私たちは、どうしても、自分ができることよりできないことに先に目が行きがちですよね。
メジャーリーガーのイチロー選手は、野球ファンでなくてもその偉大さが知られているスーパースターです。
それでも、打率は4割を超えたことがありません。
つまり、10回打席に立っても半分以上はヒットにできないのです。あのイチロー選手でも、です。
婚活でも、男性なら、年収が少ない、イケメンでない、太りぎみ/痩せぎみ、人見知りなど、
女性なら、若くない、容姿に自信がない、家事が苦手、笑顔が得意でないなど・・・
できないことを挙げればきっとキリがないでしょう。
それが理由で振り向いてもらえない異性のことをいつまでも気にしても何も解決しません。
あなたが誠実にお相手のことを気にかけて、コミュニケーションを取ろうとしているならそれでOKなのです。
それ以外はあなたができることでアピールすればいいことですし、あなたと合う異性が現れたときにしっかり頑張ればいいのです。
自分ができないことにこだわって、必要以上に何とかしようとするのは全打席でヒットを打とうとするようなものです。
そんなことをしていると打てるボールも打てなくなってしまいます。
あなた自身の「できること」「得意なこと」を精一杯活かすことを考えてくださいね。
そして、もう一つ大事なのは、
お相手にも全打席でヒットを打つことを求めてはいけないということです。
野球を知らない人や実際にプレーしたことがない人でも、テレビでイチロー選手がヒットを打っているのを見ると、いとも簡単に打っているように見えますよね。
他人がしていることは難しくないように見えても、実際に自分でしようとすると全然できないというのは野球に限らずよくあることです。
だからこそ、お相手に対してもイチロー選手のようにどんなボールが来てもヒットを打ちまくることを求めないで、お相手のできるところを認めて助け合っていく気持ちを大切にしたいですね。
婚活では、自分は全然ヒットにできないのに、お相手が打てないと、「なぜ打てないんだ?!」と言っているような人が意外に多いですよ。
野球に例えると笑い話のようですが、結婚相手になるかもしれない人に対してそのような姿勢を取れば、決して笑い事ではありません。
あなた自身のことについても、お相手のことについても、なるべく「できること」に焦点を当てて、「できないこと」はお互いに助け合って解決していこうとする姿勢を大切にしていれば、本当に相性が合う人が現れたときに確実にご縁が成就しますよ。
日頃からの心がけが大切です。頑張りましょうね!