結婚は一生の一大事。
そんなことはもちろん分かっていますよね？
たぶん、「生まれること」と「死ぬこと」、「大病を患うこと」に次いで人生で大きなことでしょう。
それは誰でも分かっていること。そう、分かっているはずですよね。
でも実際には早く結婚したいがために、自分の本当の気持ちをごまかす人もいます。
信じられない？？
そう、他人事として考えると確かに信じられないことでしょう。
ただ、あまり恋愛経験のない人が初めて異性と付き合えたり、恋愛経験がある人でも何年ものらりくらり付き合っていたりすると、
「何か頼りない男だけど結婚したらしっかりするかも」
「自分のことばかり考える女だけど家庭ができたら優しくなるかな」
「これまで付き合ってきた流れもあるし」
などと、周りが聞いたらびっくりするような理由で結婚を決めようとしてしまうことがあるのです。
他人事として考えているときと当事者になったときで、気持ちは違うかもしれませんね。
いずれにしても、
結婚したら相手が自分の希望する方向に変わってくれることを前提にするのは、大きな間違いです。
もちろん、それまで頼りなかった男性が、子どもが生まれてから責任感に目覚めて頼れる存在になったりすることもあるかもしれないです。でも、その可能性は低いでしょう。
なぜなら、結婚すると確実に独身時代より個人の自由は減ります。
お金にしても時間にしても何かを決めるにしても、一人で判断できることは減ります。
結婚前にお相手のことを思いやって協力しようという姿勢がない人が、自分の自由が減る結婚をしてから結婚前より大きく前向きになったり協力的になったりすることに価値を見出すとは思いづらいからです。
ひとたび結婚してしまえば、まさに日常の連続。
仕事などで出かけることはあっても、基本的に24時間365日を同じ屋根の下で暮らすことになります。
交際の段階では、「何となく」我慢したりスル―したりできたことにも確実に向き合わされます。
その辺りのことをしっかりイメージしないで結婚してしまうと、後から取り返しのつかないことになりますよ。
私は離婚の経験はありませんが、婚約破断の経験はあります。それでも本当に辛いものでしたよ・・・。
お相手のことを心から信頼できて、助け合えて、一緒にいてラクと思えないのに、気持ちをごまかして結婚することは絶対にやめましょう。
その人との関係を終わらせてまたイチから出会いを探して関係を作っていくのは、めちゃくちゃ面倒くさいですし大変なことです。
でも、結婚は、スーパーで夕方に値下げしている惣菜を衝動買いするのとはワケが違います。
本当に幸せな結婚を果たすために頑張りましょう！
