「効率的な婚活の方法は何ですか?」というようなご質問をよく受けます。
出会いパーティやネット婚活、合コンなど、皆さまもいろんなことにチャレンジされながら、試行錯誤されて頑張ってらっしゃる方が多いので、こちらとしても何とかお力になろうと状況に応じたアドバイスを一生懸命にさせていただいております。
効率的に結婚相手を見つけるためのポイントはいくつかあり、随時、当方のブログなどでご紹介させていただいております。
例えば、手段としては、<実は近道な結婚相談所への登録と劣等感・・・挽回を目指して>などに書かせていただいているように、本気で結婚したいと思われるなら、やはり、結婚相談所のシステムを利用されるのが最も効率的です。
ただ、当然のことながら、相談所を利用すれば、自動的に結婚相手が見つかるわけではありません。
ご本人様が前向きに一生懸命頑張って初めて、相談所の価値が出てきます。
そこで、今回は、どのような気持ち、スタンスで活動することが大切かについて説明させていただきます。
この辺りの勘違いをされる方が非常に多いので、ぜひ、参考にされてくださいね。
どのようなスタンスで婚活すると効率的か、それはズバリ、「自分を必要としてくれる異性の中で、自分が最も必要と思える方を探す」というスタンスです。
「えっ?!」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。
自分の結婚相手なのだから、自分が必要と思える方、魅力的だと感じる方を探すべきではないかと思われるかもしれません。
もちろん、それは決して間違いではありませんし、むしろ、基本的にはその通りです。
特に、20代くらいまでは、そのようなスタンスでどんどん恋愛経験を積んだり、恋愛の延長で結婚したりできるでしょう。
しかし、30代以降になると、ゼロからの恋愛を繰り返す時間もあまりないですし、そもそも、ゼロからの恋愛をするための出会いもとても限られます。
その中で、早く納得いく結婚相手を見つけようとすると、以下の理由で、少し考え方を変える必要が出てきます。
① 選ぶ側であると同時に、選ばれる側でもある
婚活は、ご自身の結婚相手を選ぶ活動でもありますが、同時に、異性から選ばれる活動でもあります。
もちろん、皆さまもこのことはご存知のことなのですが、知ってはいても、実感として腹に落としている方はとても少ないのが実情です。
そうは言っても、「こういう人がいい」「ああいう人がいい」と、「選ぶ」側の思考が圧倒的に優先されてしまうのです。
しかし、残念ながら、年齢が上がるにつれて、「選ぶ」要素より「選ばれる」要素の方がどんどん強くなっていくので、その変化を適切に感じ取る必要があります。
② 結婚は、恋愛とは違って日常の連続である
結婚は、毎週1~2回のデートを繰り返す恋愛とは違い、毎日毎日を一緒に暮らすことになりますので、「カッコいい」とか、「キレイ」とか言うことは、時間の経過とともにあまり価値を見い出せなくなります。
それより、日常の些細なことでも気軽に話し合え、一緒にいて気が楽な異性が、最も結婚相手としてふさわしいと言えます。
この2点を踏まえると、「自分はこんな人と結婚したい!」という希望だけでなく、「自分を必要としてくれる異性の中で、自分が最も必要と思える方を探す」ということを大切にしたスタンスが、最も効率的で、かつ、心地よい、パートナーの基本的な見つけ方になります。
このスタンスで婚活に取り組むと、あまり激しく一喜一憂しなくなりますし、比較的落ち着いて活動できるようになります。
以前にご相談いただいた40代の男性は、キャビンアテンダントの女性と絶対に結婚したいという思いで活動を続け、婚活歴15年ということでした。
ご本人様にも、上記のことを一生懸命にご説明し、何とかご理解いただき、少し柔軟に考えていただけるようになりましたが、これは、目的と手段を勘違いされている典型的な例です。
こちらの例は極端かもしれませんが、本質的には、こちらの例に近い勘違いをされている方が結構いらっしゃいます。
これを機会に、ぜひ、肩の力を少し抜いていただいて、ご自身に合った異性の方と、楽しく落ち着いた家庭を築くことをイメージしながら、婚活されてみてくださいね。