誰だって、「理想」の結婚相手と結婚したいものですよね。
これからの長い人生を一緒に生きていくのだから当然、という考え方もありますし、安易に妥協すればいいものでもないのも確かです。
でも、その一方で、「会えなければ始まらない」ということも事実です。
悲しいかな、婚活市場も需要と供給で成り立っているので、「掘り出し物」はほぼ見つからないと考えた方がいいです。
つい何百人、何千人もの異性のリストを見ると、「選び放題」のように感じてしまうもの無理はないですし、しばらくはビギナーズラックを期待して、思うままに申し込むのも良いでしょう。
それで自分の市場での位置を知ることもできますので。
ただ、いつまでも「理想」にこだわっていては、婚期は遠のくばかりです。
そのように書くと、多くの人が誤解してしまうかと思います。「妥協なんてイヤだ!」と。
「理想にこだわらない=妥協する」ということではありません。
なぜなら、「自分が思う理想」が必ずしも「自分の幸せ」に繋がるとは限らないからです。
例えば、年収が高くイケメンの男性と結婚した女性が束縛されて窮屈な生活を余儀なくされることもありますし、若くてキレイな女性と結婚した50代の男性が自分の体力のなさから肩身の狭い思いをすることもあります。
もちろん、ある程度の希望条件は必要ですし、誰でもいいと安易に考えては早晩破綻するのは目に見えていますが…。
そんな中で、自分のある程度の理想を叶え、自分と釣り合った異性を探すにはどうしたらいいのでしょうか?
ひとつの提案は、
自分が「会いたい人」ばかりに申し込むのではなく、「会える人」から「なるべく会いたいと思える人」を探すことです。
カッコいい男性、キレイな女性という視点ではなく、お相手の異性が自分でも良いと思ってくれそうな人をベースにして探して、その中から、プロフィールに垣間見える人柄などを加味して、ちょっとは会ってみたいと思える人を探すのです。
実際、私自身が婚活していたときも、登録当初は何十連敗と玉砕していましたが、この視点に気付いて自分のことをシビアに見つつ、自分の気持ちも大事にすることでお見合いが月に5件前後決まるようになりました。
どんなに理想を掲げても会えないと始まらないですし、その理想が必ずしも幸せに繋がらないかもしれないことを考えれば、なおさら、まず会えることを優先すべきです。
会ってくれそうな人からある程度会ってみてもいいかなと思える人を探す、それくらいのスタンスで頑張ってみるといいですよ!