今日は、「女心」について書いてみます。
テクニカル的なことは、別の機会に少し書こうと思いますが、そんなに重要なことではありません。
なぜなら、「女心」も「男心」も、最も大切なことは同じだからです。
最も大切なこととは、「相手を気にかける」ということです。
私は、これを、「ギブ&ギブ&テイク」と呼んでいます。
いわゆる「ギブ&テイク」という、「お互い様」というところからもう一歩踏み込んで、「ギブ」をもう一つ増やす感覚が大切です。
これは、決して言葉遊びではなく、コミュニケーションを円滑にし、信頼関係を強くするために、本当に重要なことです。
私も含め、ひとは、自分では相手に対して気を遣い、フォローしているつもりになりやすいのですが、相手がそれをどこまで感じ取れているかは、相手の心境や周りの状況などによって左右されるため、自分が期待する反応が相手から返って来ないと、「あれっ、なんで?」となり、すれ違いが始まってしまうのです。
そこで、もう一歩踏み込んで、「ギブ」を増やす、つまり、相手の心情に寄り添い、声を掛けたり、手伝ってみたり、話を聴いてあげたりしてみるのです。
女心あるいは男心が分かる、分からないということもとても大切ですし、性別によって思考回路が異なることもたくさんありますし、求めるものも違いますが、その前に、もっと基本的なこととして、「相手を気にかける」ということを強く意識することをおススメします。
例えば、お付き合いしている女性がいて、話が盛り上がって夜遅くになってしまい、あなたは次の日が朝早く起きないといけません。
そして、あなたは最近ずっと忙しくて、疲れが溜まっています。
そのとき、どうしますか?
正解はひとつではありませんが、自分が疲れていて大変ということだけでなく、お相手の女性が夜遅くに一人で帰る不安まで気にかけられるかということです。
もちろん、無理して車で送って事故を起こしては元も子もないので、無理すべきということではなく、自分が大変なときでも、お相手の気持ちを少しでも考えられれば、どういう対応をしようとも、信頼関係は強くなっていきます。
これは、女性側にも同じことが言えます。
女心あるいは男心が分からないと悩む前に、ぜひ、人として、お相手のことを本当に気にかけられているかをチェックしてみてくださいね。