「結婚相手はどんな人がいいの?」
「いやぁ、そんな、普通の人でいいよ、普通の人で。」
そんな会話した覚えはありませんか?
たいていの人は、自分が「高望み」しているとは思っていないものです。
「ハーバード大や東大卒で年収2000万円以上の男性」
「モデル雑誌に出るような美人女性」
それが「高望み」だと思っていることが多いです。
なので、自分はそんなことを望んでいない。本当に普通の人でいいんだって思うのです。
でも、ちょっと待ってください。
そういう人も、実際には「年収600万以上の男性」や「写真写りが良い女性」だけを狙っていたりすることも多いものです。
国の統計でも、年収600万以上の人は既婚者や50代以上の人を含めても30%もいないですし、普通に頑張っている女性が、写真写りが良いとは限らないです。
そこで、提案です。
本当に「普通」の人でいいなら、まずお相手の不安を察してあげましょう。
今時、男性もどんなにまじめに頑張っても年収が上がりにくい時代ですし、スタイルに自信がなかったり料理もあまりしたことのなかったりする女性も珍しくありません。
他にもいろいろな「不安」が私たちにはつきものです。
あなたにだって、何かしら、お相手に認めてもらいたい不安はあるのではないですか?
だったら、まず、あなたからお相手の不安に関心を持って、何かできないか考えてみてはどうでしょうか?
どうしても、婚活は知らず知らずのうちに、「選ぶ側」の気持ちが強くなってしまいがちです。
そして、そういう人ほど、自分では「選ばれる側」のこともしっかり考えていると思い込んでいるから始末が悪いのですが。
それはともかく、
婚活は、「選ばれる側」であることを基本的に意識している人の方がうまく行きやすいです。
もちろん、最後にはしっかり自分で「選ぶ」ことが大切なのですが、基本的なスタンスが、お相手に関心を持って、お相手の気持ちを考えるようになっているかどうかが大切です。
婚活でいろんな異性に会うと、中には、「えっ??」と常識を疑うくらい失礼な人や空気を読めない人、自分勝手な人と出会ってしまうことも少なくないです。
流れが悪い時は、そういう人との出会いが続いてしまうことさえあります。
そういう人たちは当然、相手にしなくて良いのですが、感情まで大きく揺さぶられて、あなた自身も「選ぶ」意識が強くなりすぎないように心がけたいですね。
私も婚活していた頃、いくら誠実に接しようとしても、傍若無人な対応をされてイヤになったことは、一度や二度ではありませんでした。
でも、そういうときに、「こんな人はイヤ!」、だから、「もっと良い人を!」という思考になりすぎてしまうと、あなた自身が今度お会いするお相手から、「求めすぎ」と思われるかもしれません。
あなただって、お相手から配慮されたり、気にしてもらえたりしたらうれしいですよね?
イヤなことやおもしろくないことがあっても、なるべくフラットな気持ちに切り換えて、お相手のことを先に意識して動くことでチャンスを広げてみてはいかがですか?
ぜひ、頑張ってくださいね。