傷ついても疲れても立ち上がる人が幸せを早く見つける

いつも無料相談に来られた方には、正直に、

「婚活は地道で大変ですよ」

とお伝えしています。

 

入会してもらいたいがために、「お相手はいっぱいいますよ!」「すぐ結婚できますよ」などと、耳ざわりの良い言葉を並べて勧誘する相談所が多いようですが、実際に多くの婚活を経験してきた私には口が裂けても言えることではありません。

そんなに簡単に見つかるなら、希望者が殺到して、実際に成婚者が溢れているはずですが、現実にはそんなことは起きていません。

 

婚活、特に結婚相談所での婚活は、住民票や独身証明書、学歴証明書などの多くの書類を揃えたり、写真を撮影したり、プロフィールを作成したりすることから始まり、地道にお相手を探して申し込んだり申し込まれたりするなど、とても粘り強く頑張る必要があります。

お会いできたらできたで、継続的にお会いするかを考えながら、時間を割いていく必要があります。
私は、相談所での婚活だけでも、お見合いを33回経験しましたので、婚活がカンタンと言う人の声はほとんど耳に入って来ません。

 

もちろん、稀に、活動スタートして運よく一生の伴侶を見つける人もいますが、それはあくまで例外であり結果論でしかありません。

何度も断られ、何度も自分にとって明らかに「対象外」の人と会って、疲れたり傷ついても、少し休んで立ち上がれる人だけが比較的早くに婚活を卒業できます。

いたずらに精神論を説くつもりは全くありませんが、それくらいの気概というか覚悟がないと、かなり難しいですね。

 

なぜなら、

いわゆる適齢期を過ぎると、婚活で少し断られたり、別れたりすると落ち込んで立ち止まっている間にも、どんどん婚活市場での位置が悪くなるだけだからです。

精神論ではなく、客観的な事実として、しっかり頑張る必要があるのです。

 

そう考えると、婚活は苦しいものでしかないように感じられるかもしれませんが、やはり、結婚して家庭を持つというのは、本当に何ものにも代えられません。

守るべき家族、助け合っていく家族がいるというのは、独身のときには想像もつかない充実感があります。

 

もちろん、毎日生きていく上では大変なことも多いですが、その中でもいろいろ学びながら、共に成長していけるのは家族だからこそです。

「運命の人」が現れるまでは、そんなことは「遠い世界」のように思えるかもしれませんが、逆に言えば、一人見つかれば、一気に新しい世界が開けるということです。

ぜひ、手遅れにならないうちに頑張ってくださいね!

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