そろそろ結婚したいなぁと思うと、いろんなことを考えるようになりますよね。
お相手の年齢、容姿、性格、家庭環境・・・どんな人が自分に合うんだろうっと。
完璧な人なんていないと思いつつ、いろいろと思いを巡らしてしまいがちです。
過去に苦い経験があれば、そのことをどうしても引きずってしまい、結果として偏った思考になってしまうこともよくあります。
「本当に自分と合う人と結婚したい」「元カレ(元カノ)とのような失敗はしたくない」、理由はどうあれ、結婚相手を慎重に選ぶ姿勢は、とても大切です。
いざ結婚してから、夫婦の相性が合わないとか、お互いを尊重できないとか、夫婦関係に不和が生じると本当に大変です。
私の周りにも、子どもができてから、夫婦関係が上手く行かず、奥さんが実家に帰ってしまっているケースもありますし、実際に離婚に至ってしまったケースもあります。
ご自身が絶対に譲れない価値観や環境などについては、なるべく妥協せず、その点だけは共感し合えるお相手を選ぶことが絶対に欠かせないので、慎重に考えるべきではあります。
しかし、「慎重に考える」ということと、「難しく考える」ということは、違います。
ご自身の希望とお相手の状況などを鑑みて、失敗しないように慎重に考えることはとても重要ですが、そのことを自分の中だけで「グルグル」思いを巡らしたり、お相手のイメージを決めつけてしまったりして、具体的な行動をあまり伴わず、行動しても長く続けず、難しく考えて前に進めないのは、いくら頑張っても逆効果です。
自分に合った結婚相手を見つけるのは、確かに簡単ではないかもしれません。
ただ、本当に大切なことは、意外にシンプルです。
突き詰めれば、「お互いの心に寄り添え合えるか」ということと、「最低限の生活基盤を築けるか」ということにほとんど尽きます。
その他の諸々の「条件」は、それぞれの好みという範疇を超えるものではなく、一緒に協力して生きていくパートナーとしては、その2つがあれば十分です。
そこに、少しでも他のことをプラスできれば、尚良いですね、ということです。
結婚生活を始めれば、独身時には思いもつかないような、本当に考えられないくらいに日常の一コマ一コマで、お互いに向き合う必要が出てきます。
自分の都合を優先してばかりで、お相手の気持ちに寄り添う姿勢を持てないと、早晩、その関係は破綻してしまいます。
お互いの考え方の違いにも配慮して、お互いを尊重し合う姿勢が、何より大切なのです。
また、いくら、お互いのことを思い合っても、物理的な生活が成り立たなければ、まさに本末転倒です。
どちらがどのようにして働くのかは自由ですが、そこに最低限の将来的な見通しが立たなければ、結婚できないのは言うまでもないことですね。
シンプルに考えすぎのように感じられるかもしれませんが、これらの両立を長く続けるのが、そんなに簡単なことではないことは、周りの家庭を見ているとよく分かります。
順調に暮らせている家庭は、あまり目立たないところで、きちんとお互いのバランスを取っているものです。
中途半端に駆け引きとかを考えず、素直にお互いのことを思い合え、お互いの心に寄り添い合えることは、本当に大切ですし、それが、幸せを実感できる決定的な要素でもあります。
この2点を重要視して、後は貪欲に活動していくことが、少しでも早く、納得できる結婚相手を見つけるとても大きなポイントのひとつです。
生涯のパートナーということで難しく考えすぎるのではなく、慎重に考えつつ、思い切って活動していきましょう!