あなたは、結婚相手にどんなことを求めたいですか?
性格、容姿、年収、結婚観、金銭感覚などなど、人それぞれにこだわりがあることでしょう。
自分が納得できる結婚相手でなければ長続きしないですから、当然のことですよね。
ただ、そのときに注意してほしいのが、
心のどこかでやっぱり「完璧な人」を求めていないですか?
ということです。
たとえば、「一人暮らしをしたことのない男性はイヤだ」という希望がある女性がいたとしましょう。
一人暮らし経験はもちろん、料理や選択など家事ができる男性と出会えたら大歓迎かもしれません。
でも、もしその男性が家事を完璧にできすぎたらどうでしょう?
そこに女性が入り込む余地はなかったら、逆に寂しさや物足りなさを感じてしまうのではないでしょうか。
もし、料理が得意な女性を求める男性がいたとして、お相手の女性が管理栄養士顔負けくらいの教科書通りの完璧な料理ばかりを作ってくれたらどうでしょうか?
健康に役立つ料理ばかりで本来完璧なはずですが、たまにはジャンキーな食べ物も欲しくなるときがあるのではないでしょうか。
「いやいや、そこはバランスを取ってほしいな」と思うかもしれませんね。
ただ、自分が望む内容を、自分が望むレベルで、自分が望むタイミングで対応し続けてくれる人なんて、世界中探してもいないでしょう。
多くの人は、そこまで完璧な人はいないということは頭では理解しているのです。
でも、ひとつひとつ確認していくと、結局、「それって、あなたにとって完璧すぎる相手を求めてないですか?」ということになってしまうのです。
実は、
自分で意識していないのに「完璧」を求めてしまっているという状態が、一番結婚から遠いタイミングなのです。
まだ自分で分かっていれば、少しずつ修正することも可能なのですが、自覚できていないと、ますます悪循環に陥ってしまいます。ぜひ、一度しっかり自分の状態を見直してみてくださいね。
そのとき、
逆に、あなたはお相手の希望にどれだけ完璧に応えられるのか
これを考えてみると良いでしょう。
きっと、あなたが想像する以上に大変なことが出て来るはずですよ。
お互いに足りないところを補い合うのが夫婦です。
だからこそ、お互いへの愛情が深くなり、絆も強くなるのです。
これを機会に、ぜひ、あなたが結婚相手に求めていることが、実は「完璧な」ものでないか確認してみてくださいね。