≪婚活を頑張っている女性が、デリカシーのない男性に出会ってイヤな思いをすることに困っている≫という悩みにお答えします。
<この記事を読むと得られること>
・どの辺りまでが「デリカシーがない」と考えるべきかの基準が分かる
・婚活でデリカシーのない男性に出会ってしまったときの対処方法を手に入れられる
・リスクをなるべく減らして一日も早く結婚相手を見つけるための婚活の考え方を掴める
この記事を書いている私は、自らも数多くのお見合いと交際を経験して結婚した後、個人運営ながら毎年約20組のご成婚カップルが生まれる結婚相談所を運営しています。
今回は、デリカシーのない男性に出会って困ったときの対応方法と、そのような男性と出会ってしまうリスクを踏まえつつ、婚活に前向きに取り組める考え方をお伝えします。
この記事を読み終えると、デリカシーのない男性に出会って婚活へのモチベーションが下がることを減らし、できるだけ近道で結婚相手を見つける考え方が分かります。
これまでデリカシーのない男性に出会って辛い思いをしたことのあるあなたなら、そんなときに婚活を前向きに頑張ることの大変さを知っているでしょう。
婚活を無理に頑張らないで少しでも早く成果を出すコツについても書いていますので、最後まで読んでみてくださいね。
ではまず、確認のために、どのような人が「デリカシーのない男性」なのかを整理してみます。
婚活ではこんな「デリカシーのない男性」に注意しよう!
一言で「デリカシーがない」と言っても、その感じ方は人によって違います。
婚活でどこまでが「デリカシーがない」と考えて良いか迷う人もいると思いますので、主なポイントを下記の15個にまとめてみました。
項目によっては、「それくらいは構わないのでは?」と感じるものもあるかもしれませんが、行動そのものよりも、その人の本質的な性質がどうかということが大切です。
その辺りは後で詳しく書きますので、まず具体的な項目を見ていきましょう。
遅刻しても謝らない
たとえ1分でも2分でも、遅刻は遅刻です。
相手の貴重な時間を奪って申し訳ないという気持ちを表せない人は、極めて無礼なだけでなく、自分の行動によって相手がどのような気持ちになるかを想像できない可能性がとても高いです。
待ち合わせで自分から声をかけようとしない
お見合いなどの待ち合わせで、男性から声をかけないといけないという「ルール」はありませんが、約束時間近くになっても相手を探そうともせず、スマホをいじっているような人は悲しすぎますね。
お見合いにカジュアルすぎる服装で来る
婚活アプリなどでのカジュアルな出会いならまだしも、お見合いにTシャツとジーンズなどのラフな服装で来るのは、あり得ないです。
カフェなどで自分だけメニューを見て注文してしまう
本当に信じられない行為ですが、周りが全く見えない人は、ここまで独りよがりな行動を取ってしまいます。
(お見合いで)ラウンジが混んでいないのに、わざわざ安い店に連れていこうとする
ホテルのラウンジのお茶代は、確かにかなり高価ですが、事前に設定された場所を勝手に変更して、わざわざ価格の安い店へ誘導するのは、ご縁を真剣に考えていない証しです。
身体的特徴について言及してくる(写真も含めて)
「写真と印象が違う」「身長がすごく高い」など、女性の身体的特徴について発言するのも、無礼すぎます。
全身や顔をジロジロ値踏みするように見る
無意識にやってしまう男性が時々いますが、女性へのリスペクトを忘れた無神経な行動です。
上から目線で話してくる
なぜか、「自分が相手より上」という前提で、横柄な態度を取ったり、女性の考えや仕事などを見下したりする人とは、ろくな結婚生活を送れません。
こちらの話を勝手に決めつける
女性の話をしっかり聴かず、自分の価値観で勝手に決めつけて来るのも、協調性がなさすぎです。
自慢話や会社の愚痴が止まらない
自分をアピールすることを勘違いして、自慢話を延々と続けたり、お見合いであることを忘れたかのように、会社の愚痴をこぼし続けたりする人は、自らご縁を放棄しているようなものです。
セクハラ発言をしてくる
「スタイルがいいですね」「セクシーな雰囲気がありますね」などのセクハラ発言をするような人は、即刻お断りしましょう。
職場や最寄り駅などの個人情報を詮索してくる
ある程度親しくなるまでは、お互いの個人情報はほとんど必要ないので、詮索されてもまともに対応するのは禁物です。
いきなり馴れ馴れしい態度を取る
一度デートできただけで、もう恋人気分になってしまう勘違いする男性も少なくないです。
何でも割り勘にしようとする
割り勘そのものが悪いわけではないですが、女性に全く配慮しようとする姿勢がない男性は、器が小さいと思われても仕方ないです。早めに距離を置きましょう。
恋愛・婚活歴を詮索してくる
自分に自信がない人ほど、過去の恋愛などについて詮索してきますが、今の出会いには関係ないので、まともに答える必要はありません。
以上、15項目について見てきましたが、いかがでしたか?
ある程度婚活を頑張ってきた女性なら、「うんうん、あるある」と思い当たることがあったかもしれませんね。
では、ここからが本題です。
次に、上記のようなデリカシーのない男性に出会ってしまったら、どのように対応するのが良いのかをお伝えしていきます。
婚活でデリカシーのない男性に出会ったときの対処法は2つに1つ!
婚活でデリカシーのない男性に出会ってしまったら、余計な時間を取られることを避けて、一日でも早く運命の出会いを見つけるために、スパッと判断することが大切です。
ズバリ、デリカシーのない男性に出会ったときの対処方法は、下記の2つに尽きます。
➀ 素直で学習できる男性なら、そっと教えてあげて成長するかを見る
② プライド高く意地っ張りな男性なら、即刻お断りする
1つずつ、解説していきます。
素直で学習できる男性なら、そっと教えてあげて成長するかを見る
先に挙げた15項目のようなデリカシーのない言動を取る男性と出会ってしまったら、すぐにお断りすることがとても多いと思います。
いずれも、非常に失礼なものばかりなので、「ハイ、終了!」でも全然問題ないのですが、ひとつだけ例外のケースがあります。
それは、
デリカシーのない言動を取る男性が、大人としてはおかしいとしても基本的に素直な性格で、本当に悪気がないことが伝わってきて、あなたもイヤな気がそこまでしない場合です。
決して多くはないケースですが、そのような場合は少し様子を見てもいいですね。
婚活男性の中には、社会的には立派な仕事をしてしっかりした立場があっても、恋愛感覚が中学生くらいで止まっている人も結構多いです。
女性としては本当に良い迷惑ですよね。
ただ逆に、女性慣れしていて妙に手慣れたエスコートをする男性は、他の女性にも同じようにしている可能性もあり、信用しづらいという側面もあります。
だからこそ、恋愛感覚が中学生くらいで止まっている男性でも、あなたの指摘に素直に耳を傾けてきちんと学習できるなら、もう少しチャレンジしてみても良いでしょう。
デリカシーのなさをしっかり「指導」してあげることで、言動が改善して、ゆくゆくは自分色に染まってくれて心地良く過ごせるかもしれないからです。
もちろん、先に挙げた15項目は、本質的にとてもデリカシーがない部類に入るため、慎重に見極める必要がありますので、注意してくださいね。
プライドが高く意地っ張りな男性なら、即刻お断りする
一方、同じデリカシーのない言動でも、明らかに悪意を感じたり、いかにも本質的な性質だと分かったりしたら、すぐに断るべきです。
たとえ悪意をあまり感じなくても、女性の指摘を受け入れようとしなかったり、心から反省する姿勢がなかったりして、改善が見込めない場合も、あっさり断りましょう。
間違っても、年収や容姿などの条件が良いからと言って、気持ちが揺れて、「もう少し会えば変わるかも?」などと安易なことを考えないでくださいね。
意外に、条件の良さに未練を残して断り切れない女性も多いですので、要注意です!
時間のムダです。
結婚はゴールではなく、スタートです。
いろいろな想いや経験をしてきたあなたなら、分かりますよね。
デリカシーのない男性に出会ってしまって、素直さや学習してくれる見通しがないなら、あなたの婚期を早めるために即刻断りましょう。
すぐに断ったとしても、「もう、こんなイヤな気持ちになるのは避けたい…。」と思うかもしれませんね。
本当にデリカシーのない言動ばかりなので、そう感じるのも当然です。
次に、今後の活動へ向けての心構えについてお伝えします。
デリカシーのない男性を避けて出会いたい?
デリカシーのない男性に一人どころか、何人か続けて会ってしまおうものなら、「婚活市場にはこんな人しかいないのか!?」とぐったりしてしまいますよね。
「もうこんなにデリカシーのない男性とは出会いたくない!」
そう願いたい気持ちは、よく分かります。
でも、特定の出会いを避けようとするのは逆効果です。
婚活でデリカシーのない男性を避けようとすると…
申し込みや申し受けの段階で必要以上に選んでしまい、間口がどんどん狭くなる
↓
異性に会うことさえ難しくなる
↓
ようやく異性に会えると、違和感があっても、「もっと会えば変わるかも」とズルズル続けてしまう
↓
時間をかけることで情が生まれる
↓
断る判断がますますしづらくなる
↓
それでも最終的に結婚を迫られると拒絶してしまい交際終了になる
↓
次はさらに間口を狭める・・・
というように悪循環になり、かえってどんどん結婚が遠のくことになるのです。
婚活は、「間口は広く、判断は早く」が鉄則です!
出会いの条件は厳しくしすぎず、「会ってみてもいい」レベルで広めに対応する。
その一方、お見合いや交際での判断は、本質的な性質に違和感があれば勇気を出してどんどん断る。
このスタンスを保つことができれば、いたずらに婚期を遅らせたり、焦って納得できない結婚をしてしまったりすることを避けやすくなります。
逆に、「間口は狭く、判断は遅く」の状態になってしまう人がとても多いので、気を付けてくださいね。
一日でも早く婚活を卒業するために、良い意味で淡々と取り組むといいですよ。
まとめ
まず、婚活でデリカシーのない男性の主な言動を整理しました。
そんなデリカシーのない男性に出会ってしまったときは、相手が素直で学習能力があるかないかで判断すべきで、難しい場合はすぐに断るようにしましょう。
デリカシーのない男性との出会いを避けて、効率よく出会いたいと思うのが心情ですが、そうすると間口がどんどん狭まり、かえって婚期が遅れます。
交際が軌道に乗り始めるくらいまでは、良い意味で淡々と活動していくことが急がば回れで効率的と心得ましょう。