結婚相談所での「交際」は、一般的な恋愛でのそれとは違って、お見合いしてからしばらくお互いを知るための期間である「仮交際」と、本格的にお互いに相手を絞って結婚へ向けてお付き合いしていく「真剣交際」の2つに分かれます。
そこで問題になるのが、複数のお見合いや交際を同時進行させるかどうかということです。
お客様の中には、「私は不器用だから、同時交際はできないです」と言われる方もいますし、相談所によっては同時進行を認めていないところもあります。
しかし、エールマリアージュでは、
結婚相談所での交際は同時進行がポイント
と考えて、基本的にお見合いや交際の同時進行をおススメしています。
もちろん、「真剣交際」の段階に進んだときは、ほぼ事実上、お互いに「この人と結婚する」と決まっている状態なので、この段階での同時交際は、一般的な恋愛で言う「二股」に当たるため認めていません。
その一方、「仮交際」の段階では、まだまだお会いしたばかりでお互いのことをほとんど知らない状態です。
2度、3度とお会いする中で相性が合いそうかどうかを見ていく期間です。
何度か会ってみて、「やっぱり違う」と思うことは珍しくないので、「お見合い⇒仮交際」のステップを1件ずつしか進めないと、時間だけがどんどん経っていく危険があります。
お見合いの日時の調整、実際のお見合い、その後週末に何度か会って・・・としていると、1ヶ月なんてすぐに過ぎてしまいます。
良いタイミングで次のお見合いが決まるかどうかも分からないので、タイミングが合わなければ、年間に何人も会えないという事態になってしまいます。
時間がどんどん過ぎてしまうのは、30代後半以降の婚活にとって大きなマイナスポイントです。
30代前半までと違って、1年1年の持つ意味が非常に大きいからです。
それにお会いする人数が少なすぎると、たとえ交際がある程度順調に進んでも、「ホントにこの人でいいのかな?」と必要以上に不安になってしまうことがあります。
そんな迷いも出ないくらい「運命的な出会い」に最初から巡り合えれば全く問題ありませんが、そこまでの決定打がない場合、いろんな異性と会って自分の価値観などを整理しておかないと適切な判断ができなくなることがあります。
自分の本心に逆らってもうまく行かないので、私もお客様が希望されれば1件ずつ進めますが、仮交際の段階まではなるべく同時進行で進めることをおススメしています。
もちろん、お見合いや交際を並行して進めると悩みや迷いも出て来ますので、必要に応じて何度でもこちらから足を運んで相談に乗らせていただくようにしています。
そうして、お客様と強力なタッグを組むことが、一日でも早く成果を出すための秘訣ですね。