私は仕事柄、プライベートでも恋愛相談に乗ることが多いです。
ただ、お客様と違って、ご本人がまだ本気で結婚したいと思っていないこともあるので、アドバイスの仕方は少し変わりますね。
もちろん、本質的なアドバイスを求めている人へはしっかり踏み込んだことを言いますが、まだ「恋愛を楽しんでいたい」という雰囲気のある人へはそこまで深いことは言わないようにしています。
アドバイスは、聞く側が受け入れる準備ができていないと、ただのお節介、迷惑でしかないからです。
ただ正直なところ、心の中では葛藤が生まれることも珍しくありません・・・。
たとえば、30代半ばで、お見合いとは違う普通の恋愛だからと、告白もできないで片思いを続けて様子を見ている人を目の当たりにすると、
「あぁ・・・そのままだと、ますます婚期が遅れるよ・・・」
と言いたくなることもあります。
お相手のことが気になっていて、「好き」な気持ちもあるが踏み込む勇気はない。
でも、お相手が自分のことをどう思っているかは分からず、不安でいっぱい。
次に会ったときには何か展開があるかなと期待しつつ、実際には何も起きず・・・。
こうして立ち止まってしまう人は、友人によく相談しますが、恋愛相談を友人などにしても、残念ながら決定的に重要で時に厳しいアドバイスをしてくれることはまずありません。
よほどの信頼関係がなければ、友人にとってあなたとの関係を悪化させるかもしれないリスクを取ってでも、本質的でシビアなことを言う必要はないからです。
そのため、「まぁ、あまり自分を責めないで頑張ろう」みたいな、一見もっともらしいけれど核心には迫らない中途半端な結論になって、結局どんどん時間だけが経っていくという悪循環になってしまうのです。
生き方は人それぞれですので、本当に結婚する気がないなら全く構わないのですが、
そういう人に限って、5年後や10年後に「やっぱり一人じゃ淋しい・・・」と思って真剣に動き出そうとします。
でもその時には、婚活市場での自分の位置は大きく変わってしまっていて、異性になかなか相手にしてもらえないという悲しい状態になってしまいます。
30代以降の人で、結論を出せていない「恋愛」に時間をかけているなら、思い切って決断することも大事ですよ。
厳しいようですが、婚活は時間との闘いという要素も強いですので、そういうところは冷静に考えた方がいいです。
自分ではどうしたら良いか分からなくなったら、お気軽にご相談ください。
豊富な婚活経験から、あなたに合ったアドバイスをさせていただきます。