両家へのご挨拶はプロポーズを終えてから!

現在、真剣にお付き合いしているお相手がいる人も、頑張ってお相手を探している人も、近い将来のために覚えておいてほしいことのひとつに、「ご両家へのご挨拶」があります。

「そんなのまだまだ先だから」「相手もいないから…」と思っていると、いざという時にとんでもない展開になってしまう危険もあるので気を付けてくださいね。

 

なぜなら、結婚は基本的に個人同士の問題ですが、最終的な段階になると、突如として「両家」の存在がクローズアップされるからです。

結婚を決意して双方の親御さんなどにお相手を紹介する「両家へのご挨拶」が、まさにそのスタート。

 

実際には、息子や娘が「この人!」と決めた人ならいいよと大歓迎してくれる親がほとんどですが、そうではないケースもあります。

当方でも、過去に2例、完全に「親」の問題で、順調だった交際が暗転して終了になったことがあります。そのときはとても悲しい結末になりましたので、本当に油断は大敵ですよ!

 

たとえ大どんでん返しで交際終了という最悪な事態にまではならなくても、結婚すれば、言うまでもなく、お相手の親御さんも親族になるわけで、良好な関係を作っておくのは二人や家族の将来にとっても非常に大切です。

だからこそ、両家へのご挨拶は何事もなくスムーズに終われるように、徹底して慎重に対応するべきです。

後から振り返って、「あんなに慎重にならなくても良かったね」と言えるくらいでちょうどいいのです。

 

当日の服装や手土産などに気をつけることはもちろんですが、意外な盲点が「プロポーズ」。

二人の間では、もう結婚することが暗黙の了解になっていて、具体的な生活へ向けての相談などが進んでいると、プロポーズは両家へのご挨拶が終わってからでもいいかなと、あまり重視しないことがあります。

 

確かに、二人の間ではこれまでの経緯があるし、お互いの性格も分かっているので、それでも構わないかもしれないです。

ただ、お相手の親御さんへ挨拶に行くと、しばらくは自分のことについてたくさん質問されて、いろいろな話をすることになりますが、ひとしきり答えて落ち着くと、たいていの場合、親御さんから「で、これからどうするの?どんな予定?」などと、今後のことについて聞かれます。

 

そのときに正式なプロポーズが終わっていないと、お互いに顔を見合わせて「ん??」「まだそこまでは…。」などと戸惑ってしまうことがあり、その様子を見た親御さんが急に「大丈夫か?」と不安になってしまう可能性があるのです。

もしかすると、「プロポーズは終わっているんだよね?」と突っ込まれてしまうことさえあるかもしれません。

 

親御さんにとっては、最初の印象がとても大事なので、そのときに動揺した様子を見せてしまうと、不穏な空気が流れてしまい、歓迎ムードがしぼみかねないです。

それだけで、いきなり大反対となるケースはとても稀でしょうが、最悪の場合はそうなりかねないですし、少なくとも将来への信頼関係にひびが入る可能性は高いです。

単に「お付き合いしています」という挨拶なら良いのですが、結婚報告の挨拶の前には、しっかりプロポーズは済ませておきましょう!

 

パフォーマンス的な要素が強くなったとしても、「正式に」プロポーズを終えておくことで、「婚活」モードから「結婚」「夫婦」モードに変わり、自信を持って挨拶へも臨めます。

シンプルですが、本当に取り返しのつかないことにならないように、とても大事なことなので、ぜひ気を付けてくださいね。

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