男性なら結婚相手はキレイな女性が良いに決まっていますし、女性ならカッコイイ男性が結婚相手だったら良いに決まっていますよね。
人間、いや、動物の本能として仕方ないことですし、当然のことなので全く否定はしません。
自分がまだ若くて時間があったり、自身が自他共に認めるバツグンの容姿を備えていたりするなら、いつまでもお相手に容姿の良さを求めても良いかもしれないです。
でも、そうでないなら…
そろそろ気付いてほしいなぁと思うことがよくあります。
安易な「妥協」としてではなく、「幸せになる」ためにどうした方がいいかを…。
毎日一緒に暮らす相手がカッコイイ旦那さんだったり、キレイな奥さんだったりしたら、それはある意味で幸せな気持ちになれるし、楽しいかもしれません。
でも、あえて冷たい言い方をすれば、婚活市場も需要と供給で成り立っています。
そもそも、容姿が良い人が婚活市場に入ってくる可能性は高くないし、入ってきたとしてもまさに「引く手あまた」状態。
その人も容姿重視で動いたとしたら、どうか?
そこで勝てる自信があるなら、勝負し続けても構わないし、自分の中でいたずらに妥協した活動をしてたとえ結婚できたとしても納得できないかもしれないので、玉砕覚悟で挑むのは自由です。
でも、人生にはもっと大事なことがあるのではと思ってしまうのも事実です。
私は結婚してまだ6年半なので、エラそうなことを言えた立場ではないですが、それでも、結婚して初めて気付いたり、学んだりしたことは数え切れません。
「当たり前」の日常が当たり前のように進んでくれるありがたさを実感するようになったのも、恥ずかしながら、家庭を持ってからと言っても過言ではないです。
朝起きて食事をして、仕事に行って、掃除をしてという日々の出来事から、10年・20年先の将来設計まで共有する、まさに「人生の伴侶」だからこそ、言葉に代えられない信頼や愛情を感じることができるのです。
そのために何より大事なのは、お互いのことを心から大事に思い、時にはケンカをしてでもしっかり向き合い、何があっても乗り越えていけることです。
容姿が良くて、そういう深い関係も築ければ最高かもしれないですが、それを目指すがゆえに、どんどん時間が過ぎていき、人生の残り時間が減っていくのはもったいないと思うのは私だけでしょうか…。
もちろん、人生の選択は自由ですし、どういう方向で婚活しようが勝手なのですが、少しでも参考になれば嬉しいです。