エール マリアージュのホームページやブログを読んでくださっている方には、ある程度お分かりいただけるかと思いますが、私は、婚活に相当の時間と費用をかけました。
いろいろなことにチャレンジして相談所の活動も始めたので、納得していますし、全く後悔していません。
むしろ、あの時の頑張りがあったから、今の幸せな生活があると思っています。
ただ、やはり、なるべくなら余計な時間や経費は使わない方がいいですよね。
婚活は、本来、本当に地味な活動の積み重ねですし、正直、上手く進まないことの方が多いくらいです。
こちらでご縁を持たせていただいた皆様には、本当に、少しでも早く納得できるご結婚相手を見つけていただきたいと思います。
本気で結婚したい方が集まる会員専用システムは、本当におススメです。
その証拠に、私は、この事業を始める前から、独身の知人や同僚には、会員専用システムを使った結婚相談所の活用を薦めていました。
私が味わったような孤独な戦いではなく、少しでも前向きに、楽しく、パートナー探しをできるよう、お手伝いさせていただきたいと心から思っています。
そして、ご相談に来ていただくお客様には、大手の結婚相談所さんでイヤな思いをされてきた方が多いです。
当方としては、お仕事をいただけるチャンスになると言ってしまえばそれまでですが、同じ婚活経験者としては、正直なところ、複雑な気持ちになってしまいますね。
「データマッチングだけで全然相談に乗ってもらえなかった」「紹介人数が少ないのに、費用がとても高かった」「説明会の日にちを変えようとしただけなのに、勧誘がすごくしつこかった」などなど、例を挙げれば、枚挙にいとまがありません。
私自身も、かなり前に、そのような経験をしたことがあるので、お客様がおっしゃる気持ちがとてもよく分かります。
こちらは、真剣に結婚したいと思って活動しているのに、完全に「ないがしろ」にされる感覚は、経験した人にしか分からないほど非常に悲しいものがありますね。
もちろん、大手さんには、大手さんにしかない「ブランド」という強みがありますし、そこで活動することを好まれる方もいらっしゃいますし、大手さんを否定する気持ちはありませんので、誤解されないでくださいね。
ただ、単純に、不思議な気持ちになってしまうのです。
例えば、「なぜ、入会至上主義になってしまうのか？」ということです。
相談所での婚活も、お相手探しや、お見合いの申し込みや申し受けから交際など、地味で根気がいることも多い中で、良いことばかり言って無理に入ってもらってもほとんど意味がないのですが、会員数を維持するために、そのような傾向になるところが多いですね。
おそらく、どんな業界でも言えることだと思いますが、企業として徹底的に効率と規模の拡大を求めていくと、お客様目線からどんどん離れていってしまうということはよくあります。
社員数が増え、固定費がかかればかかるほど、それを維持するために売上を作り出さないといけないわけですから。
結婚相談所もまともに運営しようとすると、目が行き届く会員様の数は限られますし、担当者が変われば、同じ質のサービスを提供できるとも限らなくなってきますので、従業員を多く抱えるためには、非常に質の高い経営を求められます。
きれいごとに聞こえてしまうかもしれませんが、そのような中で、なぜ、私が結婚相談所を運営しているかと申しますと、お客様に本当に納得のいくご結婚相手を見つけていただきたいからです。
仕事でさせていただいていますので、慈善事業ではありませんが、実際に相談所で婚活をして、イヤな思いもたくさん経験しながら、あきらめずに頑張って結婚に至った自分だからこそ、お役に立てることがあると信じています。
婚活は、何より、ご本人が前向きに取り組まれることを抜きにして、成就することはありえませんが、活動の中で、ご本人が意外に気付きにくい客観性についてお伝えしたり、私の経験からアドバイスさせていただいたりすることで、お客様が前に進むお手伝いをさせていただいています。
