私 三好孝志が妻と結婚しようと決めた理由とは?決定の瞬間とその結果

私が妻と結婚しようと決めた理由とは

「三好さんは、どうして奥さんと結婚しようと思ったんですか??」

仕事柄、このような質問をよくいただきます。既婚者の結婚した理由って気になりますよね。

そこで今回はお恥ずかしながら、私 三好孝志が妻と結婚しようと決めた理由について書いてみます。

今日からの婚活の方向性を考える参考になれば、うれしいです。

みよし

ひとつの例として「自分だったらどうするか?」とイメージしながら読んでみてくださいね!

目次

私が妻と結婚しようと決めた理由|男性として結婚を決めた瞬間

男性として結婚しようと決めた瞬間

こちらではさっそく、私が妻と結婚しようと決めた理由について結論からお伝えします。

【結婚しようと決めた理由1】何があっても話し合えると確信したから

妻と結婚しようと決めた理由はずばり、「この人とならこれから何か問題があっても、話し合って進めていける」と思ったからです。

結婚相手に求めたいことを挙げれば、きりがないでしょう。

  • 容姿に始まり…
  • 性格
  • 年収
  • 職種
  • 地域
  • 家庭環境
  • 金銭感覚…

ただ私はそれまでの経験から、お相手に求めることは「何があっても話し合えるかどうか?」のひとつに絞っていました。

なぜなら、結婚は恋愛と違って日常生活そのものだからです。

恋愛は週1~2回会って楽しいデートを過ごせれば問題ありませんが、結婚は24時間365日、一緒に暮らすことが大前提。毎日のひとコマひとコマで、お互いの考え方や意見、習慣の違いが明らかになっていきます。

もしそんなときに、しっかり話し合って解決したり、方向性を決めたりできなければ、どんなにつらいだろうと思ったのです。

そのため、東京駅近くの昭和ホテルでのお見合いから約2ヶ月で*成婚するまでに、妻とは毎週のように会い、時には夜遅くまで話し込んだことをよく覚えています。

そして気づけば、出会って5ヶ月で入籍、ちょうど1年後に挙式していました。

*成婚:結婚相談所でいう成婚とは、基本的に入籍や挙式を指すわけではなく、二人が結婚することに同意した状態(≒婚約)を指します。多くの場合、成婚してしばらくしてから入籍(結婚)する流れになります。

私にとっては、「何があっても話し合っていける」と思えたことが、妻と結婚しようと決めた最大の理由でした。

たしかに結婚生活は長いので、話し合えることは大事ですよね。

みよし

結婚相手との相性で大切なことはたくさんありますが、個人的には「何かあっても話し合える」ことがいちばんだと思っています。

【結婚しようと決めた理由2】お互いを大切にし合えると思ったから

妻と結婚しようと決めた理由をもうひとつ挙げるなら、「お互いを大切にし合えると思えた」からです。

たとえば、何度目かのデートで河口湖へドライブに行ったときのこと。

当時、私は横浜(神奈川県)、妻は船橋(千葉県)に住んでいました。

目的地には私のほうが近いのですが、妻に「車で近くまで迎えに行こうか?」と聞いたところ、「河口湖へ行きやすい高速道路の近くまで電車で行くよ」と自然に言ってくれたのです。

また、その頃私は仕事が忙しく疲れていたこともあり、一人で現地まで運転して着いたあとに車内で少し休憩させてもらいました。私が休んでいる間、妻はそっと外に出て、近くを散策しながら待ってくれたのです。

妻のそのようなさりげない気づかいが、とてもうれしいと感じました。

その一方で、私も二人で話し込んで遅くなったとき、翌日が仕事でも深夜に妻を自宅まで送り届けて、日が変わってから帰宅したことが何度かあります。

そうして、お互いに自己都合を優先しすぎず、相手のことを考えて行動できるとわかったので、

「この人となら、お互いを大切にし合える」と思いました。

やっぱり、相手のことを考えられるって欠かせないですよね。

みよし

そうですね、お互いに「自分が」「自分が」と考えてしまうと、信頼関係は築けないですね。

なぜ、たった2ヶ月で「この人と結婚したい」と思えたのか?

なぜ、2ヶ月でこの人と結婚したいと思えたのか?

相性が良かったのはともかく「2ヶ月で成婚は早すぎない?!」と感じたかもしれませんね。ここでは、どうしてそんなに早く決断できたのかをお伝えします。

【この人と結婚したいと思えた理由1】結婚願望がある前提での出会い

とても短い期間で成婚できた最大の理由は、出会いの前提にあります。

国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」 によると、恋愛結婚の平均交際期間は4.9年(2021年)です。恋愛の場合、お互いに結婚願望があるかもわからない状態からの出会いなので、結婚まで約5年という長い年月を要するのでしょう。

その一方、

結婚相談所での出会いは、「結婚願望がある人」しかいません

いい人がいたらすぐにでも結婚したいと思っている男女が、事前にかなり詳しいプロフィールを見てからお見合い・交際して、相性が合ったら結婚するという流れ。

相性が合うかどうかだけに集中できるため、相性が合えば成婚まではとても早いのです。

実際、わたしたちも、3回くらい会ったときくらいから「もっと前から知っている感じだねぇ」と言い合っていました。

結婚相談所での出会いで相性が合ったからこそ、2ヶ月という短期間で成婚できたといえます。

相手に結婚願望があるかわからないのは不安です。

みよし

今までも、5~6年付き合って突然振られたという方が何人もいらっしゃいました。たしかに不安ですよね。

【この人と結婚したいと思えた理由2】式場まで決めてから婚約破棄した経験

短期間で成婚できたもうひとつの理由は、私の過去の恋愛経験にあります。

恥ずかしながら、私は妻と出会う2年前に、婚活パーティーで出会ったお相手と式場まで決めてからの婚約破棄を経験しました。

当時、私はすでに36歳。もともとモテなかったわたしが、婚活をがんばってようやく出会えたご縁。

今から振り返ると、「早く結婚したい!」ととても焦っていたと思います。

1年以上お付き合いして婚約、両家への挨拶も終えて式場まで決めた段階で、ちょっとしたすれ違いから一気に修復不可能なまでに関係が悪化して婚約破棄。

その原因は単純で、「本音で向き合えてなかったから」です。

もちろん、当時の私が本音で向き合うことを避けようとしていたわけではありません。早く結婚しようとがんばっていました。

しかし、逆にその結果として知らず知らずのうちに、お相手との関係で気になることがあっても見て見ぬふりをしたり、核心的なことまで突っ込んで話し合うことを避けたりしていたのでしょう。

「これまでの1年以上にわたるお付き合いは何だったの?」と思うくらい、かんたんに関係は終了してしまいました。お相手も似たような思いをしていたかもしれません。

今となっては「ネタ」として笑い話にしていますが、そのときは「もう一生、独りだ…」と立ち直れないくらい激しく落ち込みました。

この経験があったので、1年くらい経って再度婚活しようと立ち上がったときは、「何かあってもちゃんと本音で向き合える人」ということだけをお相手の条件にしました。

式場まで決まってからはツラいですね…。

みよし

そうですね、まさかと思いました…。
私のような経験は絶対にしてほしくないですね。

結婚11周年を迎えて「結婚しようと決めた理由」を検証した結果

結婚11周年を迎えて「結婚しようと決めた理由」を検証した結果

こちらでは、結婚11周年を迎えて、わたしが妻と結婚しようと決めた理由がどうだったかを振り返ってみます。

「結婚しようと決めた理由」は間違えていなかった

結論としては、私が妻と結婚しようと決めた理由は間違えていませんでした。

もちろん、この11年間、すべてが順風満帆だったわけではありません。すれ違いや誤解からけんかしたことも二度や三度ではありません。

ただその度に、お互いに本音で向き合って解決してきました。

だからこそ、

年月が経つほど夫婦としての絆が深まってきていると感じています。

もともと、性別はもちろん、生まれや育ち、性格や経験などもまったく違う「他人」同士なので、意見や習慣などが異なって当たり前です。

そういうときに、お互いに相手の心の声に耳を傾け合い、歩み寄ることで、よりお互いを深く理解し合うとともにより良い方向性が見つかっていく。

そのことをこの11年の結婚生活を通して確信しましたので、私が妻と結婚しようと決めた理由は間違えていなかったと思っています。

みよし

次に、私がそう思える典型的なエピソードをご紹介しますね。

「子ども2人目を望むか論争」で確信

私が妻ととことん話し合って解決した特徴的なエピソードのひとつが、子ども2人目を望むかを決めたときのことです。

私たちはお互いに38歳で出会って結婚。不妊治療を経て40歳でなんとか子宝に恵まれました。

妻は仙台での里帰り出産でしたが、病院に入ってから出産まで36時間の難産。私も横浜から駆けつけて、24時間に及ぶ分娩に立ち会いました。

母子ともに無事で産まれてきてくれたときの感謝と感動は、昨日のことようにはっきりと覚えています。

本当に大変な出産でしたので、私としては「もう十分すぎるくらいにありがたい」と感じ、二人で子どもをがんばって育てていこうと思っていました。

しかし、女性ホルモンのエネルギーが強力だったのでしょうか。

なんと、しばらくして落ち着くと、妻は「2人目を産みたい」言い出したのです。

「あれだけ、まさに死ぬような思いをしたのに本気??」と、私は思わず聞き返してしまいました。男の私には理解しがたい女性の本能なのか、妻は本気でした。

私にも兄が2人いましたので、できることなら息子にもきょうだいがいたほうがいいなとは思っていました。

ただそのとき、私たちはすでに41歳

もう一度妊娠するだけでも大変なのに、たとえ妊娠できても母子健康で産まれる確率は年々下がっていきます。

それだけではありません。38歳という晩婚で、不妊治療をがんばってなんとか40歳にして元気な子宝に恵まれたこと自体が、奇跡ともいえる状況。

両家の親はすでに高齢で、私たちもけっして若くなく、親や自分たちの老後のことも真剣に考えないといけないなかで、目の前に産まれたばかりの大事な命がある。

そんななかで「もう一人」を望むべきなのか?何を優先すればいいのだろうか?

私たちは、何度も話し合いました。

妻の「また産みたい」という気持ちも大事にしてあげたいし、我が家全体の将来のことも考えないといけない……本当に悩みました。どうしても結論を出せず、お互いに話題にするのを避けた時期もあったくらいです。

そして何度も話し合って最終的に、自分たちの「もう一人ほしい」という欲求より、目の前にある小さな命への責任と、親や自分たちの将来を含めた家全体のバランスを取ることを優先して、「2人目」をあきらめることにしました

これは、私たちにとって本当に苦渋の選択だったのです。しかしそれと同時に、

幾度となく真剣に向き合って結論を出したことで、息子を含めた三人がかけがえのない「家族」であることを改めて強く感じた瞬間でもありました。

こういうデリケートで大事なことも、きちんと向き合って話せる関係でいたいです。

みよし

そうですね。結婚生活は日常そのものなので、しっかり向き合えることが欠かせないですね。

結婚の決め手がわからない人へ|ご相談をお待ちしています

結婚の決め手がわからない人へ|ご相談をお待ちしています

私が妻と結婚しようと決めた理由は、「この人とならこれから何か問題があっても、話し合って進めていける」と思ったからでした。

人によってお相手と結婚しようと決める理由は千差万別です。どれが正しいということはありません。

ただ確実に言えることは、結婚は「婚活のゴール」ではあっても「人生のゴール」ではけっしてないということ。

目の前のことだけでなく、将来にわたって本音で話し合っていけるような、結婚後を見据えたパートナー選びが大切です。

そのようなすばらしいパートナーに出会っていただくために、私がお客さまにどのような姿勢でお手伝いさせていただいているかについて、下記の記事で詳しく書いています。こちらも、ぜひお読みくださいね。

パートナーをどのように決めればいいのかわからないときは、遠慮なくご相談ください。オンラインや出張(神奈川県・東京都の一部)で無料相談を受付中です。

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この記事を書いた人

お見合い33回を経て結婚した経験を活かして、結婚相談所エールマリアージュを運営。式場まで決まってから婚約破棄した経験もあり、お客さまの気持ちに寄り添うことを徹底。「成婚ありき」ではなく「お客さまの人生」を優先した対応が高評価を得ている。「IBJ Award2023」など、各結婚相談所連盟からの受賞多数。

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