婚活では、まず出会いがないと始まらないのでどうしても「出会う」ことばかりに目が行ってしまいますが、実際には交際の方がもっと大切です。
いくら出会うことができても、その後の交際でお互いに信頼関係を築けないと結婚へは全く近づかないからです。
私が婚活していたとき、妻と出会う前に、ある看護師の女性と少しお付き合いさせてもらったことがありました。
シフトで夜勤もある方で大変だなと思ったので、お会いする日もなるべくお相手の都合に合わせるようにしていました。
それは当たり前の配慮なのでしばらくは何とも思っていなかったのですが、あまりに頻繁に急な変更がある上、そのことを気にされていない様子でした。
そして、あるときも、お相手の都合で会う日にちを変えた後、今度は趣味のオーケストラの打ち合わせが入ったからと前日にキャンセルになりました。
その後も同じようなことが続いたので、さすがにあきらめざるを得ませんでした。
ご本人はマイペースな方で悪気はなかったでしょうし、そもそも私に対して気持ちがなかっただけかもしれませんので、良いか悪いかの話ではありませんが、
もし本当に結婚したいと思うなら、お相手に歩み寄らないと先はないなぁ
と今改めて考えるともったいない気がします。
独身生活が長くなると、意外に、自分では当たり前と思っていることがお相手にとってはそうでないことも多くなります。
お相手がどう感じるのかに思いを馳せること
これがとても大切です。
そしてもっと言えば、
「先に」お相手のことを考えるようにすること
この「先に」というのがポイントです。
これはテクニックとしてではなく、純粋にお相手のことを思って行動することで、あなたの温かい気持ちがお相手に伝わり、信頼関係を築きやすくなるのです。
すると、結果として、お相手もあなたの気持ちを察してもらいやすくなります。
もちろん、冒頭のエピソードのようにお相手のことを考えて行動してもうまく行かないときもありますが、そのように心がけていると本当に相性が合う方と出会えたときにとてもスムーズに進展します。
少しでも早く納得できる結婚相手を見つけるために、先にお相手を思いやる習慣を大切にしましょう。