「バツイチじゃなくてマルイチなんです!」
これは、最近知り合った離婚経験のある人が言っていた言葉です。
私は、「なるほど、おもしろい視点だなぁ!」と思いました。
一般的には「マイナス」のイメージが強い離婚歴ですが、ある意味では「マイナス」ではなく「プラス」の経験になる、それくらいの気構えが大事ですね。
その人が妙にさわやかだったのが印象的でした。
もちろん、なるべくなら離婚しない方がお互いにとって良いのは間違いありませんが、場合によってはそれほど回り道をしたからこそ大事なことに気付けるということもあります。
ただ、だからと言って、「離婚しても気にしなくいいんだ」などという安易なプラス思考に走るのではなく、次に活かすことが大切です。
再婚を目指す上では、次の3つのポイントを意識してみてくださいね。
① むやみに相手のことを悪く言わない
離婚に至るまでには、二人にしか分からないことが多くあるはずですが、基本的にどちらか一方だけに原因があることはほとんどありません。
例えば、浮気をすればもちろん、浮気をした方が99.9%悪いです。
それは間違いありません。
でも、浮気をされた方には全く改善の余地がなかったかと言えば、一概にそうとは言い切れないことも多いです。
直接的な原因は相手にあったとしても、そこに至る過程で自分にできることはなかったか、自分の非も潔く認めることが前向きに進むために大切です。
そして、その姿勢は次に出会う人に対して必ず、言葉にしてもしなくても伝わる重要なメッセージになります。
辛いかもしれませんが、ぜひ気を付けてくださいね。
② 反省を活かして、次に出会う人への理解を示す
次に出会うお相手が初婚であろうと再婚であろうと、その人なりに一生懸命頑張って、大変な人生を歩んで来たことは確実です。
離婚に至ったあなたもとても悲しくて苦しいと思いますが、その状況を理解してほしいという気持ちが前面に出てしまうとお相手に理解されないことが多いです。
結婚生活は、あくまで「お互いさま」です。
お相手の気持ちや希望に耳を傾けることで、結果的にあなたの大変さや辛さも受け入れてくれることでしょう。
③ 出会う機会をとにかく増やす
いくら離婚率が高くなったとはいえ3割です。
やはり再婚の市場は初婚のそれと比べて小さい(初婚の人は、再婚の人に抵抗を感じることが多いです)ので、手段を選ばず出会いの頻度を上げた方がいいです。
婚活パーティやネット婚活で頑張っている人は積極的に結婚相談所も利用して、結婚相談所に既に登録している人は時間を見つけて婚活パーティにも参加してみましょう。
「数撃ちゃ当たる」という安易な考え方ではありませんが、再婚の場合は出会いの機会を意識的に増やしていくことも大切です。
いかがでしたか?
耳の痛い話もあったかもしれませんね。
「バツイチ」ではなく、「マルイチ」の経験だったと思えるようにするためにも、上記3つのポイントを意識して婚活を頑張ってくださいね。