婚活している優しい女性に時々あるパターンですが、好意を持った男性ならともかく、一度会ってみて、「ない!」と感じたお相手にも嫌われたくないという気持ちが強く出てしまうことがあります。
これは、なかなか男性には分かりにくい感覚ですが、良く言えば、「お相手を傷つけたくない」という優しさ、悪く言えば、「自分が傷つきたくない」という八方美人な気持ちです。
例えば、お見合いでも多くの場合は、残念ながら、表面的な会話に終始して相性が合いそうにないなと感じるもので、そのようなときは、「適当に」話を合わせて、大人としてしっかり対応しつつ、お互いに「それっきり」ということを暗に理解して終えます。
でも、上記の感覚が強い人は、まるで相手に好意があるかのように振舞ってしまい、案の定、相手に勘違いされて好意を持たれてしまい、そして、「どうしよう・・・」と戸惑ってしまうことになるのです。
はっきり言って、お見合いを「無難に」終わらせることにほとんど意味はありません。
仕事や友達関係なら、逆に、「無難に」終わらせることがとても大事なことが多いですが、将来夫婦になるかもしれない相手に、本当の気持ちを徹底的に出さずに無難に終えることに価値はありません。
もちろん、好意を持った人にも誠意や感謝の気持ちが欠かせないのは言うまでもないですが、自分の気持ちと逆の言動をしてまで無難に終わらせる必要はないです。
率直に、相手を思えるか、言葉のキャッチボールができるか、居心地が良いか、それで判断すればいいのです。
相手への誠意を忘れない限り(←これは非常に重要です)、「自分を出す=自分勝手」ではありません!
むしろ、ちょっとくらい意外と思われるようなことでも言ってみることで、相手の価値観が分かるものです。
「男だから」「女だから」などと囚われず、最初からそれなりに自分らしさを出せる人を粘り強く探す方が、いたずらにチャンスを作ろうと相手に嫌われない方向へ持っていくより、結局は結婚に近づきます。
前向きになれない人にまで嫌われないようにいたずらに頑張らず、自分らしく取り組んでいきましょう!