婚活を頑張っている男性で、なかなかうまく行かないと感じている人は、もしかすると、あなたが気付かないところで思わぬ失言をしているかもしれませんよ。
男性のお客様からのご報告をお聞きして、「あらら…それはマズい。」と思うことも多いですし、女性のお客様からお相手の言動をお聞きして驚愕することもかなり多いです。
もちろん、女性の失言やマナー違反から信頼関係を築けないこともありますが、頻度としては、確実に男性の方が多いので注意したいですね。
今回は、婚活を頑張っても成果に繋がらず、その原因も分からないと感じている男性が、自分が気付かないうちに大きな失言をしていないかを確認して、対策を考えられるように書いてみます。
最後まで読むと、無意識的にどんな失言をしているかどうかを確認できますし、今までより自信を持って女性と話せるようになるかもしれません。
これ以上失敗したくないと思う男性や、女性に嫌われたくないと思う男性はぜひ読んでみてくださいね。
お互いが一番の味方でいられる結婚生活が一日でも早く実現するきっかけになるかもしれません。
結婚できない男性がつい言ってしまう失言7選
「子どもは何人ほしいですか?」
いかにも子どもができるのは当然という前提での発言ですね。
お相手が子どもをどこまで望んでいるか分からないですし、妊娠・出産は女性にとってデリケートな話題です。
そして何より、
男性要因で子どもができないことも十分あることを、全く意識できていないことを露呈してしまうことになります。
もちろん、関係性がしっかり築けてから、そのように具体的な相談をするのはとても大事です。
ただ、まだ関係性が築けていない段階での、「子どもは何人ほしい?」という質問は、まさに、百害あって一利なしです。
「共働きしてほしいです」
当然のことながら、共働き自体は全然悪いことではないのですが、
男性は、単純に世帯年収を増やすことしか考えていないことが多いですね。
共働きするということは、お互いに家を空ける時間が多いということ。
つまり、お互いの帰宅後や休日に、家事や子育てをするということです。
朝が早かったり、帰りが遅かったりするなら、その間の食事はどうするか、
子どもの保育園送迎はどうするかなど、
具体的な生活をある程度イメージできていないと、現実感がないと思われます。
共働きを考えるときは、世帯年収のことだけでなく、しっかり生活の流れもイメージすることが大切です。
「家事はちゃんと手伝います」
女性が専業主婦になるならまだしも、パートでも働くなら、家庭の状況は普通の共働きとほとんど変わりません。
安易に収入の差で家事のことを考える男性も多いですが、時間を長く拘束されて、職場でさまざまな人間関係のストレスが出るなどの状況は同じです。
特に、共働きの場合は、
「手伝う」ではなく「分担」と考えるのが当然です。
もっと言えば、女性が専業主婦の場合でも、「やってもらって当然」という考え方ではなく、「自分ができないことをやってもらっている」という感謝の気持ちを忘れるようでは、健全な関係は築けないです。
言葉をひとつ間違えただけでも、全く違う印象になることもあるので、注意したいですね。
「料理は得意ですか?」
男性としては何気ない質問のつもりというのも分からなくはないですが、女性にとっては試されている感じがしますし、家政婦じゃないよと思ってしまうものです。
これも、特に関係性が浅い段階で言ってしまうと、本当にマイナスでしかないです。
逆に男性が、女性に「出世しますか?」と言われるのと、同じようなものです。
もちろん、会話の流れで、料理の話題が出るのは全く問題ないですが、唐突に、お相手に確認するようなニュアンスにはならないように気を付けましょう。
「社会と繋がっていてほしい」
これも結構多いのですが、
「主婦は社会と繋がっていないから少しでも働いてほしい」
という、とても一面的で男性的な決めつけからの思い上がりです。
男性としてはちょっとした親切心くらいの感覚なのですが、大きな勘違いです。
専業主婦でも、家庭内外でいろいろな人との関わりがあり、そこには社会が存在します。
そもそも、先ほど挙げたように、共働きで生活を回す大変さをリアルにイメージできていないからこそ、安易に出てくる言葉のひとつです。
女性が、もっと積極的に社会に出ていくことをを望むなら、最大限に尊重してあげた方がいいですが、男性が言うことではないです。
「元カレはどんな人でした?」
お相手にとって自分がどうなのかを知りたいという不安からの質問ですが、これも、全く逆効果です。
過去の人がどんな人であれ、あなたに対して「いい」と思えば、関係性はちゃんと築けるものです。
もしかしたら、お相手は、元カレのことを忘れたくて頑張っているかもしれません。
そもそも、そんな個人的なことに、土足でズカズカと上がってくるようなデリカシーのない人間ということを、自ら伝えているようなものです。
安易に答えのヒントを知ろうとするような、浅はかな考えはやめた方がいいですね。
「趣味を理解してほしい」
結婚相手への条件として、「趣味への理解」を挙げる人は、本当に多いです。
もちろん、結婚してもできる範囲でお互いの趣味や、一人の時間も取れるようにした方がいいと思います。
でも、結婚も見据えた出会いで、最初から趣味を理解してほしいと言われると、女性としては優先順位が違うと思ってしまいます。
二人の生活、家族の生活があってこそのお互いの趣味
という感覚でないと、女性には理解されづらいですね。
たとえ、その趣味が同じで意気投合したとしても、日常の生活を回していかないといけないですから、「順番が違う!」となってしまいます。
思わぬ失言で女性に嫌われないための考え方
男性がつい言ってしまう代表的な失言を挙げましたが、では次に、どのような考え方に気を付ければ、無意識的に女性を引かせてしまような発言をしないで済むかを見ていきます。
相手がどう思うかを想像する
まず、性別、生まれや育ち、性格などが違う相手が、
「自分がこんなことを言うとどう思うのか?」
を想像してみる習慣をつけることが、最も大切です。
そう言うと、多くの男性は、「相手のことをしっかり考えているつもり」と言います。
ただ、自分がそのまま相手側に回っても、「自分」から「自分」に確認しているだけなので、自分の考えに全く違和感がなくて当たり前です。
自分とは違う相手がどう思うかを、しっかり想像することが重要なのです。
慣れないと難しいかもしれないですが、少なくとも一歩立ち止まって、相手の状況や気持ちを考えてみるようにしてみましょう。
理解してから理解される
これは、よく言われる言葉ですが、私たちは、
相手のことを先に理解してから自分のことを理解してもらえる
ものです。
決して、逆ではありません。
きっと、あなたも、相手から「こうしてほしい」「ああしてほしい」とどんどん言われたら、引いてしまいますよね。
先に、「分かってほしい」という気持ちが強いと、相手には恐ろしいくらいに伝わらないのです。
まず、自分から理解して歩み寄る姿勢を持つことが大切です。
結婚生活をリアルにイメージしてみる
経験がないことなので難しいかもしれませんが、
たとえば、
一緒に暮らして、お互いに朝7時から仕事に行って、18~19時に帰ってくるとしたら、どうやって家事を回せばいいかななどと具体的に考えてみることが大事です。
相手がやってくれる前提ではなく、自分事としてイメージしてみることがポイントです。
そうやって結婚生活から逆算して考えることがある程度できれば、女性とのギャップも生じづらくなりますよ。
まとめ
男性が何気なく言っていることで、命取りになっていることは意外に多いです。
男性が気付いていないだけです。
相手の気持ちを想像して、自分から相手を理解するように心がけて、実際の結婚生活をイメージしながら接することで、失言が減り、信頼関係を築きやすくなります。
結婚生活は、本当に長いです。
幸せで楽しいと思える結婚生活を送るために、ぜひ、次の出会いから意識してみてくださいね。