「結婚相手は、どんな人がいいの?」
「いやいや、そんなにたくさん望んでいないよ。普通でいいんだ。普通の人で」
こういうやり取りをよくしていませんか?
あなたの言う「普通」の中身を知らない周りの人は、「そうだよねー、なかなか出会いがないんだよね」と理解を示してくれるかもしれません。
でも、このパターンはちょっと危険ですよ。
なぜなら、
あなたが結婚相手に求める「普通」は普通ではない可能性が高いからです。
男性も女性も、自由に異性を選ぼうとするとほぼ間違いなく、自分より「上」しか見ません。
自分と「同じ」は、妥協にしか見えません。
たとえば、男性がよく求める「普通」の女性像として、若くて、見た目は美人でなくてもいい、明るくて笑顔が普通に良くて、まあまあ愛想があって、家庭料理くらいは普通にできる感じ・・・・・
女性が求める「普通」の男性像なら、年収500万円くらいで、身長170㎝以上、太り過ぎでもやせ過ぎでもなく、清潔感が普通にあって、普通に優しくて、一人暮らしの経験がある人・・・・・
いやいや!それ、普通じゃないですから!!
ひとつひとつの要素は、「特別に」すごいものではなくても、立派に平均以上ですよね。
ほとんどすべてが平均以上の人はもはや「普通」ではないです。
多くのことをバランスよく兼ね備えている人は、そんなにいません。
もちろん、そういう異性にアプローチするのは全然問題ないですが、そこにこだわっていると、どんどん婚期が遅れてしまいますよ。
そもそも、あなたはすべて「平均以上」と言い切れますか?
あなたが、自分と「同じ」くらいと思っている異性は、実はかなり「上」の人かもしれませんよ。
本当に幸せな結婚生活を送りたいなら、「どれだけ条件が揃っているか?」ではなく、「お互いの良い所を見つけて一緒に生きて行けるか?」という視点でお相手を探しましょう!
どんなに素晴らしい条件も、永遠に変わらないものはありません。
どれだけ年収が高くても5年後にどうなるかは分かりませんし、どんなに愛想があって笑顔が良くても大ゲンカしたらどうなるか分かりません。
あなたが、「少し物足りない」と思っているような異性でも、あなたにとって十分すぎるくらいの人もきっといますよ。
ぜひぜひ、一度、自分の中の「普通」を疑ってみてくださいね。