからと言って悲観する必要はありません。

今が、あなたにとって結婚する最も良い時期なのです。

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